京都記念ライヴ観戦
06年、07年の目黒記念を制したポップロック(牡9歳、栗東・角居厩舎)が2月18日付でJRAの競走馬登録を抹消した。今後は、アイルランド初の日本人トレーナーである児玉調教師のもとで競走生活を続ける。 JRAでは通算35戦7勝、海外通算3戦0勝。G1タイトルには手が届かなかったが、06年の有馬記念、07年のジャパンCで2着。06年の豪メルボルンCでも2着し、同厩舎のデルタブルースとワンツーフィニッシュを決め、話題となった。また、ホッカイドウ競馬のコスモバルク(牡9歳、田部厩舎)も同じくアイルランドへ移籍する。
2月20日の京都競馬第4Rの新馬戦でシェイク・モハメド殿下の所有馬(ノトーリアス、8着)がJRAで初めて出走した。昨年11月に本邦外居住者4氏がJRA馬主登録したが、出走したのはこれが初めて。
2月20日のクイーンCで11位入線したビービーエーディンは直線で急に外側に斜行してメイショウスズランの走行を妨害したため12着に降着となり吉田隼人騎手(26歳、美浦・フリー)は2月27日から3月7日まで開催日4日間の騎乗停止となった。
2月6日に中京競馬場で行われた小倉大賞典の枠入れの際に発生した発馬機の誤動作(前扉開扉)についてJRAは調査を行ったが、機械上の不良箇所は発見されず、発走委員が発走合図を送った事実も認められなかったことから、原因を特定するには至らなかった。今後は発走業務に万全を期するため、発馬機材の点検・整備、作業マニュアルの徹底を図り、機材の更なる改良を進めるとしている。
昨年の2歳女王アパパネ(牝3歳、美浦・国枝厩舎)が栗東へ入厩した。3月6日阪神のチューリップ賞で始動予定。同馬は昨年の阪神JF時も栗東で調整され、同レースを制している。
中山グランドジャンプ(4月17日、中山、J・G1、芝4250メートル)の欧州地区予備登録馬が2月18日、JRAから発表された。予備登録馬は次の7頭。 フィクスザリブ(セン7歳)、ジノラッド(セン10歳)、カラハリキング(セン9歳)、スタン(セン11歳)、ジャンボリオ(セン5歳)、ロワデュヴァル(セン8歳)、トロック(セン6歳)
JRAは2月17日、高松宮記念(3月28日、中京、G1、芝1200メートル)に予備登録した外国馬を発表した。登録馬は次の3頭ですべて香港馬。 セイクリッドキングダム(セン7歳)、グリーンバーディー(セン7歳)、ウルトラファンタジー(セン8歳)
ミルコ・デムーロ騎手(31歳、伊)が2月19日、海外渡航届をJRAに提出した。渡航先はドバイ。期間は2月22日(月)から2月26日(金)まで。同騎手は1月30日から2月28日まで短期免許を取得している。
2月20日の東京競馬第5Rでコスモグレイスに騎乗し、直線でバランスを崩して落馬した津村明秀騎手(24歳、美浦・フリー)は検査の結果、第2頚椎骨折、右ひじ挫傷と判明。このため、同日の残り3鞍、翌日2鞍は乗り替わりとなった。