卒業、引退の季節
2月14日の東京競馬第2Rで後藤浩輝騎手(35歳、美浦・フリー)はオリオンザアルファに騎乗して1着となり、10555戦目でJRA通算1200勝を達成した。現役9人目。JRA重賞では44勝。主な勝ち鞍はJCダート、朝日杯FS、安田記念。 後藤浩騎手 昨日1つ勝ったことと、ファンの方から早いバレンタインチョコを頂いたことで元気になり、今日の記録達成につながったのではないかと思います。先月は2度落馬したりと散々だったので、今月は良い月にしたいと思っていました。とにかく勝つことが一番の目標でしたが、これからは元気に騎乗することも大きな目標にしていきたいと思っています。
JRAは2月10日、平成22年度新規調教師、騎手試験合格者を発表した。合格者は調教師が9名、騎手6名。免許交付式は新規騎手が2月22日(月)、新規調教師が2月24日(水)にJRA六本木事務所で行れる。 菊沢 隆徳(40歳、美浦) 新開 幸一(43歳、美浦) 高野 友和(34歳、栗東) 高柳 瑞樹(34歳、美浦) 田中 剛 (49歳、美浦) 千田 輝彦(40歳、栗東) 角田 晃一(39歳、栗東) 日吉 正和(38歳、栗東) 牧田 和弥(37歳、栗東) 川須 栄彦(18歳、栗東・本田優厩舎所属) 菅原 隆一(17歳、美浦・保田一隆厩舎所属) 高倉 稜(18歳、栗東・崎山博樹厩舎所属) 西村 太一(19歳、美浦・和田正道厩舎所属) 平野 優(20歳、美浦・二ノ宮敬宇厩舎所属) 水口 優也(18歳、美浦・加藤征弘厩舎所属)
新馬戦、野路菊Sを連勝した後に右前トウ骨剥離骨折が判明し、骨片摘出手術を行って休養していたリルダヴァル(牡3歳、栗東・池江郎厩舎)が2月11日に栗東トレセンに帰厩した。帰厩後の馬体重は510キロほど。2週間ほどプール中心で様子を見て、その後坂路入りする予定。今後の馬の状態次第だが、順調にいけば皐月賞に出走する。
07年のフェアリーS勝ち馬ルルパンブルー(牝5歳、美浦・坂本厩舎)が2月9日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道新ひだか町の千代田牧場で繁殖馬となる予定。通算成績は22戦3勝。通算獲得賞金7123万4000円(付加賞含む)。
2011年の第11回JBC競走が大井競馬場で行われることが、2月9日に開かれたJBC実行委員会で決まった。大井競馬場での施行は5回目となる。なお、本年の第10回JBC競走は船橋競馬場で11月3日(祝・水)に開催される。
2月28日付で栗東の福永甲調教師が引退、また美浦の佐々木亜良調教師が勇退することになり、2月10日にJRAから発表された。福永甲師は通算5959戦365勝、うち重賞で5勝。佐々木亜師は通算4946戦333勝、うち重賞4勝(成績は2010年2月14日現在、JRAのみ)。
2月28日付で塚田祥雄騎手(23歳、美浦・藤沢和厩舎所属)、西原玲奈騎手(28歳、栗東・梅田智厩舎所属)、橋本美純騎手(36歳、栗東・作田厩舎所属)が引退することになった。塚田騎手は1163戦71勝、西原騎手は589戦17勝、橋本美騎手は4828戦338勝、うち重賞1勝(2月14日現在、JRAのみ)。
菅原勲騎手が第27回フェブラリーSが行われる2月21日(日)に東京競馬場に来場することになった。同日の東京競馬第12R東京ウインタープレミアム(メイセイオペラメモリアル)の表彰式でプレゼンターを務める予定。菅原勲騎手は99年1月31日に行われた第16回フェブラリーSでメイセイオペラに騎乗して優勝している。
桜花賞を目指す笠松のラブミーチャン(牝3歳、柳江仁厩舎)が2月12日の地元重賞、ゴールドジュニア(SP3)から始動した。スピードの違いでハナに立ち、余裕のレース運び。最後も軽く気合をつけた程度で、危なげなく勝利を飾った。昨年は5戦無敗で兵庫ジュニアGP(Jpn2)、全日本2歳優駿(Jpn1)を制覇。NARグランプリ2009年度代表馬。