菊花賞に出走した3歳馬たちの今後のローテーションが決まった。大金星を上げたスリーロールスは12月27日の有馬記念(中山、G1、芝2500メートル)を目標に調整されており、15着に敗れたアンライバルドも雪辱を期して有馬記念へ。セイウンワンダーも同レースを視野に入れて調整中。リーチザクラウンも出走の構えだが、状態次第ではジャパンC(東京、G1、芝2400メートル)に出走する可能性もある。フォゲッタブルはジャパンCを目指すが、除外ならステイヤーズSへ。ナカヤマフェスタ、イコピコは11月29日のジャパンCに向かう。なお、ダービー馬ロジユニヴァースもジャパンCで復帰することが決まっている。 シャラナヤは5日来日 11月15日に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯(G1、芝2200メートル)に出走を予定しているフランスのシャラナヤ(仏、牝3歳)は11月5日の20時30分に関西空港に到着予定。輸入検疫を受ける三木ホースランドパークに入り、11日に京都競馬場に移動する。10月4日にロンシャン競馬場で行われた仏G1オペラ賞(芝2000メートル)の勝ち馬。
今年の安田記念で17着した後、戦列を離れているコンゴウリキシオー(牡7歳、栗東・山内厩舎)は10月28日付でJRAの競走馬登録を抹消された。JRA通算成績は29戦6勝、海外1戦0勝、地方6戦1勝。05年きさらぎ賞(G3)、06年金鯱賞、07年マイラーズC(以上G2)、08年かきつばた記念(名古屋・Jpn3)の重賞を制した。今後は韓国に寄贈される予定。
ステイヤーズS、鳴尾記念、中日新聞杯、カペラSに選出された外国馬が10月30日、JRAから発表された。各競走の選出馬は次の通り。 ・ステイヤーズS カラチオーラ(英、セン12) マーシュサイド(米、牡6) ・鳴尾記念 マーシュサイド(米、牡6) ・中日新聞杯 マーシュサイド(米、牡6) ・カペラS シングベイビーシング (米、牡6)
エリザベス女王杯に選出されていたフライングクラウド、ダイナフォース、フォーエヴァートゥギャザー、ジョリーズシンジュは出走を辞退した。
福島記念、京阪杯に選出されていたアルティストロワイヤル(米、牡8歳)の関係者から出走を辞退する連絡が入った。これにより、上記競走への外国馬の出走はなくなった。
10月31日の福島競馬第7Rでアグネスイカロスが1着となり、河内洋調教師(54歳、栗東)が05年3月1日の開業以来1073戦目でJRA通算100勝を達成した。重賞は08年関屋記念(G3)、中日新聞杯(Jpn3)、09年札幌記念(G2)の3勝。 河内師 今後も1頭1頭レースを選んであげて、故障のないようにやっていきたいです。騎手の時からファンの方に応援してもらっていますが、引き続き応援よろしくお願いします。
美浦の河野通文厩舎所属だった三浦皇成騎手(19歳)が10月31日付でフリーとなった。
田中剛騎手(48歳、美浦・フリー)の引退セレモニーが10月31日昼、東京競馬場ウイナーズサークルで行われた。JRA通算5253戦364勝(うち障害1420戦207勝)。中山大障害4勝など重賞では13勝。今後は美浦の柄崎孝厩舎で調教助手になる。 田中剛騎手 本日はこのような引退式を開いていただき、ありがとうございます。これまでには海外のレース経験などもさせていただきました。感謝しています。また、調教師、馬主、厩舎関係者の皆様、長い間支えていただき、ありがとうございました。ファンの皆様、ご声援ありがとうございました。
5回東京競馬3日目(11月14日、土)に3歳上1600万下のダート1300メートルが第12競走として編成されることが10月31日、JRAから発表された。今回の番組変更は、準オープン競走において出走予定馬が多く見込まれるため。これにより、当初第7競走に組まれていた3歳上500万下のダート1600メートル(牝馬限定)は取り止めになった。
JRAはフランス所属のアントニー・クラストゥス騎手(24歳)とクリストフ・スミヨン騎手(28歳)に短期騎手免許を交付した。クラストゥス騎手の身元引き受けは藤沢和雄調教師と馬主の里見治氏。スミヨン騎手は池江泰寿調教師と馬主の吉田勝己氏。両騎手とも期間は10月31日から12月30日までだが、クラストゥス騎手はフランスギャロより11月10日から11月13日までの騎乗停止処分を科されており、日本においても同期間中の騎乗は不可能となっている。
04年シーズンを最後に種牡馬を引退し、その後は栃木県のJBBA日本軽種馬協会那須種馬場で功労馬として余生を送っていたルション(父リヴァーマン、鹿毛)が10月26日、老衰のため死亡した。28歳だった。
10月31日に京都競馬場で行われたスワンSに登録していたジョリーダンス(牝8歳、美浦・堀厩舎)は右第1指骨剥離骨折を発症していることが判明したため、同レースを断念した。3カ月の休養を要する見込み。
11月1日の京都競馬第7競走でダスタップが最後の直線で急に外側に斜行し、他馬の走行を妨害、13着に降着(3位入線)となった。これにより、騎乗した佐藤哲三騎手(39歳、栗東・フリー)は11月7日から15日まで開催日4日間の騎乗停止となった。
石橋守騎手(43歳、栗東・フリー)はマカオジョッキーシリーズに出場するため、11月7〜10日までマカオへ出張する。