競馬ブックコーナー

記憶のなかの名馬・フジキセキ

	・ＪＲＡ所属の３頭が遠征取り止め		・松山将調教師が初勝利
	・ヴィクトリアＭ、京王杯ＳＣの予備登録馬		・中山ＧＪの外国馬が来日
	・ソーピーデンジャー辞退		・ポルトフィーノ、左寛跛行で桜花賞取消
	・鈴木慶騎手骨折		・大井で輸入外国馬が出走


ＪＲＡ所属の３頭が遠征取り止め

	５月18日にシンガポールのクランジ競馬場で行われる国際競走に選出され、招待を受諾していたＪＲＡ所属のシャドウゲイト、タスカータソルテ（シンガポール・エアラインズ・インターナショナルＣ出走予定）、ドラゴンウェルズ（クリスフライヤー・インターナショナル・スプリント出走予定）３頭は衛生条件をクリアできないため、出走が不可能となった。今回の同国際競走出走に関しては、日本とシンガポール政府間での協議の結果、出国前３カ月間に伝染病（馬インフルエンザを含む）の発生がない施設にいることが条件となり、ＪＲＡ所属馬はこの条件に抵触するため。　なお、ホッカイドウ競馬所属のコスモバルク（牡７歳、田部厩舎）はこの３カ月間、馬インフルエンザ発生施設に入厩しておらず、また３月29日の日経賞も馬インフルエンザ発生が確認されていない中山競馬場での競走のため、シンガポール入国、出走は可能となっている。

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松山将調教師が初勝利

	４月13日の福島競馬第９Ｒでノーキュアノーペイ（川田将雅騎手、57キロ）が１着となり、同馬を管理する松山将樹調教師（37歳、美浦）は、今年３月１日付で厩舎を開業して13戦目で初勝利を挙げた。　松山将師　今日の馬体重がプラス２キロということで、仕上げがどうかと心配していたのですが、馬が頑張ってくれたおかげで勝つことができました。まずは私に馬を預けてくださったオーナーの皆さんに心から感謝したいですし、そして、よく頑張ってくれた馬にも感謝したいと思います。

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ヴィクトリアＭ、京王杯ＳＣの予備登録馬

	ＪＲＡは４月９日、ヴィクトリアマイル（５月18日、東京、Jpn１、芝1600ｍ）に06年ＢＣジュヴェナイルフィリーズ米Ｇ１優勝馬ドリーミングオブアンナ（牝４歳、米国）が、京王杯スプリングＣ（５月17日、東京、Ｇ２、芝1400ｍ）及び栗東Ｓ（５月18日、京都、ＯＰ特別、ダート1200ｍ）に07年ロサンゼルスＨ米Ｇ３優勝馬セーラーズサンセット（セン５歳、米国）が予備登録を行ったと発表した。

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中山ＧＪの外国馬が来日

	中山グランドジャンプ（４月19日、中山、ＪＧ１、芝4250ｍ）に出走するグライディング（米、セン８歳）が４月８日午前８時16分に、翌９日午前６時12分にアラームコール（仏、セン８歳）が成田に到着した。

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ソーピーデンジャー辞退

	天皇賞・春（５月４日、京都、Ｇ１、芝3200ｍ）に選出されていたソーピーデンジャー（英、牡５歳）の管理調教師からこのほど、出走を辞退する連絡があった。これにより天皇賞への外国馬の出走はなくなった

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ポルトフィーノ、左寛跛行で桜花賞取消

	桜花賞に出走予定だったポルトフィーノ（牝３歳、栗東・角居厩舎）は左寛跛行のため、前日朝、出走取消となった。

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鈴木慶騎手骨折

	４月13日の中山競馬第４Ｒで落馬した鈴木慶太騎手（25歳、美浦・フリー）は肋骨々折、脾臓破裂、肺挫傷と診断された。入院加療を要するとのこと。

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大井で輸入外国馬が出走

	07年４月１日から試行的に２年間、海外既走馬の出走を認めている大井競馬で４月11日、初めて現役輸入外国馬のバーナスコーニ（セン４歳、大井・堀千亜樹厩舎）が出走した。米国産、ラーイ産駒。第９Ｒで単勝3.1倍の１番人気に支持され、早目先頭の積極的なレースをしたが、直線力尽きて６着だった。

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