競馬ブックコーナー

鉄人・安藤勝己

	・ばんえい競馬存続へ、帯広市が単独で開催		・大西騎手引退セレモニー
	・松岡騎手が骨折		・丸田恭介君が１着
	・武豊騎手騎乗停止も有馬記念はセーフ		・福永騎手騎乗停止


ばんえい競馬存続へ、帯広市が単独で開催

	北海道帯広市（砂川敏文市長）は12月14日、ソフトバンク・プレイヤーズ株式会社（藤井宏明代表取締役社長）との連名で、ソフトバンクグループ（孫正義代表）の支援を得て、ばんえい競馬を2007年度から帯広市単独で開催する方針を固めたことを発表した。　ばんえい競馬は旭川、帯広、北見、岩見沢の４市による北海道市営競馬組合で運営されてきたが、収益改善のメドが立たず、旭川、北見、岩見沢の３市が2006年度限りで運営から撤退することを表明していた。帯広市は地方競馬全国協会を介して、勝馬投票券のインターネット販売で協力関係にあるソフトバンク・プレイヤーズに打診し、協議を重ねた結果、北海道市営競馬組合解散後は帯広市がソフトバンク・プレイヤーズの100％子会社（2006年度中に設立予定）に競馬法上民間委託ができる業務の大部分を委託することにより、ばんえい競馬を存続させることで合意に至った。

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大西騎手引退セレモニー

	大西直宏騎手（45歳、美浦）の引退セレモニーが12月17日、全レース終了後の中山競馬場で行われた。ＪＲＡ通算6620戦521勝（うちＧ１では３勝）。既報通り、今後は千葉県のジャパンホースアカデミーで後進の指導にあたる予定。

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松岡騎手が骨折

	12月16日の中山競馬第９Ｒで松岡正海騎手（22歳、美浦・相沢厩舎所属）は発走前の輪乗りの際、他馬から右足を蹴られて負傷。検査の結果、右足腓骨骨折と分かり（全治期間は不明）、同日９Ｒ以降および翌日の阪神での騎乗は乗り替わりとなった。

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丸田恭介君が１着

	競馬学校騎手課程第23期生８人（９人予定も病気のため１人が欠場）による模擬レース（ダート1800ｍ）が12月16日、中山競馬の昼休みに行われ、タマモスオードに騎乗した丸田恭介君（20歳、美浦・宗像厩舎所属）が１着となった。

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武豊騎手騎乗停止も有馬記念はセーフ

	12月６日に香港のハッピーヴァレー競馬場で行われた第７競走での不注意騎乗（１周目のゴール板を過ぎたところで内側に斜行して他馬の進路に影響を与えた）により、香港ジョッキークラブ裁決委員から12月25日から07年１月17日まで騎乗停止処分を受けた武豊騎手（37歳、栗東・フリー）に対し、ＪＲＡは13日、裁定委員会の議定により、同騎手を12月25日から１月17日まで騎乗停止とした。ディープインパクトのラストラン、有馬記念での騎乗は可能となる。

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福永騎手騎乗停止

	12月16日の阪神競馬第10Ｒ摂津特別でジョウノオーロラに騎乗して４位に入線した福永祐一騎手（30歳、栗東・フリー）は直線で急に内側に斜行して他馬の走行を妨害したため10着に降着となった。福永騎手は12月23日から１月７日まで開催日４日間の騎乗停止処分を受け、これにより、24日に中山競馬場で行われる有馬記念での騎乗（アドマイヤフジ）は不可能となった。

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