買い忘れた 頼まれ馬券
コウエイトライは障害重賞最多勝に並ぶ 8月21日の新潟競馬第9R新潟ジャンプSをコウエイトライが制し、同馬に騎乗した高田潤騎手(29歳、栗東・フリー)が障害重賞全場制覇を達成した。現在、障害重賞は新潟、東京、中山、京都、阪神、小倉の6競馬場で施行されており、これは、新潟競馬場、小倉競馬場で障害重賞が行われるようになった99年以降、初めての記録。 また、コウエイトライ(牝9歳、栗東・山内厩舎)は、グランドマーチス、バローネターフに並ぶ障害重賞最多勝記録となる障害重賞7勝目を挙げた。 なお、高田騎手は最後の直線コースで外側に斜行、危険騎乗と認められたため、8月28日から29日まで騎乗停止となった。
8月15日に行われた北九州記念で1番人気に支持されながら5着に終わったデグラーティア(牝4歳、栗東・宮本厩舎)はレース後に左第3手根骨を骨折していることが判明し、19日付で競走馬登録を抹消された。通算成績9戦4勝。08年の小倉2歳S(Jpn3)を制した。引退後は北海道勇払郡安平町のノーザンファームで繁殖入りする。
08年のアーリントンC(Jpn3)の勝ち馬ダンツキッスイ(牡5歳、栗東・本田厩舎)は8月20日付でJRAの競走馬登録を抹消された。通算23戦3勝(うち地方1戦0勝、障害戦2戦0勝)。浦和競馬に移籍する。
ステキシンスケクン(牡7歳、栗東・森厩舎)が8月18日付でJRAの競走馬登録を抹消された。チリで種牡馬となる予定。通算成績は31戦4勝(うち地方2戦0勝)。重賞は06年アーリントンC、京成杯AH(ともにG3)の2勝。09年札幌記念16着の後は実戦を離れていたが、アイルランドに渡り、児玉敬調教師のもとで調教されていた。
ホッコーパドゥシャ(牡8歳、栗東・村山厩舎)は右前脚の種子骨靭帯を痛めたため、8月29日の新潟記念(G3、芝2000メートル)出走を回避し、放牧に出された。また、小倉記念の勝ち馬ニホンピロレガーロ(牡7歳、栗東・服部厩舎)も脚部不安が判明したため、出走予定だった新潟記念を回避し、こちらは三重ホースTCに放牧に出された。
8月12日に門別競馬場で行われたブリーダーズゴールドカップ(Jpn2)を4馬身差で圧勝したシルクメビウス(牡4歳、栗東・領家厩舎)は坂東牧場にリフレッシュ放牧に出された。秋は11月3日のJBCクラシック(Jpn1、船橋、ダート1800メートル)から12月5日のジャパンカップダート(G1、阪神、ダート1800メートル)に駒を進める。
小倉サマージャンプでレコードの2着入線した後、新潟ジャンプSに向けて調整されていたバトルブレーヴ(牡8歳、栗東・本田厩舎)は8月18日の調教中に右第1指骨複骨折を発症し、予後不良となった。JRA通算成績は56戦9勝(うち障害戦23戦4勝)、地方1戦0勝。08年夏には3連勝で小倉サマージャンプ(JG3)を制した。
07年のニュージーランドトロフィー(Jpn2)の勝ち馬トーホウレーサー(牡6歳、栗東・川村厩舎)は8月22日付で競走馬登録を抹消された。通算16戦4勝。今後は、鹿児島県姶良郡のホーストラストで余生を過ごす。
10月3日の凱旋門賞(G1、仏・ロンシャン、芝2400メートル)に出走予定のヴィクトワールピサ(牡3歳、栗東・角居厩舎)が、帯同馬のピサノヴァロン(牡4歳、同)とともに8月18日13時21分に成田空港を出発、同日中にアムステルダム空港に到着した。19日3時25分(日本時間10時25分)にはシャンティイのP.バリー厩舎に到着している。
10月3日に中山競馬場で行われるスプリンターズS(G1、芝1200メートル)の海外選出馬だったスタースパングルドバナー(愛、牡4歳)が同レースへの出走を辞退した。現時点での選出馬はグリーンバーディー、ウルトラファンタジー、ロケットマン、キンセールキングの4頭。