この1週間 の交遊録
8月7日に英アスコット競馬場で行われる、12人の世界のトップジョッキーによるチーム対抗戦・ドバイデューティーフリー シャーガーカップに世界選抜チームの一員として岩田康誠騎手(36歳、栗東・フリー)が出場することになった。なお、これに伴い、岩田騎手は7月15日、JRAに海外渡航届を提出した。期間は8月4日から9日まで。
7月18日に新潟競馬場で行われたアイビスサマーダッシュで2番人気の支持を得ながら10着に敗れたカノヤザクラ(牝6歳、栗東・橋口厩舎)は左第1指関節脱臼を発症し、予後不良となった。通算成績27戦6勝。重賞は08年アイビスSD(Jpn3)、セントウルS(G2)、09年アイビスSD(G3)の3勝。08、09年にサマースプリントチャンピオンの座に就いた。
タニノマティーニ(牡10歳、栗東・須貝彦厩舎)が7月14日付でJRAの競走馬登録を抹消された。通算成績は56戦9勝。重賞は08年キーンランドC(Jpn3)の1勝。函館競馬場で4勝を挙げており、引退後は函館競馬場で乗馬となる予定。
オグリキャップ最後の産駒ミンナノアイドル(牝3歳、美浦・尾関厩舎)が右前浅屈腱炎のため、7月15日付で競走馬登録を抹消された。1戦0勝。今後は北海道新冠の佐藤信広牧場で繁殖生活に入る。
84年の春の天皇賞馬モンテファスト(牡32歳、父シーホーク)が7月12日、繋養先の新ひだか町の中橋清牧場で心不全のため死亡した。天皇賞・春、宝塚記念などを制したモンテプリンスの全弟。通算成績は27戦8勝。02年からBTC軽種馬育成調教センターの助成金を受け、同牧場で余生を送っていた。
7月18日の小倉競馬第4R新馬戦でテイエムターゲットに騎乗して1着となった田嶋翔騎手(28歳、栗東・小島貞厩舎所属)が2000年3月4日の初騎乗以来1930戦目でJRA通算100勝を達成した。重賞は05年のアイビスSD(G3)の1勝。 田嶋翔騎手 100勝はひとつの通過点として、もっと上を目指して行きたいと思います。
アジアヤングガンズチャレンジ2010(7月18日)に出場するためシンガポールに遠征中の松山弘平騎手(20歳、栗東・池添厩舎所属)は7月16日、クランジ競馬場の第8R条件戦でメイクアリターンに騎乗したが12頭立て7着に終わった。
7月17日に英国のニューベリー競馬場で後藤浩輝騎手(36歳、美浦・フリー)と三浦皇成騎手(20歳、美浦・フリー)が騎乗した。後藤浩騎手は5R(芝約2000m、10頭立て)10着、6R(芝1400m、6頭立て)6着、三浦騎手は3R(芝1600m、9頭立て)8着だった。
栗東所属の野元昭嘉騎手(33歳)は7月21日付で野元昭厩舎所属からフリーに変更となる。
JRAは7月16日、宮崎県に義援金81万4002円を寄付した。口蹄疫被害者支援のため。JRAでは先月から全国の競馬場などで義援金を受けつけていた。