現役調教師も利用!競馬ブックweb
6月19日の福島競馬第10Rさくらんぼ特別でダイワナイトが1着となり、同馬を管理する池上昌弘調教師(62歳、美浦)は3777戦目で現役71人目となるJRA通算300勝を達成した。初勝利は89年4月30日、2回東京4日目第12Rでのサクラホープ(延べ4頭目)。 池上師 オーナーはじめ、すべての関係者の皆様のおかげで300勝を達成できました。これからも1つずつ勝ち星を増やしていきたいと思います。 翌20日には相沢郁調教師(51歳、美浦)が函館競馬第5Rをハイタッチクイーンで勝ち、現役114人目となるJRA通算200勝を達成している。3185戦目。これまでに99年オークス(ウメノファイバー)、05年スプリングS(ダンスインザモア)など重賞では9勝。 相沢師 馬主をはじめ、様々な関係者のご支援により200勝を達成できました。これからも皆様のご期待に応えられるよう努力していきたいと思います。
6月19日の福島競馬第9R開成山特別でサトノトップガンが1着となり、古賀慎明調教師(45歳、美浦)は現役169人目となるJRA通算100勝を達成した。1038戦目。今年のオークスなど重賞では5勝。 古賀慎師 一生懸命走ってくれる馬たち、生産、育成に携わってこられた方々、騎手、馬主、ファンの皆様に感謝しています。今年は初めてG1も勝てました。これからも応援に応えられるよう頑張ってまいります。
6月20日の函館競馬第12Rでワールドブルーが1着となり、同馬に騎乗した今年デビューの新人・西村太一騎手(20歳、美浦・和田道厩舎所属)が3月6日の初騎乗以来56戦目にしてJRA初勝利を挙げた。 西村騎手 ほっとしました。周りの同期が勝っていく中で、あせらないようにと自分に言い聞かせて乗ってきました。まだまだ未熟ですが、一戦一戦を大事に乗っていきたいです。
安田記念を制し、現在は放牧中のショウワモダン(牡6歳、美浦・杉浦厩舎)の秋緒戦は、10月10日に東京競馬場で行われる毎日王冠(G2、芝1800メートル)が有力となっている。
大阪杯の勝ち馬で、春の天皇賞11着の後は宝塚記念を目指して調整されていたテイエムアンコール(牡6歳、栗東・柴田見厩舎)は脚部不安を発症したため、同レースを回避する。放牧に出して立て直しが図られる。
英遠征中の三浦皇成騎手(20歳、美浦・フリー)は6月18日、グッドウッド競馬場の第5R芝1400メートル戦(9頭立て)でシバーンに騎乗したが6着だった。
6月20日の福島競馬第1Rで3連単491万1460円(3360通り中1691番人気、的中18票)、函館競馬第6Rで3連単584万4760円(3360通り中2884番人気、的中9票)の高配当が出た。福島競馬史上2位、函館競馬史上1位の高額払戻金記録。
6月20日のマーメイドSで2着入線したセラフィックロンプに騎乗していた宮崎北斗騎手(21歳、美浦・フリー)は最後の直線で外側に斜行したため6月26日から27日まで開催日2日間の騎乗停止となった。なお、被害程度から走行妨害とは認定されず、降着にはならなかった。
社団法人日本調教師会(会長・尾形充弘氏)は6月14日、宮崎県口蹄疫被害に対する義援金として、100万円を贈呈した。
6月16日に川崎競馬場で行われた関東オークス(Jpn2)を制したシンメイフジ(牝3歳、栗東・安田隆厩舎)はリフレッシュのため宇治田原優駿ステーブルに放牧に出された。昨年の新潟2歳Sの勝ち馬。桜花賞6着、オークス11着の後ダートに矛先を向け、同レースに出走した。