2010年 ワールドC雑感
6月6日に東京競馬場で行われた安田記念で14着に終わったリーチザクラウン(牡4歳、栗東・橋口厩舎)が右中間手根骨々折(右膝の部分)を発症していることがレース2日後の8日、JRAの発表で明らかになった。今後は北海道の社台ホースクリニックで手術を施して休養に入る予定。全治に必要な期間は分かっていない。同馬は昨年の日本ダービーで2着、菊花賞で5着に入線したが、今年に入ってからは折り合い面を考慮してマイル戦に使われ、2戦目のマイラーズCできさらぎ賞以来1年ぶりに勝利。安田記念では1番人気に支持されていた。
08年のシンザン記念の勝ち馬ドリームシグナル(牡5歳、栗東・西園厩舎)が6月10日付で競走馬登録を抹消された。JRA通算19戦2勝。今後は岐阜県羽島郡岐南町の笠松ライディングスクールで乗馬となる予定。
6月27日の宝塚記念(阪神、G1、芝2200メートル)に選出されていたイギリスのジュークボックスジュリー(牡4歳)は出走を辞退した。これにより、宝塚記念への外国馬の出走はなくなった。
6月12日の京都競馬第1Rでキョウワレジーナが1着となり、騎乗した尾島徹騎手(26歳、笠松・柴田高志厩舎所属)がJRA初勝利を挙げた。05年4月30日のJRA初騎乗以来35戦目。
横山典弘騎手(42歳、美浦・フリー)が、はこだて観光大使を務めることになった。函館市観光コンベンション部ブランド推進課からの委嘱によるもの。委嘱交付式が6月15日に函館市役所本庁の市長室で行われる。
第3回阪神競馬第4日(6月27日(日))第12Rに行われるJRAプレミアムレース「阪神ドリームプレミアム」のサブタイトルは“サイレンススズカメモリアル”と決定した。