Reins (手綱)が 活動開始
NHKマイルCを1分31秒4の日本レコードで制したダノンシャンティ(牡3歳、栗東・松田国厩舎)は日本ダービーの有力候補の一頭と目されていたが、右第3中足骨近位骨折を発症したため、レース前日の29日6時30分、出走を取り消した。 松田国師 金曜(28日)夕方5時頃に患部に腫れがあるのを発見し、跛行が確認され、競走馬診療所での検査の結果、骨折(約1cm)が確認されました。ギプス、ボルトや痛み止めの処置はしてない軽微なものです。追い切りで発症したと思われますが、オーバーワークで故障する箇所ではないので詳細は分かりません。金曜の夕方、競走馬診療所で背腰にレーザーを当てて厩舎に戻るまで兆候はありませんでした。復帰については現時点(29日9時)では分かりません。10日後に再度レントゲンを撮ることになっています。競走能力に影響を与える箇所ではないので馬が良くなるのを待ちたいです。オーナー・牧場関係者に対して申し訳なく思っており、真摯に受け止めています。
5月23日(日)、釜山競馬場で「JRA小倉姉妹提携記念競走」が当日のメイン競走(オープン、14頭立て)として施行され、小倉競馬場長が優勝関係者にトロフィーを贈呈した。釜山競馬場とJRA小倉競馬場は昨年5月に姉妹競馬場提携に調印しており、小倉競馬場でも7月18日(日)に同様な記念競走(釜山ステークス)が行われる。
昨年5月のJpn1かしわ記念2着後に骨折が判明して休養していたカネヒキリ(牡8歳、栗東・角居厩舎)は、5月22日に栗東に帰厩して調整されており、6月30日の大井の帝王賞(Jpn1、ダート2000メートル)で戦列に復帰する予定。規定では1年以上出走していない馬は帝王賞には出られないが、JRAのゲート試験に合格すれば出走できる特例措置が取られることになった。
06年のNHKマイルC優勝馬ロジックが5月30日(日)京都競馬第1レースで誘導馬としてデビューした。G1ホースが誘導馬となるのはJRA史上初。
07年の武蔵野S(G3)の勝ち馬エイシンロンバード(牡8歳、栗東・野元厩舎)が、5月26日付でJRAの競走馬登録を抹消された。笠松競馬へ移籍する予定。JRA通算36戦6勝。
JRAは5月27日、宝塚記念ファン投票の第1回中間集計を発表した。1位はヴィクトリアマイルを制したブエナビスタ(牝4歳、栗東・松田博厩舎)。10位までは以下の通り。第2回中間発表は6月3日(木)。 (1)ブエナビスタ20531票 (2)ドリームジャーニー17227票 (3)レッドディザイア11976票 (4)オウケンブルースリ11784票 (5)ロジユニヴァース11136票 (6)ヴィクトワールピサ10022票 (7)マイネルキッツ8676票 (8)フォゲッタブル7313票 (9)ジャガーメイル6946票 (10)アパパネ6483票
5月28日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)から09年12月1日〜10年5月23日までが対象のワールドサラブレッドランキングが発表された。首位は2月にガルフストリームパーク競馬場で行われたドンハンデ(G1)で2着に12馬身3/4差をつけて圧勝したクオリティロード(126)。2位は124でゼニヤッタ、バイワード、パコボーイが並んだ。日本調教馬は3頭が掲載され、有馬記念の覇者ドリームジャーニーが9位タイ(122)、JCダート、フェブラリーSを制したエスポワールシチーと春の天皇賞の勝ち馬ジャガーメイルが34位タイ(118)となっている。
今年もイギリス遠征を行う三浦皇成騎手が5月28日、JRAに海外渡航届を提出した。6月15日(火)から8月8日(日)の予定。また、高橋亮、高橋智大騎手も5月27日、JRAに海外渡航届を提出している。こちらはイギリス、アイルランドでの研修のため。期間は6月1日(火)から6月23日(水)。