現代の若者たち
骨折のため休養中の武豊騎手(41歳、栗東・フリー)は日本ダービーでヴィクトワールピサに騎乗する予定だったが、万全の状態で騎乗するのが難しいため、復帰を延ばすことになった。5月16日の京都競馬場での記者会見で明らかにしたもの。3回阪神には復帰したいとの意向。
ニュージーランドTの勝ち馬サンライズプリンス(牡3歳、栗東・音無厩舎)はNHKマイルCで4着に入線した後、日本ダービーに向けて調整されていたが、5月16日、右前浅屈腱炎を発症していることが判明した。16日時点で全治に要する休養期間は分かっていない。
5月5日に船橋競馬場で行われたかしわ記念を制し、G1・Jpn15勝を含む6連勝を飾ったエスポワールシチー(牡5歳、栗東・安達厩舎)が11月6日のブリーダーズカップクラシック(米チャーチルダウンズ競馬場、G1、ダート10ハロン)に参戦することになった。同レースまでの具体的なローテーション等は決まっていない。前走後は宇治田原優駿ステーブルにリフレッシュ放牧に出されている。
デビューからダート1400メートルで5戦無敗のナムラタイタン(牡4歳、栗東・大橋厩舎)は5月29日の欅S(東京、オープン、ダート1400メートル)に向けて調整中。サウスヴィグラス産駒。16日の栗東Sは除外された。
ファルコンSの勝ち馬で、NZT、NHKマイルCで11、6着に終わったエーシンホワイティ(牡3歳、栗東・松元茂厩舎)が右トウ骨遠位端骨折を発症していることが判明した。全治には6カ月程度要する見込み。
オアシスSで12着に敗れたワイルドワンダー(牡8歳、美浦・久保田厩舎)が5月14日付で競走馬登録を抹消された。同馬は北海道日高郡新ひだか町の藤川ファームで種牡馬になる予定。通算30戦9勝(うち地方3戦0勝)。07年アンタレスS、プロキオンS、08年根岸Sで重賞勝ちしている。
09年の阪神スプリングジャンプ(JG2)の勝ち馬トーワヒヨシマル(牡5歳、栗東・佐山厩舎)が5月19日付で競走馬登録を抹消される。今後は三重県いなべ市の両ヶ池牧場で乗馬となる。通算成績は16戦2勝(うち平地8戦0勝、障害8戦2勝)。
柴田善臣騎手(43歳、美浦・フリー)は5月15日の東京競馬第12Rでブライトアイザックに騎乗して1着となり、15663戦目でJRA通算1900勝を達成した。中央競馬史上6人目、現役では3人目。JRA重賞ではこれまでに76勝。G1では6勝を挙げている。 柴田善騎手 昨年はちょっとリズムを崩しましたが、今年はリズムが良く、非常に楽しく競馬に乗れています。ダービーは勿論、勝っていないレースを全部勝ちたいので、そのくらいの気持ちでいきたいなと思います。年齢的には結構キツいのですが、足りない部分は皆さんの声援で補っていきたいので、応援よろしくお願いします。
5月15日の新潟競馬第6Rで芹沢純一騎手(41歳、栗東・フリー)が、翌16日の新潟競馬第4Rで田中健騎手(22歳、栗東・浅見厩舎所属)が他馬の走行を妨害したため騎乗停止処分を受けた。両騎手とも5月22日から5月30日まで、開催日4日間。
宝塚記念(6月27日、阪神、G1、芝2200メートル)に英国のジュークボックスジュリー(牡4歳)が予備登録を行った。モンジュー産駒の同馬は昨年、芝2400メートルの独G1オイロパ賞を勝ち、芝12ハロンの加G1カナディアンインターナショナルS2着。今月1日には、英ニューマーケット競馬場で行われた芝12ハロンのG2ジョッキークラブSを勝っている。