痛恨の操作ミス
10月3日に仏ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1、芝2400メートル)の第1回登録を済ませた日本馬が5月6日、JRAから発表された。登録した日本馬は皐月賞馬ヴィクトワールピサ、ドバイG2マクトゥームチャレンジラウンド3勝ち馬レッドディザイアなど7頭。 アクシオン(牡7歳、美浦・二ノ宮厩舎)、ヴィクトワールピサ(牡3歳、栗東・角居厩舎)、エイシンフラッシュ(牡3歳、栗東・藤原英厩舎)、ナカヤマフェスタ(牡4歳、美浦・二ノ宮厩舎)、フォゲッタブル(牡4歳、栗東・池江郎厩舎)、ペルーサ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)、レッドディザイア(牝4歳、栗東・松永幹厩舎)
安田記念(6月6日、東京、G1、芝1600メートル)の選出馬だった香港のエイブルワンが出走を辞退し、JRAは新たに香港のサイトウィナー(セン7歳)を選出した。同馬は昨年のチャンピオンズマイル優勝馬。また、英国のキャットジュニアも安田記念出走を辞退した。
田中勝春騎手(39歳、美浦・フリー)と柴山雄一騎手(32歳、美浦・フリー)がJRAに海外渡航届を提出した。渡航先はシンガポール。クランジ競馬場のインターナショナルCで騎乗するため。期間は田中勝騎手が5月12日から同17日、柴山騎手が5月11日から同18日。
5月2日の天皇賞・春で17着に終わったエアシェイディ(牡9歳、美浦・伊藤正厩舎)も骨折していたことが5月7日、明らかになった。診察の結果、右第1指骨剥離骨折で、今後3ヶ月以上の休養を要する見込み。
5月8日の新潟競馬第2Rは1着がマシラ(15番人気)、2着はメイショウオリビア(3番人気)、3着タマモピアス(8番人気)で確定。3連単配当は671万1890円を記録した。これは新潟競馬における史上最高の払戻金(JRA史上では17位)。
5月16日にシンガポールのクランジ競馬場で行われるシンガポールエアラインズインターナショナルC(G1、芝2000メートル)への出走を予定しているシャドウゲイト(牡8歳、美浦・加藤征厩舎)とヤマニンキングリー(牡5歳、栗東・河内厩舎)が8日の21時45分成田空港発KZ235便で出国し、9日の3時35分(日本時間4時35分)、シンガポール国際空港に到着した。
地方競馬の名手桑島孝春騎手(55歳、船橋・石井勝男厩舎)が船橋競馬最終日の5月7日、今月いっぱいで現役を引退することを表明した。桑島騎手は71年10月に船橋競馬でデビューし、歴代4位となる4712勝をマーク(9日現在)。重賞では93年、2000年の東京ダービーなど86勝を挙げた。ロッキータイガーとのコンビで名を馳せ、85年のジャパンCでシンボリルドルフの2着に入り、ファンを沸かせた。4万回を超える騎乗回数は記録が分かる範囲内で地方競馬最多の数字となる。
天皇賞・春で16番人気の低評価ながら3着に入線したメイショウドンタク(牡4歳、栗東・本田厩舎)が、右第1指骨剥離骨折を発症していることが判明した。5日現在、全治に必要な休養期間はわかっていない。
松岡正海騎手(25歳、美浦・相沢厩舎所属)は5月9日、アプローチミーに騎乗した東京競馬第3Rで1着となり、4700戦目で現役32人目となるJRA通算400勝を達成した。JRA重賞では09年天皇賞・春、07年ヴィクトリアマイルなど15勝。 松岡騎手 無事に達成できてホッとしています。乗せてもらうからには積極的な騎乗を心掛けていますが、年々いい馬に乗せてもらえるようになっていますので、これからも結果を出せるように頑張ります。細かい技術はまだまだですが、これからも勉強し、1000勝、2000勝を目指していきたいと思います。
5月9日に東京競馬場で行われたNHKマイルCでダノンシャンティ(牡3歳、栗東・松田国厩舎)が1分31秒4のタイムで優勝し、芝1600メートルの日本レコードタイムを約8年8カ月ぶりに更新した。従来のレコードは01年9月9日の京成杯オータムハンデでゼンノエルシドが記録した1分31秒5だった。ダノンシャンティはこの後、5月30日の日本ダービーに出走する。
5月23日の東京競馬第12Rに行われるJRAプレミアムレース「東京クラウンプレミアム」のサブタイトルはカワカミプリンセスメモリアルに決定した。