初心に帰って
4月6日の大井競馬第7Rで14番人気ルドゥーテが優勝し、2着に4番人気アーノルドツヨシ、3着に15番人気グレイスレイラが入り、3連単の配当が日本競馬史上最高配当の2488万720円となった。的中はSPAT4(インターネット投票・ARS電話投票)の投票1票。これまでの最高配当は09年2月4日の船橋競馬第7Rの1911万円(3連単)。中央競馬では05年10月22日の東京競馬第12Rの1846万9120円(3連単)が最高。
ダートの短距離重賞戦線で息の長い活躍を続けたリミットレスビッド(牡11歳、栗東・加用厩舎)が4月9日付でJRAの競走馬登録を抹消された。今後は種牡馬になる予定だが、繋養先は未定。JRA通算40戦8勝。地方では23戦6勝。06年ガーネットS(G3)
昨年の京都ジャンプSで競走中止して以来、戦列を離れていたクールジョイ(牡12歳、栗東・大根田厩舎)は4月7日付で競走馬登録を抹消された。石川県小松市の小松トレーニングセンターで乗馬となる予定。JRA通算成績46戦5勝、うち平地10戦1勝、障害36戦4勝。04年の京都ジャンプSを制した。
ペンティフィック(セン7歳、豪)は4月7日の調教後、左前浅屈腱炎を発症したため、予定していた4月17日の中山グランドジャンプ(中山、J・G1、芝4250メートル)の出走を断念した。
5月16日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1、芝1600メートル)にフランスのサプレザ(牝5歳)が選出された。同馬はカンパニーが勝った昨年のマイルCS3着馬。
香港シャティンのクイーンエリザベス2世C(4月25日、G1、芝2000メートル)に出走予定のネヴァブション(牡7歳、美浦・伊藤正厩舎)は4月17日、成田7時55分発のCX005便で出国する。
05年セントライト記念、07年京成杯オータムHの勝ち馬キングストレイル(牡8歳、美浦・藤沢和厩舎)が4月7日付で競走馬登録を抹消され、現役引退が決まった。北海道安平町のノーザンファームで繋養される予定だが、用途については未定となっている。JRA通算35戦4勝。総獲得賞金は2億7697万7000円(付加賞含む)。
栗東の岩元市三厩舎所属だった和田竜二騎手(32歳)が4月8日付でフリーとなった。また、美浦の二ノ宮敬宇厩舎所属の鷹野宏史騎手(45歳)は4月21日付でフリーとなることも明らかになった。なお、鷹野騎手は4月22日付で所属が栗東に変更となる。
4月10日の阪神競馬第3R障害未勝利戦での8号障害飛越着地時に落馬負傷した金折知則騎手(33歳、栗東・松元茂厩舎所属)は外傷性左股関節脱臼、左大腿骨骨頭部骨折との診断。
“マチカネ”の冠名で知られるJRA馬主の細川益男(ほそかわ・ますお)氏が3月31日に肺炎のため大阪市内の病院で死去した。85歳。97年にマチカネフクキタルで菊花賞を制するなど数多くの活躍馬を所有した。大阪府出身。(株)ホソカワミクロン会長。75年に紫綬褒章、95年に勲四等旭日小綬章を受章。冠名は出身地である大阪府内の待兼山に由来したもの。
4月10日の阪神競馬第9Rでニホンピロレガーロが1着となり、服部利之調教師(51歳、栗東)が1891戦目でJRA通算100勝を達成した。活躍馬に重賞11勝を挙げたブルーコンコルドがおり、JRA重賞勝ちは7勝。 服部師 馬主のご支援、お客様のご声援のおかげです。厩舎スタッフにも感謝しています。ひとつでも多く、ひとつでも大きなところを勝ちたいです。
4月10日の福島競馬第10Rでバイタルスタイルが1着となり、同馬に騎乗した太宰啓介騎手(30歳、栗東・フリー)が98年3月1日のデビュー以来、4995戦目でJRA通算300勝を達成した。現役では40人目。 太宰騎手 実家が近く、家族や親戚が応援にきてくれていたので達成できて良かったです。一頭一頭、僕らしい騎乗でファンの皆様を喜ばせたいです。
07年阪神JF、08年オークスを制したトールポピー(牝5歳、栗東・角居厩舎)は4月14日付で引退する。北海道早来のノーザンファームで繁殖馬となる予定。JRA通算14戦3勝。