四位騎手 ロングインタビュー
4月4日の中山競馬第6Rでシーマークが1着となり、同馬を管理する大久保洋吉調教師(65歳、美浦)は7631戦目でJRA通算800勝を達成した。これは中央競馬史上31人目、現役で5人目。JRA重賞では38勝。うちG1(Jpn1、J・G1を含む)では、メジロドーベルによるオークス、秋華賞、エリザベス女王杯(2回)、阪神3歳牝馬Sのほか、高松宮記念(ショウナンカンプ)、阪神ジュベナイルF(ショウナンパントル)、中山グランドJ(メジロファラオ)の8勝。 大久保洋師 オーナーはじめ厩舎スタッフ、馬に関わる全ての関係者の皆様のおかげで800勝を達成することができました。みんながよくやってくれたおかげです。800勝は通過点だと思って、更に上を目指して頑張ってまいります。今後も応援よろしくお願いします。
4月3日の中山競馬第4Rでコンフェルヴォーレが1着となり、和田正一郎調教師(35歳、美浦)は167戦目でJRA初勝利を挙げた。なお、和田郎師は昨年6月、地方交流戦で開業初勝利を挙げている。 和田郎師 久々の勝利になりますので、その間は、預けていただいている馬主の皆様や、応援してくださる方々には申し訳なく思っていました。1つ勝ったので、今後はもっと成績を上げられるよう頑張ります。
4月25日に香港シャティン競馬場で行われるクイーンエリザベス2世カップ(G1、芝2000メートル)にネヴァブション(牡7歳、美浦・伊藤正厩舎)が選出され、関係者は招待を受諾した。
5月2日に京都競馬場で行われる天皇賞・春(G1、芝3200メートル)に英国のマスタリー(牡4歳)が選出された。同馬は10戦3勝。昨年のG1英セントレジャー、G2伊ダービーの勝ち馬。
09年セントウルS、10年シルクロードSの勝ち馬アルティマトゥーレ(牝6歳、美浦・奥平雅厩舎)が4月2日付で競走馬登録を抹消され、現役引退が決まった。同馬は今後、北海道千歳市の社台ファームで繁殖馬となる予定。JRA通算14戦7勝。獲得賞金は1億9510万6000円(付加賞含む)。
ヴィクトリアマイル(5月16日、東京、G1、芝1600メートル)の予備登録馬が3月31日、JRAから発表された。予備登録馬は次の3頭で、サプレザは昨年のマイルCS3着馬。 ・英国 マイナーヴァンプ(牝4歳) シャムワリロッジ(牝4歳) ・仏国 サプレザ(牝5歳)
ドバイワールドカップデー諸競走に出走したレッドディザイア、ブエナビスタ、ローレルゲレイロ、グロリアスノアが4月1日15時2分、関西国際空港に無事到着した。4頭は輸入検疫のために三木ホースランドパーク国際厩舎に入厩している。
4月2日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)より09年10月1日〜10年3月31日のワールドサラブレッドランキングが発表された。G1を6連勝したシーザスターズが引き続き首位だが、今回は凱旋門賞が対象となりレーティングは131。ブリーダーズCクラシックの勝ち馬ゼニヤッタ(128)は4位タイから2位へ。2月のドンハンデを圧勝したクオリティロードが126を得て3位に浮上した。ドバイゴールデンシャヒーン勝ちのキンセールキングは121で20位タイ、ドバイWC勝ちのグロリアデカンペオンは120で25位タイ。日本馬はカンパニー、ドリームジャーニー(122で13位タイ)、オウケンブルースリ(121で20位タイ)、スクリーンヒーロー(119、39位タイ)が入った。
今年の始動レースだった阪神大賞典で4着に入線したアサクサキングス(牡6歳、栗東・大久保龍厩舎)は天皇賞・春に進む予定だったが、打撲のため同レースを回避することになった。グリーンウッドに放牧へ。
栗東で調整中だったミヤビランベリ(牡7歳、栗東・加藤敬厩舎)が右第3中手骨々折を発症していることが判明した。6カ月以上の休養を要する見込み。08、09年七夕賞(G3)、09年目黒記念、アルゼンチン共和国杯(以上G2)の勝ち馬で08年のサマー2000シリーズ覇者。
中京記念(G3)に優勝したマチカネオーラ(牡8歳、栗東・庄野厩舎)が4月2日付でJRAの競走馬登録を抹消された。通算成績28戦5勝。小倉競馬場で乗馬となる予定。