白毛馬ユキチャン(牝4歳、美浦・後藤厩舎)が9月3日付でJRAの競走馬登録を抹消され、南関東公営の川崎へ移籍することになった。川崎での所属は山崎尋美厩舎の予定。ユキチャンは通算12戦3勝(うち地方で5戦1勝)。主な勝ち鞍は08年関東オークス(Jpn2)。今年6月10日に船橋競馬場で行われたマリーンC(6着)がJRA所属として最後のレースとなった。ユキチャンは昨年、プロヴィナージュに8馬身差をつけて関東オークス優勝。これが白毛馬として初の重賞勝ちだったため大きな話題になった。その後もクイーン賞、TCK女王盃2着など牝馬限定の交流重賞で好走を続けていた。
10月11日に行われる毎日王冠(東京、G2、芝1800メートル)と京都大賞典(京都、G2、芝2400メートル)に、英国のロジックウェイ(セン5歳)とマスターオブザホース(牡3歳)の2頭が予備登録を行った。
スプリンターズS(10月4日、中山、G1、芝1200メートル)の選出馬アパッチキャット(豪、セン7歳)が出走を辞退した。現時点でのスプリンターズS選出馬は香港のエンシューズドとセイクリッドキングダム、豪州のシーニックブラストの3頭。
9月12、13日に韓国ソウル競馬場で行われる第5回韓国馬事会国際騎手招待競走に小林徹弥騎手(35歳、栗東・フリー)が出場することになった。小林徹騎手はJRAに9月9日から同14日までの海外渡航届を提出している。12名によって争われるこの招待競走は4競走の総獲得ポイントで順位を決めるもので、過去に日本からは中舘英二、菊沢隆徳、渡辺薫彦、村田一誠騎手が参加している。
9月5日の小倉競馬第7Rで1位に入線したボウイナイフがゴール手前で内側に斜行してトーセンバタールの走行を妨害し2着に降着。同馬に騎乗した酒井学騎手(29歳、栗東・フリー)が9月12日から20日まで開催日4日間の騎乗停止となった。また、9月6日の小倉競馬第3Rでは2位に入線したアスターローズが最後の直線で急に外側に斜行し、ピサノヴァロンとコアレスランナーの走行を妨害。5着に降着となり、鞍上の角田晃一騎手(38歳、栗東・フリー)が9月12日から20日まで、開催日4日間の騎乗停止となった。
小倉2歳Sに登録していたファイティングピサ(牡2歳、栗東・白井厩舎)はソエのため同レースを回避した。