7月30日、IFHA(国際競馬統括機関連盟)から“ワールドサラブレッドランキング”が発表された。今回は09年1月24日〜7月26日までに施行された世界の主要レースが対象となり、愛ダービーやエクリプスS、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、宝塚記念などが含まれる。前回2位のシーザスターズがエクリプスSの勝利で131を得て首位に立ち、同レース2着のリップヴァンウィンクルが128で2位。ドバイデューティフリーの勝ち馬で前回トップのグラディアトールスは順位を下げ、愛ダービー馬フェームアンドグローリーと127で3位タイとなった。日本調教馬は宝塚記念を制覇したドリームジャーニー(121)がランキング外から18位タイへ浮上。120のウオッカとディープスカイはともに前回から下がり、26位タイとなった。
8月2日の小倉競馬第8R若戸特別でウォーターセレネが1着となり、同馬に騎乗した酒井学騎手(29歳、栗東・フリー)が98年3月1日の初騎乗以来、2146戦目でJRA通算100勝を達成した。現役では92人目。重賞勝ちは01年カブトヤマ記念(タフネススター)の1勝。 酒井学騎手 たくさんの方に支えられてここまでこられたことに感謝しています。また、多くのファンの前で達成することができて幸せです。次は101勝を目指して頑張ります。
8月2日の札幌競馬第5Rでサクラサクラサクラ(牝3歳)が1着となり、同馬を管理する田島俊明調教師(美浦、35歳)が今年5月21日の開業以来、31戦目で初勝利を挙げた。 田島俊師 免許取得から開業まであまり期間がない中、馬を預けてくれたオーナーにまずは感謝したいです。また、ここまで一生懸命やってくれたスタッフや頑張ってくれた馬をはじめ、皆様に感謝しています。これからも一つ一つ頑張ります。
安田記念を制した後リフレッシュ放牧に出ていたウオッカ(牝5歳、栗東・角居厩舎)が7月24日に帰厩した。10月11日の毎日王冠(東京、G2、芝1800メートル)から始動する予定。
札幌記念(8月23日、札幌、G2、芝2000メートル)に出走を予定しているマツリダゴッホ(牡6歳、美浦・国枝厩舎)の鞍上は横山典弘騎手に決まった。
8月9日に韓国の釜山慶南競馬場で行われる国際女性騎手招待に荒尾の岩永千明騎手が追加招待された。前週「韓国最新競馬事情」の記事中で紹介した愛知の宮下瞳騎手、高知の別府真衣騎手とあわせて日本代表は3人。なお、イ・シニョン騎手の欠場で韓国代表は3人に変更された。
8月2日の新潟競馬第12Rで第1位に入線したホリノティアラは競走後半で外側に斜行して他馬の走行を妨害、7着に降着となった。騎乗した江田照男騎手(37歳、美浦・フリー)は8月8日から8月16日まで開催日4日間の騎乗停止となった。
8月2日の小倉競馬第4Rでペガサスマーチに騎乗していた浜中俊騎手(20歳、栗東・坂口大厩舎所属)が落馬した。検査の結果、腰背部打撲症と診断され、騎乗予定だった5R以降の8鞍は乗り替わりとなった。
07年の函館2歳S(Jpn3)を制したハートオブクィーン(牝4歳、美浦・水野厩舎)が7月29日付でJRAの競走馬登録を抹消した。通算成績は18戦3勝(うち地方で3戦1勝)、重賞は上記の1勝。地方競馬に移籍する予定だが、行き先は未定。