横山典弘騎手(41歳、美浦・フリー)は7月18日、スギノブレイドに騎乗した札幌競馬第12Rで1着となり、中央競馬史上5人目、現役では武豊騎手に次いで2人目となるJRA通算2000勝を達成した。13945戦目。この中にはJRA重賞113勝が含まれており、うちG1では09年日本ダービーなど16勝。 横山典騎手 悪天候の中、最後まで残っていただいたファンの皆様に感謝します。今後もファンの皆様の心に残るようなレースが1つでも多くできるように多くの後輩たちと頑張っていきたいと思います。武豊騎手には追いつけないかも知れませんが、歴代2位になれるように頑張りたいと思います。
7月18日の新潟競馬第12Rでモンテアルベルト(牡3歳)が勝利し、ブライアンズタイム産駒のJRA通算勝利数が1400勝となった。サンデーサイレンス(2739勝)、ノーザンテースト(1757勝)に次いで中央競馬史上3頭目の1400勝達成。ブライアンズタイムは種牡馬別JRA重賞勝ち鞍ではサンデーサイレンス(308勝)、ヒンドスタン(113勝)、パーソロン(95勝)、ノーザンテースト(92勝)に続く5位(数字は7月18日終了現在)につけており、6月終了時点のJRAサラブレッド全馬リーディングサイアーで13位にランキングしている。
7月19日の新潟競馬第12Rでコスモフォースが1着となり、同馬を管理する稲葉隆一調教師(68歳、美浦)は6313戦目で中央競馬史上109人目、現役で21人目となるJRA通算500勝を達成した。JRA重賞では98年のスプリンターズS(マイネルラヴ)など13勝。 稲葉師 500勝は意識しませんでしたが、ここまでこれたのも馬主さんがいい馬を預けてくれたことと、長年やってきた結果だと思います。
7月19日の札幌競馬第9RマリーンS(ダート1700メートル)でマチカネニホンバレ(牡4歳、美浦・藤沢和厩舎)が中央競馬レコード1分41秒7(不良)で走破し、ダート5連勝を飾った。従来のレコードは06年8月にサンライズキングが小倉で記録した1分41秒8(不良)。
7月19日の札幌競馬第5Rに出走したドレッシーは3位に入線したが、最後の直線で急に外側に斜行してラスティーク、プレゼピオの走行を妨害したため10着に降着となった。騎乗していた津村明秀騎手(23歳、美浦・フリー)は7月25日から8月2日まで開催日4日間の騎乗停止処分となっている。
8月8日(土)にオーストラリア・メルボルンのフレミントン競馬場で行われる2009アジアヤングガンズチャレンジにJRA代表として藤岡康太騎手(20歳、栗東・宮厩舎所属)が参加することになった。ヴィクトリアレーシングクラブにより初めて実施される国際見習騎手招待競走で、日本、香港、シンガポール、オーストラリア(ヴィクトリア州)のリーディング上位見習騎手7名が腕を競う。3競走ポイント制。
未勝利、500万、1000万を3連勝したアドマイヤメジャー(牡3歳、栗東・友道厩舎)は7月16日、山元トレセンに放牧に出された。秋は9月20日のセントライト記念か、9月27日の神戸新聞杯から始動する予定。
03年朝日チャレンジC、06年関屋記念の勝ち馬カンファーベスト(牡10歳、美浦・佐藤吉厩舎)が7月15日付で競走馬登録を抹消された。高知県の黒潮牧場で乗馬となる予定。通算46戦6勝。また、06年東京新聞杯を勝ったフジサイレンス(牡9歳、美浦・矢野英厩舎)も7月12日付で競走馬登録を抹消された。こちらは栃木県のオリンピア乗馬クラブで乗馬となる予定。通算68戦8勝。