・スリープレスナイト、秋から始動
また、5月17日に東京競馬場で行われたヴィクトリアマイルに出走する予定だったピンクカメオ(牝5歳、美浦・国枝厩舎)は左第3中手骨剥離骨折が14日に判明したため、出走を断念して放牧に出されることになった。こちらは3カ月以上の休養を要する見込み。
5月17日に行われたヴィクトリアマイル(G1)を7馬身差で圧勝してG1・Jpn15勝目を挙げたウオッカ(牝5歳、栗東・角居厩舎)は賞金総額が8億8740万円となり、獲得賞金が牝馬歴代1位となった。2位はJRAのみではエアグルーヴの8億2196万6000円。海外、地方交流を含めたものではホクトベガの8億8812万6000円。牝馬によるG1・Jpn15勝はメジロドーベルと並んで最多となる。
高松宮記念2着の後グリーンウッドで充電中のスリープレスナイト(牝5歳、栗東・橋口厩舎)はCBC賞に出走するプランもあったが、秋から始動することになった。緒戦は9月13日のセントウルS(阪神、G2、芝1200メートル)が有力。ひと叩きして10月4日のスプリンターズS(中山、G1、芝1200メートル)に向かう。
石坂師 「馬主の皆様のご理解と多くのファンの方々のご声援のおかげで300勝を達成することができました。これからも精一杯頑張ります」
バリウス(牡6歳) チマデトリオンフ(牡4歳) カーテンコール(牡4歳) ティポーザー(牡3歳)
5月20日付で美浦所属の斎藤宏調教師(56歳)が勇退する。JRA通算1406戦53勝。最後のレースは17日の東京第6Rトーセンウィズダムの15着だった。
斎藤師 「自分なりに頑張ってきましたが、無事にやってこれたのも馬主さんをはじめ、厩舎スタッフ、関係者の皆様のおかげだと思っており感謝しています。競馬の発展を祈っています。ありがとうございました」