競馬ブックコーナー

異色対談・
安勝ＶＳルメール

	・制裁基準を一部改定、年明け１月１日から実施		・デムーロ騎手がＪＲＡ通算200勝
	・香港遠征馬が帰国		・海外から予備登録なし
	・岩田騎手騎乗停止		・安藤光、北村友騎手も
	・フィールドルージュ、捻挫で放牧へ		・イイデケンシン園田へ転厩
	・騎手の所属変更


制裁基準を一部改定、年明け１月１日から実施

	ＪＲＡは12月17日、騎手の進路の取り方に対する制裁基準を一部改定して、09年１月１日から実施すると発表した。　改定されるのは騎乗馬の癖や発走直後の躓きなど偶発的要素が主因の走行妨害が騎乗停止１日（現行では騎乗停止２日）、強引な進路の取り方による進路影響が騎乗停止２日（現行では過怠金10万円）となる点。　また、不注意騎乗による進路影響に対する過怠金10万円の制裁は今後も適用され、強引な進路の取り方による走行妨害は、危険、悪質な騎乗の場合と同様に騎乗停止６日以上の制裁。　ＪＲＡによる改定の理由は、過失の程度に応じた制裁量を科すことが制裁本来の趣旨であることに鑑み、偶発的要素が主因の走行妨害と強引な進路の取り方による進路影響について、騎手の過失の程度をこれまで以上に制裁量に反映させることによって公正かつ安全な競馬の実施を図る、とされている。

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デムーロ騎手がＪＲＡ通算200勝

	12月21日の阪神競馬第12Ｒでジェントルフォークを勝利に導いたミルコ・デムーロ騎手（29歳、イタリア）が99年12月４日の初騎乗以来ＪＲＡ通算200勝を達成した。ＪＲＡ所属以外ではオリビエ・ペリエ騎手に続く２人目の記録達成。重賞13勝。Ｇ１は03年の皐月賞、ダービー（ネオユニヴァース）など４勝。　デムーロ騎手　大きな数字ですね。今年イタリアで100勝を達成できなかったのですが、日本で通算200勝を達成できてとても嬉しいです。

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香港遠征馬が帰国

	香港国際諸競走（12月14日、シャティン競馬場）に出走したローレルゲレイロ（香港スプリント８着）、トウショウカレッジ（同９着）が12月16日15時35分、関西国際空港着のCX004便で帰国し、その後、輸入検疫のため三木ホースランドパークに移動した。また、スーパーホーネット（香港マイル５着）とジャガーメイル（香港ヴァーズ３着）は19日６時17分、成田空港に到着。検疫のために競馬学校国際厩舎に入厩している。

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海外から予備登録なし

	日経新春杯、アメリカＪＣＣ（以上Ｇ２）、中山金杯、京都金杯、フェアリーＳ、シンザン記念、京成杯、平安Ｓ（以上Ｇ３）、万葉Ｓ、ニューイヤーＳ、淀短距離Ｓ（以上オープン特別）に外国からの予備登録がなかったことが12月19日、ＪＲＡから発表された。

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岩田騎手騎乗停止

	12月20日の阪神競馬第９Ｒでコンティネントに騎乗して９位に入線した岩田康誠騎手（34歳、栗東・フリー）は３コーナーで内側に斜行してカシノマイケル（落馬競走中止）の走行を妨害したため失格となり、12月27日から１月５日まで騎乗停止処分となった（開催日４日間）。

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安藤光、北村友騎手も

	12月21日の中京競馬第４Ｒでは安藤光彰騎手（49歳、美浦・菊川厩舎所属）が、同日中山競馬第10Ｒでは北村友一騎手（22歳、栗東・フリー）が外斜行によって他馬の走行を妨害したため騎乗停止処分となった。両騎手とも期間は12月27日から１月５日までの開催日４日間。

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フィールドルージュ、捻挫で放牧へ

	12月23日に行われる名古屋グランプリ（Jpn２、ダート2500ｍ）を目標に調整されていたフィールドルージュ（牡６歳、栗東・西園厩舎）は捻挫したため、同レースは回避して武田ステーブルに放牧に出される。この秋は２戦してＪＢＣクラシック５着、浦和記念４着。名古屋グランプリ連覇を目指していた。

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イイデケンシン園田へ転厩

	07年の全日本２歳優駿（Jpn１）に優勝したイイデケンシン（牡３歳、栗東・池添厩舎）が12月17日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績10戦２勝、地方３戦１勝、海外１戦０勝。園田競馬に転厩する予定。

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騎手の所属変更

	西塚安夫厩舎の所属だった菊池憲太騎手（27歳）が12月11日付で河野通文厩舎（美浦）に所属変更になった。

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