競馬ブックコーナー

ＪＣダート雑感

	・安藤勝騎手ＪＲＡ通算900勝達成		・西谷騎手は障害100勝を達成
	・大和田師ＪＲＡ通算400勝		・宮調教師通算200勝
	・騎手の海外渡航届		・日本馬が香港入り
	・ブルーメンブラット引退		・スズカフェニックス引退
	・レディースJS2008、総合優勝は高知の別府騎手		・クリーンが602キロで１着、JRA最高馬体重勝利
	・マストトラック出走取消		・鹿戸雄一調教師が寄付


安藤勝騎手ＪＲＡ通算900勝達成

	12月７日の阪神競馬第９Ｒ千両賞でリーチザクラウンに騎乗して１着となった安藤勝己騎手（48歳、栗東・フリー）が中央競馬28人目、現役11人目となるＪＲＡ通算900勝を達成した。ＪＲＡ初騎乗は笠松競馬所属時代の1980年５月11日。以来、5393戦目での記録達成となった。2003年３月１日にＪＲＡに移籍しており、重賞勝利は60勝。Ｇ１・Jpn１で16勝を挙げている。　安藤勝騎手　これで900勝とは気づいていませんでした。馬はとにかくフットワークが豪快で、変な癖をつけないよう今後のことを考えて、気をつけて乗りました。ひと区切りつきましたので、これからも精一杯頑張りたいと思います。

ページTOPへ


西谷騎手は障害100勝を達成

	西谷誠騎手（32歳、栗東・フリー）は12月６日、中山競馬第９ＲイルミネーションＪＳでマルカラスカルに騎乗して１着となり、666戦目で障害通算100勝（うち障害重賞９勝）を達成した。史上21人目、現役５人目。　西谷騎手　（障害通算100勝を）年内に達成できれば、と思っていましたが、思い入れのある馬で記録を達成することができました。（父の西谷達男元騎手に）100勝という勝利数では並びましたが、技術的にはまだまだ。いつも良い馬に乗せていただいている割に成績が残せていないので、関係者の方に、西谷に乗ってもらいたい、と思ってもらえるよう、これからも努力していきたいと思います。

ページTOPへ


大和田師ＪＲＡ通算400勝

	12月７日の中山競馬第９Ｒでスガノメダリストが１着となり同馬を管理する大和田稔調教師（66歳、美浦）は5451戦目で現役43人目となるＪＲＡ通算400勝を達成した。重賞ではオールカマーなど10勝。　大和田師　あまり記録のことは意識せずにやってきましたから、気がついたら400勝に到達していたというのが正直なところです。今後も１戦１戦を大切に頑張りたいと思います。

ページTOPへ


宮調教師通算200勝

	12月６日の阪神競馬第８Ｒでグッドフロマージュが１着となり、宮徹調教師（48歳、栗東）が97年３月１日の開業以来2764戦目でＪＲＡ通算200勝を達成した。重賞では97年の阪神３歳牝馬Ｓ（Ｇ１）を含む４勝。　宮師　オーナーや牧場に支えられ、また、厩舎スタッフが努力してくれたおかげで200勝までこられました。オーナーの期待に応えられるよう一頭一頭大事にしていきたいと思います。

ページTOPへ


騎手の海外渡航届

	香港国際諸競走で騎乗予定の騎手がＪＲＡに海外渡航届を提出した。これによると、池添謙一騎手と藤岡佑介騎手が12月９～11日および13～15日、四位洋文騎手と、インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップにも出場するクリストフ・ルメール騎手は８～15日、オリビエ・ペリエ騎手が10～16日となっている。また、香港での遠征馬調教のために石橋脩騎手が８～15日、小林慎一郎騎手も９～12日の渡航届を提出した。なお、池添、藤岡佑両騎手は12月13日（土）の騎乗を終えた後に香港へ出発する予定。

ページTOPへ


日本馬が香港入り

	12月14日（日）に香港シャティン競馬場で行われる香港国際諸競走に出走を予定しているローレルゲレイロ（牡４歳、栗東・昆厩舎）、トウショウカレッジ（牡６歳、栗東・池添厩舎）、スーパーホーネット（牡５歳、栗東・矢作厩舎）が12月４日に、ジャガーメイル（牡４歳、美浦・堀厩舎）は12月６日に無事香港に到着した。

ページTOPへ


ブルーメンブラット引退

	この秋、府中牝馬Ｓ、マイルＣＳを連勝したブルーメンブラット（牝５歳、栗東・石坂厩舎）が12月３日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績は24戦８勝。今後は生まれ故郷のノーザンファーム（北海道安平町）で繁殖馬となる。

ページTOPへ


スズカフェニックス引退

	07年の高松宮記念の優勝馬スズカフェニックス（牡６歳、栗東・橋田厩舎）は12月４日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績は29戦８勝、重賞は高松宮記念の他に、07年阪神カップ、東京新聞杯を制した。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる。

ページTOPへ


レディースJS2008、総合優勝は高知の別府騎手

	12月３日に荒尾競馬場でレディースジョッキーズシリーズ（ＬＪＳ）2008の最終戦が行われ、高知の別府真衣騎手が総合優勝を決めた。別府騎手は金沢・高知・荒尾での全６戦を５、３、２、４、４、２着の堅実な成績でまとめて74ポイントを獲得。ＪＲＡの増沢由貴子騎手は第１戦と最終戦を制したものの１ポイント及ばず２位となった。ＪＲＡからは西原玲奈騎手も参戦しており56ポイントで６位。

ページTOPへ


クリーンが602キロで１着、JRA最高馬体重勝利

	12月６日の阪神競馬第12ＲゴールデンスパーＴで602キロのクリーン（牡４歳、栗東・音無厩舎）が１着となり、ＪＲＡ史上最高馬体重での勝利記録となった。従来の記録は06年の１回東京５日目第７Ｒで勝利したゲンキナシャチョウの600キロ。クリーンを勝利に導いたアラン・ガルシア騎手（23歳、米）はＷＳＪＳに出場するために初来日しており、第８Ｒ（グッドフロマージュ）に続く勝利となった。

ページTOPへ


マストトラック出走取消

	ジャパンＣダートに出走する予定だったアメリカのマストトラック（牡４歳）は右肩跛行のため当日朝に出走を取り消した。　クエヴァス攻馬手　２日くらい前から蹄の傷が少し広がってきており、最大限の努力をしてきたが、こういう結果となってしまい残念です。

ページTOPへ


鹿戸雄一調教師が寄付

	11月30日のジャパンＣをスクリーンヒーローで制した鹿戸雄一調教師が12月４日、その賞金の一部100万円を（財）交通遺児育成基金に寄付した。

ページTOPへ

copyright (C) Interchannel Inc./ケイバブック1997-2008