競馬ブックコーナー

無冠に終わった
名女優

	・福永騎手ＪＲＡ通算1000勝達成		・後藤浩騎手ＪＲＡ年間100勝
	・ファン投票中間集計、ウオッカが１位		・香港国際諸競走に日本馬４頭選出
	・有馬記念の外国選出馬		・マーシュサイドがジャパンＣ出走取消
	・デムーロ騎手が短期騎手免許を取得		・ダイワスカーレット帰厩
	・ポップロックは鼻出血でＪＣ回避		・アイポッパーが死亡
	・福永騎手がＷＳＪＳ出場		・岩田騎手が香港騎手招待競走に出場
	・リトルアマポーラ、ファイングレイン放牧へ		・松永勇氏、逝去


福永騎手ＪＲＡ通算1000勝達成

	11月30日の京都競馬第12Ｒでオリオンスターズが１着となり、騎乗した福永祐一騎手（31歳、栗東・フリー）がＪＲＡ通算1000勝を達成した。96年３月２日の初騎乗初勝利以来8947戦目。中央競馬史上23人目、現役では10人目の記録達成。重賞はＧ１・Jpn１ 13勝を含む63勝。　福永騎手　福永洋一の息子として競馬の世界に入り、父に縁のある方々に支えられ、ここまでやってこられました。先日、父の勝利数を超えたことで自分の中でもおもりが取れ、福永祐一個人として歩み出せたような気がします。デビューしてから12年間、当初から大勢のファンの方に応援していただき、ここまでくることができました。これからも１年でも長く騎乗していけるよう頑張って参ります。

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後藤浩騎手ＪＲＡ年間100勝

	後藤浩輝騎手（34歳、美浦・フリー）は、11月29日の東京競馬第12Ｒでセレスハントに騎乗して１着となり、自身５度目となるＪＲＡ年間100勝を達成した。本年度ＪＲＡ年間100勝は武豊、安藤勝己、岩田康誠、内田博幸騎手に次いで５人目。

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ファン投票中間集計、ウオッカが１位

	有馬記念のファン投票の第１回中間集計が11月27日、ＪＲＡより発表された。有効投票総数487,012票。ベスト10は以下の通りとなった。ファン投票は12月８日(月)まで受け付けられており、パソコン、携帯電話からも投票が可能となっている（競馬場・ウインズなどでの直接投票は12月７日(日)まで）。第２回中間発表は12月４日(木)。（１）ウオッカ40,094票（２）ダイワスカーレット38,043票（３）ディープスカイ32,406票（４）メイショウサムソン30,759票（５）マツリダゴッホ29,347票（６）オウケンブルースリ20,491票（７）カワカミプリンセス17,334票（８）アサクサキングス14,207票（９）エイシンデピュティ9,487票（１０）カンパニー9,371票

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香港国際諸競走に日本馬４頭選出

	香港のシャティン競馬場で12月14日（日）に行われる香港国際諸競走に選出された日本馬が11月25日、ＪＲＡから発表された。日本馬が選出されたのは香港マイル、ヴァーズ、スプリントの３競走、４頭。メインの香港カップ（Ｇ１、芝2000ｍ）に選出された日本馬はいなかった。選出馬は次の通り。関係者は招待を受諾している。 ◆香港マイル（Ｇ１、芝1600ｍ）　スーパーホーネット（牡５歳、栗東・矢作厩舎） ◆香港ヴァーズ（Ｇ１、芝2400ｍ）　ジャガーメイル（牡４歳、美浦・堀厩舎） ◆香港スプリント（Ｇ１、芝1200ｍ）　ローレルゲレイロ（牡４歳、栗東・昆厩舎）、トウショウカレッジ（牡６歳、栗東・池添厩舎）

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有馬記念の外国選出馬

	有馬記念（12月28日、中山、Ｇ１、芝2500ｍ）にジャパンＣ出走のパープルムーン（セン５歳、英国）が選出された。

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マーシュサイドがジャパンＣ出走取消

	マーシュサイド（牡５歳、米国）は11月29日朝、感冒が判明し、翌30日のジャパンＣ出走を取り消した。関係者のコメントは次の通り。　ドライスデール調教師　今日（29日）馬場入りする前に馬の状態にやや異変を感じました。調教後に咳をしだしたので状態を見ていましたが、回復することはなく、その後に熱も出てきたので出走を取り消しました。このようなことになって本当に残念です。来年、再びマーシュサイドを日本に連れてきて、日本の皆様によいレースをお見せしたいと思っています。

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デムーロ騎手が短期騎手免許を取得

	ＪＲＡは11月27日、イタリアのミルコ・デムーロ騎手（29歳）に11月29日から12月28日まで有効の短期騎手免許を交付した。栗東の大久保龍志調教師と馬主の吉田千津氏が身元引受人。デムーロ騎手のＪＲＡ全成績は11月24日現在1284戦193勝（重賞ではダービー、皐月賞など11勝）。

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ダイワスカーレット帰厩

	秋の天皇賞２着後、山元トレセンに放牧に出ていたダイワスカーレット（牝４歳、栗東・松田国厩舎）が11月28日、帰厩した。すこぶる順調にきており、予定通り12月28日の有馬記念（中山、Ｇ１、芝2500ｍ）に向かう。

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ポップロックは鼻出血でＪＣ回避

	ジャパンカップに出走する予定だったポップロック（牡７歳、栗東・角居厩舎）は11月27日の追い切り後に鼻出血を発症したため同レースを回避した。

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アイポッパーが死亡

	06年のステイヤーズＳ、07年の阪神大賞典を制するなど長距離戦で息の長い活躍をしたアイポッパー（牡８歳、栗東・清水出厩舎）は右後肢に蹄葉炎を発症して山元トレセンに放牧されていたが、11月26日、安楽死の処置が取られた。ＪＲＡ通算成績は29戦８勝、重賞は上記の２勝。05年秋には豪州に遠征し、コーフィールドカップ（Ｇ１）で２着入線を果たした。

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福永騎手がＷＳＪＳ出場

	11月23日の京都競馬第５Ｒでの落馬で骨折した武豊騎手に代わり、福永祐一騎手（31歳、栗東・フリー）が12月６日、７日に行われる第22回ワールドスーパージョッキーズシリーズに参戦することになった。補欠だった藤田伸二騎手が辞退したため、関西勝利数第５位の福永騎手が繰り上がったもの。05年に続いて２度目の出場となる。

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岩田騎手が香港騎手招待競走に出場

	12月10日に香港のハッピーバレー競馬場（ナイター）で行われる第11回キャセイパシフィックインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップに岩田康誠騎手（34歳、栗東・フリー）が出場する。香港への渡航期間は12月８日から12月11日。

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リトルアマポーラ、ファイングレイン放牧へ

	エリザベス女王杯を制したリトルアマポーラ（牝３歳、栗東・長浜厩舎）は11月28日、山元トレセンに放牧に出された。春は１走して５月17日のヴィクトリアマイル（東京、Ｇ１、芝1600ｍ）に向かう。マイルＣＳ３着のファイングレイン（牡５歳、同）は26日に山元トレセンへ。来年はひと叩きして３月29日の高松宮記念（中京、Ｇ１、芝1200ｍ）に駒を進める。

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松永勇氏、逝去

	松永康利ＪＲＡ調教師の実父であり、元ＪＲＡ調教師の松永勇氏が11月25日（火）に死去、71歳だった。葬儀は遺族の意思により11月28日（金）に身内だけで済ませた。　松永勇氏は福島県生まれ。54年に騎手見習、57年に騎手。騎手成績1082戦93勝。74年に調教師免許を取得して翌年厩舎を開業、07年２月28日に勇退した。調教師成績5020戦315勝。

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