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世界にひとつだけの
ゼッケン

	・2009年度ＪＲＡ競馬開催日程決まる		・武豊騎手落馬骨折で戦線離脱
	・2009年ダート格付け決まる		・ヒシアケボノ死亡
	・千田騎手が引退		・福島競馬記者クラブが三浦皇成騎手に特別賞
	・東京競馬で1000万馬券		・新規調教師、騎手免許第一次試験の結果
	・チョウサン予後不良		・門別で禁止薬物検出


2009年度ＪＲＡ競馬開催日程決まる

	ＪＲＡは11月18日、09年度の開催日程及び事業計画（案）を発表した。09年度は288日（36開催）の競馬開催を改築工事中の函館競馬場を除く全国９カ所で施行。平年より１日早い１月４日（日）に開幕し、これまで同日に行われていた東西金杯を１日ずらして４日（日）に中山金杯、５日（月）に京都金杯を行う。日本ダービーは５月31日に東京で、有馬記念は12月27日に中山で開催。今年は２回あった祝日を挟む３日間開催は９月の１回となり19、20、21日に行われる。また、2010年までにすべてのＪＲＡ平地重賞を外国馬に開放すること、09年春から日本国内に居住していない者の馬主登録申請を受け付けることも合わせて発表された。主な変更点は次の通りとなる。 ■2010年までの２年間で平地全重賞が国際レースに……09年はＮＨＫマイルＣ、秋華賞を含む平地重賞28レース、10年は全２歳重賞と３歳クラシック５レースとそのトライアルが国際レースとなり、10年にはすべての平地重賞が外国馬に開放される。 ■国外居住者の馬主登録受付を実施……09年春以降より、日本国内に居住していない者の馬主登録申請を受け付ける。（１）日本国内の申請者同様に厳格な審査、（２）海外で馬主として活動実績のある者、（３）登録形態は個人馬主のみ、（４）日本国内居住の連絡責任者を置く、の４項目が条件。11月に審査を開始する。 ■函館開催競馬場スタンド改築工事に伴う振り替え……平年の夏の北海道シリーズ４開催を１回札幌、２回札幌（１開催12日間、６月20日～９月６日）と１回中京（２日間）、４回新潟（６日間）に振り当てる。 ■３歳ダート重賞の新設……夏季競馬の振興及びジャパンカップダート（Ｇ１）を頂点とする秋季ダート重賞路線の充実を図る観点から第３回新潟４日目（８月23日）にレパードステークス（ダート1800ｍ、馬齢重量、グレード表記はなし）を新設。 ■３歳牝馬重賞の改善……08年に休止した２歳牝馬限定のフェアリーＳ（Ｇ３、芝1200ｍ）をクラシックにつながるよう、１回中山４日目（１月11日）に移設し、距離も1600ｍに変更。 ■朝日杯ＦＳ、阪神ＪＦも２週前に登録……朝日杯ＦＳ、阪神ＪＦも３歳以上のＧ１・Jpn１同様にレースの２週前に特別登録を受け付け、発表する。 ■1000万下の出走馬決定方法……500万下と同様の出走馬決定方法を導入。なお、着順による優先順位については500万下競走へ導入した時と同様に、「４節以内、前走３着以内」とする。次位は1000万下条件馬のうち出走間隔の長い馬。 ■栗東トレセンにもポリトラックを導入……競走馬の資質向上、調教環境の充実を図るため、栗東トレセンのＤＷコース（ウッドチップ）をニューポリトラック馬場に改造する。

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武豊騎手落馬骨折で戦線離脱

	11月23日の京都競馬第５Ｒ新馬戦で騎乗していたセイウンアレースが３コーナーで左中手骨開放骨折を発症した際に落馬した武豊騎手（39歳、栗東・フリー）は右尺骨骨幹部（前腕の長骨）骨折と診断された。全治に要する期間は不明。同日はメイン競走マイルＣＳのスズカフェニックスを含む５鞍の騎乗が取り止められ、30日のジャパンカップで騎乗する予定だったメイショウサムソンは石橋守騎手が、12月７日のジャパンカップダートのヴァーミリアンは岩田康誠騎手が手綱を取ることが決まっている。武豊騎手の落馬、骨折による戦線離脱は02年２月24日の中山競馬第３Ｒでの骨盤骨折以来。当時は全治３～６カ月と診断されたが、４月20日に復帰した。セイウンアレースの故障の影響で小原義之騎手（37歳、栗東・小原厩舎所属）、中村将之騎手（22歳、栗東・谷厩舎所属）も落馬負傷し、小原騎手が肝損傷・肺挫傷、中村騎手が腰部打撲と診断されている。

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2009年ダート格付け決まる

	日本グレード格付け管理委員会は11月18日、2009年に行われる中央・地方ダートグレード競走について格付けを行った。４月に東京スプリント（大井、Jpn３、1200メートル、４歳以上）が新設され、09年は前年から１競走増の50競走（うちＧ：13、Jpn：37）を実施。各地方競馬の競馬場で持ち回り開催されるＪＢＣスプリント、ＪＢＣクラシックは名古屋競馬場で行われる。

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ヒシアケボノ死亡

	東大付属牧場で種牡馬として繋養されていたヒシアケボノが11月19日、病気のため死亡した。16歳だった。同馬は１カ月前から体調を崩して治療を受けており、17日に検査のためＪＲＡ競走馬総合研究所に移送されていた。競走成績は30戦６勝（うち地方１戦０勝）。95年のスワンＳ（Ｇ２）、スプリンターズＳ（Ｇ１）を制し、同年のＪＲＡ賞最優秀短距離馬に選出された。

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千田騎手が引退

	千田輝彦騎手（39歳、栗東・フリー）が11月20日をもって騎手を引退した。今後は藤岡健一厩舎（栗東）で調教助手となる。ＪＲＡ通算成績は4261戦278勝。重賞では、92年の京都牝馬特別（スカーレットブーケ）、2000年の札幌３歳Ｓ（ジャングルポケット）など６勝を挙げた。

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福島競馬記者クラブが三浦皇成騎手に特別賞

	福島競馬記者クラブ（加盟８社）は三浦皇成騎手（18歳、美浦・河野厩舎所属）に福島競馬記者クラブ特別賞を贈ることを決め、その授賞式が11月24日の３回福島競馬10日目最終レース終了後、福島競馬場のウイナーズサークルで行われた。３回福島競馬初日第１Ｒ（アドバンスヘイロー）でＪＲＡ新人年間最多勝となる70勝を達成したほか、６日目第９Ｒ（ブーケフレグランス）では３回福島競馬での14勝目を挙げて、新人騎手１開催最多勝利数を更新するなど、３回福島競馬を大いに盛り上げたことが評価された。

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東京競馬で1000万馬券

	11月22日の東京競馬第12Ｒで３連単1046万500円の高配当が飛び出した。これは東京競馬場で歴代２位、ＪＲＡ史上でも５位となる高額配当。4896通り中3756番人気で、的中は39票だった。なお、３連単最高配当は05年10月22日の東京競馬第12Ｒで出た1846万9120円。

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新規調教師、騎手免許第一次試験の結果

	ＪＲＡは11月20日、09年度新規調教師、騎手免許第一次試験の合格者数を発表した。これによると、新規調教師免許第一次試験合格者は15名、また新規騎手免許第一次試験合格者は５名。第二次試験は、調教師が09年１月27日～29日、騎手が09年２月３日～４日に行われ、合格者の発表は09年２月12日（木）の予定。

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チョウサン予後不良

	チョウサン（牡６歳、美浦・清水利厩舎）は11月19日の追い切りの際に右前脚を骨折し、安楽死の処置が取られた。同馬は通算25戦６勝。重賞勝ちは07年毎日王冠Ｇ２（レコード）。

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門別で禁止薬物検出

	11月11日に行われた門別競馬第７Ｒで７着のキングハーモニー（牡２歳、石本孝厩舎）から禁止薬物であるメフェナム酸が検出されたことが11月22日、北海道競馬事務所から発表された。ホッカイドウ競馬で禁止薬物検出は今年２度目となる。

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