競馬ブックコーナー

この一週間の出来事

	・岩田騎手ＪＲＡ通算500勝達成		・安藤勝騎手年間100勝
	・内田博騎手もＪＲＡ年間100勝を達成		・ジャパンＣ招待受諾馬
	・マイルＣＳの辞退馬		・オグリキャップが東京競馬場でお披露目
	・三浦皇成騎手が新人騎手１開催最多勝		・ヴァーミリアンはＪＣダートから東京大賞典へ
	・チャクラ引退、種牡馬に		・ドリームパスポート現役引退、乗馬に
	・ストーミーカフェも登録抹消、乗馬へ		・平成21年度競馬学校、入学試験合格者
	・ペリエ騎手が海外渡航届		・“トップ50”カーリンが首位キープ
	・助成金贈呈


岩田騎手ＪＲＡ通算500勝達成

	11月８日の京都競馬第７Ｒでハードシーキングに騎乗して１着となった岩田康誠騎手（34歳、栗東・フリー）が中央競馬史上77人目、現役28人目となるＪＲＡ通算500勝を達成した。ＪＲＡ初騎乗は兵庫県競馬所属時代の99年11月７日。06年３月にＪＲＡに移籍した。重賞では23勝しており、うち６勝がＧ１・Jpn１。本年は安田記念（ウオッカ）、天皇賞・春（アドマイヤジュピタ）、秋華賞（ブラックエンブレム）を制している。　岩田騎手　皆様の協力があったからこそです。馬の気持ちに逆らわず、馬と一緒の気持ちになってレースに乗ることを心掛けています。これからも一戦一戦を大事に頑張っていきます。

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安藤勝騎手年間100勝

	11月８日の東京競馬第２Ｒでベルベットロードに騎乗して勝利を挙げた安藤勝己騎手（48歳、栗東・フリー）が６年連続６度目のＪＲＡ年間100勝を達成した。武豊騎手、岩田康誠騎手に続いて本年度３人目。

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内田博騎手もＪＲＡ年間100勝を達成

	内田博幸騎手（38歳、美浦・嶋田潤厩舎所属）も11月９日、サラトガに騎乗した東京競馬第６Ｒで１着となり、本年度４人目、自身初となるＪＲＡ年間100勝を達成した（重賞では宝塚記念、菊花賞、フローラＳ、ラジオNIKKEI賞の４勝）。

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ジャパンＣ招待受諾馬

	ＪＲＡは11月６日、ジャパンＣ（11月30日、東京、Ｇ１、芝2400ｍ）の招待受諾馬５頭を発表した。他の予備登録馬については受諾の有無を確認中。　マーシュサイド（牡５、米）18戦５勝、08年カナディアン国際Ｓ（加Ｇ１、芝12ハロン）１着　ペイパルブル（牡５、英）20戦６勝、08年キングジョージ６世＆クイーンエリザベスＳ（英Ｇ１、芝12ハロン）２着　パープルムーン（セン５、英）15戦４勝、08年コンセイユドパリ賞（仏Ｇ２、芝2400ｍ）２着　シックスティーズアイコン（牡５、英）17戦８勝、06年英セントレジャー（英Ｇ１、13ハロン197）１着　ジミー（牡４、伊）20戦６勝、08年カルロダレッシオ賞（伊Ｇ３、芝2400ｍ）１着

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マイルＣＳの辞退馬

	マイルチャンピオンシップ（11月23日、京都、Ｇ１、芝1600ｍ）に選出されていたキップデヴィル、ラーレイブ、ラヴレイス、ナタゴラが出走を辞退した。これにより、同競走に出走を予定している外国馬はラーイズアトーニー（セン４、加）の１頭。

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オグリキャップが東京競馬場でお披露目

	芦毛の怪物・オグリキャップ（牡23歳）が11月９日昼、東京競馬場のパドックに姿を現した。オグリの東京競馬場登場は引退式を行なった91年１月27日以来になる。なお、オグリキャップの馬着は現役時代の勝負服をイメージしてデザインされたもの（Ｇ１４勝を表す星マーク、ＪＲＡ重賞12勝を表すダイヤマーク付き）だった。

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三浦皇成騎手が新人騎手１開催最多勝

	11月９日の福島競馬第９Ｒで三浦皇成騎手（18歳、美浦・河野厩舎所属）はブーケフレグランスに騎乗して１着となり、３回福島競馬での14勝目を挙げ、新人騎手の１開催最多勝利数記録を更新した。これまでの記録は三浦騎手自身が２回札幌競馬でマークした13勝。

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ヴァーミリアンはＪＣダートから東京大賞典へ

	ＪＢＣクラシックを制してＧ１・Jpn１・６勝目を挙げたヴァーミリアン（牡６歳、栗東・石坂厩舎）は昨年同様に12月７日のジャパンＣダート（阪神、Ｇ１、ダート1800ｍ）から12月29日の東京大賞典（大井、Jpn１、ダート2000ｍ）に駒を進める。

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チャクラ引退、種牡馬に

	03年のステイヤーズＳ、04年の目黒記念に優勝したチャクラ（牡８歳、栗東・安達厩舎）が11月５日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績は48戦４勝（うち障害戦は８戦１勝）。今後は北海道日高町の日西牧場で種牡馬となる予定。

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ドリームパスポート現役引退、乗馬に

	06年の神戸新聞杯、きさらぎ賞を勝ったドリームパスポート（牡５歳、美浦・稲葉厩舎）が11月７日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道恵庭市のすずらん乗馬クラブで乗馬となる予定。通算成績22戦３勝。

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ストーミーカフェも登録抹消、乗馬へ

	04年札幌２歳Ｓ、05年共同通信杯の勝ち馬ストーミーカフェ（セン６歳、美浦・小島太厩舎）も11月６日付で競走馬登録を抹消された。北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。通算成績21戦３勝。

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平成21年度競馬学校、入学試験合格者

	平成21年度競馬学校騎手課程入学試験合格者（入学内定者、平成21年４月入学予定）が11月７日、ＪＲＡから発表された。合格者は７名。小沢桃子さんは01年以来８年ぶりの女性合格者となる。なお、応募者数は114名、一次受験者108名、一次試験合格者は26名だった。　小沢　桃子（16歳、埼玉県）　高野　舜（15歳、滋賀県）　中井　裕二（15歳、京都府）　長岡　禎仁（15歳、和歌山県）　原田　和真（14歳、大阪府）　原　隆二（18歳、静岡県）　山崎　亮誠（14歳、高知県）＜敬称略＞

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ペリエ騎手が海外渡航届

	短期騎手免許を取得して日本で騎乗しているオリビエ・ペリエ騎手が11月７日、仏Ｇ１クリテリウムドサンクルー（11月12日）で騎乗するために11月11日から11月13日までの、またサウジアラビアで騎乗するため11月26日から11月29日までの海外渡航届をＪＲＡに提出した。

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“トップ50”カーリンが首位キープ

	ＪＲＡは11日７日、ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）による「トップ50ワールドリーディングホース」を発表した。今回は５月１日から11月４日までに施行された世界の主要レースが対象。首位は前回に引き続きカーリンで130。英国チャンピオンステークスを６馬身差で圧勝したニューアプローチと初めてオールウェザーで行われたＢＣクラシックを勝ったレーヴンズパスが129で２位タイにつけた。凱旋門賞を快勝した牝馬ザルカヴァは127で４位タイだが、アローワンスを加味すると131となり実質トップ。日本調教馬は安田記念勝ちのウオッカ（120）が37位タイで牝馬では４位となり、天皇賞・秋３着のディープスカイ（120、37位タイ）、同４着のカンパニー（119、49位タイ）が新たにランクインした。

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助成金贈呈

	（社）京都馬主協会（副会長・玉置辰次氏）は11月８日、京都競馬場事務所大会議室にて、08年度(財)中央競馬馬主社会福祉財団本会関係分の社会福祉施設に対する助成金目録贈呈式を行った。08年度の京都馬主協会の助成金総額は１億1820万円。

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