競馬ブックコーナー

天皇賞を見終えて

	・オークス馬ローブデコルテが引退		・アサヒライジングも引退
	・メイショウサムソンＪＣへ		・オウケンもＪＣへ
	・ＪＲＡがアルデバラン購買		・ペリエ、ルメール騎手、短期騎手免許を取得
	・横山典騎手が騎乗停止		・ブライティアパルス骨折
	・アドマイヤメインは左前浅屈腱炎判明		・ドリームパスポート、ア共和国杯回避
	・木原調教師通算100勝		・カーリンが辞退
	・スワンＳ外国馬なし		・海外から登録なし
	・マイルＣＳの辞退馬		・騎手の所属変更


オークス馬ローブデコルテが引退

	07年のオークスで史上初の外国産馬によるクラシック制覇を遂げたローブデコルテ（牝４歳、栗東・松元茂厩舎）が10月30日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算17戦３勝、海外では１戦０勝。コジーン産駒。北海道新冠町のノースヒルズマネジメントで繁殖馬となる予定。また、07年のクイーンＳの勝ち馬で米オークス、秋華賞、ヴィクトリアマイルのＧ１・Jpn１で２着したアサヒライジング（牝５歳、美浦・古賀慎厩舎）の引退も決まった。左第２中手骨々折が判明したため。10月31日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算18戦４勝、海外では１戦０勝。北海道浦河町の本巣一敏氏の牧場で繁殖馬となる予定。

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アサヒライジングも引退

	07年クイーンＳを勝ったアサヒライジング（牝５歳、美浦・古賀慎厩舎）は左第２中手骨骨折が判明し、現役引退が決まった。10月31日付で競走馬登録を抹消されている。今後は北海道浦河町の本巣一敏氏の牧場で繁殖馬となる予定。通算成績は19戦４勝（うち海外１戦０勝）。

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メイショウサムソンＪＣへ

	10月８日にフランスから帰国して東京競馬場で着地検疫を行っているメイショウサムソン（牡５歳、栗東・高橋成厩舎）は秋の天皇賞に登録していたが、調整が足りないとの師の判断により同レースを回避した。11月30日のジャパンＣ（東京、Ｇ１、芝2400ｍ）を目標に調整中。

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オウケンもＪＣへ

	１番人気に応えて菊花賞を快勝したオウケンブルースリ（牡３歳、栗東・音無厩舎）もジャパンＣに参戦する。同年の菊花賞馬のＪＣ参戦は04年のデルタブルース（３着）以来。

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ＪＲＡがアルデバラン購買

	ＪＲＡは10月27日、種牡馬アルデバラン（牡10歳）の購買契約を締結したと発表した。日本には11月下旬に到着する予定。ミスタープロスペクター直仔の同馬はサンカルロスＨ、メトロポリタンＨ、フォアゴーＨと米Ｇ１の勝ち馬で、この活躍により03年の米チャンピオンスプリンターに輝いている。繋養先は北海道新ひだか町のＪＢＢＡ日本軽種馬協会静内種馬場で、種付料は200万円の予定。（本誌日高通信に詳細）

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ペリエ、ルメール騎手、短期騎手免許を取得

	オリビエ・ペリエ騎手（仏、35歳）とクリストフ・ルメール騎手（仏、29歳）が11月１日から12月28日までの短期免許を取得した。身元引受人はペリエ騎手が池江寿調教師と（株）ダノックス、ルメール騎手は橋口調教師と吉田照哉氏。

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横山典騎手が騎乗停止

	11月２日の東京第４Ｒで３位入線アイアムピカイチは最後の直線で内斜行して他馬の走行を妨害、12着降着となった。横山典弘騎手は11月８日から９日まで開催日２日間の騎乗停止。

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ブライティアパルス骨折

	秋華賞４着のブライティアパルス（牝３歳、栗東・平田厩舎）が右トウ側手根骨々折を発症していることが10月29日、ＪＲＡの発表で明らかとなった。栗東トレセン競走馬診療所で手術を行い、休養に入る。

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アドマイヤメインは左前浅屈腱炎判明

	06年の毎日杯、青葉賞の勝ち馬で、10月18日のアイルランドＴで５着だったアドマイヤメイン（牡５歳、栗東・橋田厩舎）が左前浅屈腱炎を発症していることが判明した。９カ月以上の休養を要する見込み。

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ドリームパスポート、ア共和国杯回避

	この秋、毎日王冠から始動したドリームパスポート（牡５歳、美浦・稲葉厩舎）は次走にアルゼンチン共和国杯を予定していたが、脚部不安のため回避した。

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木原調教師通算100勝

	11月１日の京都競馬第５Ｒ新馬戦でシュウホーサンデーが１着となり、木原一良調教師（54歳、栗東）がＪＲＡ通算100勝を達成した。99年３月１日の厩舎開業以来1859戦目。　木原師　いいオーナーといいスタッフに恵まれ、区切りの100勝を挙げることができました。これを励みに、これからも頑張っていきたいと思います。

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カーリンが辞退

	武蔵野Ｓの選出馬だったカーリン（米、牡４歳）の管理調教師から出走を辞退する連絡があった。これにより、同競走への外国馬の出走はなくなった。

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海外から登録なし

	鳴尾記念（Ｇ３）、ステイヤーズＳ（Jpn２）、カペラＳ（Jpn３）、ターコイズＳ（オープン特別）への外国からの予備登録はなかった。

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エ女王杯の辞退馬

	エリザベス女王杯（11月16日、京都、Ｇ１、芝2200ｍ）に選出されていた外国馬のうち、ブラックマンバ、ダイナフォース、モーララカナ、フォークオペラ、アナマトの５頭が出走を辞退した。なお、出走を予定しているトレラピッド（牝３歳、仏）とフェアブリーズ（牝５歳、独）は11月６日に来日する。

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マイルＣＳの辞退馬

	マイルチャンピオンシップ（11月23日、京都、Ｇ１、芝1600ｍ）の外国選出馬メジャーカドゥー、パコボーイ、プレッシング、レイヴンズパスの４頭が出走を辞退した。これにより、現時点での外国選出馬はキップデヴィル（牡５歳、米）、ラーイズアトーニー（セン４歳、加）、ラーレイブ（セン４歳、英）、ラヴレイス（牡４歳、英）、ナタゴラ（牝３歳、仏）の５頭。

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騎手の所属変更

	穂苅寿彦騎手（29歳、美浦・和田厩舎所属）が11月１日付でフリーとなった。

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