競馬ブックコーナー

モタれる馬

	・三浦騎手が新人年間最多勝記録樹立		・アドマイヤジュピタ屈腱炎、引退へ
	・ＢＣクラシックはレーヴンズパスが制す		・スリープレスナイト放牧へ
	・手塚調教師ＪＲＡ200勝		・伊藤工騎手は初勝利
	・ユキチャンの次走船橋のクイーン賞が有力		・サンバレンティンは乗馬に
	・スワンＳ外国馬なし		・エ女王杯、マイルＣＳの外国選出馬
	・騎手の所属変更


三浦騎手が新人年間最多勝記録樹立

	10月25日の福島競馬第１Ｒで三浦皇成騎手（18歳、美浦・河野厩舎所属）はアドバンスヘイローに騎乗して１着となり、ＪＲＡ新人年間最多勝記録となる70勝目を挙げた。従来の記録は武豊騎手の69勝（87年）。　三浦騎手　自厩舎の馬で勝てたのが嬉しいです。記録は50勝したあたりから意識しはじめました。武豊さんの１年目の記録を更新することができましたが、まだ騎手人生は始まったばかりです。騎手になったからにはトップになりたいので、これからもどんどん上を目指して頑張りたいと思います。　河野師　感無量です。70勝はぜひ自厩舎の馬で、と願っていたので、夢が叶って嬉しく思います。レースを重ねるごとに安心して見られるようになってきていますが、これからも精進してもらいたいと思います。

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アドマイヤジュピタ屈腱炎、引退へ

	秋緒戦の京都大賞典で９着に敗れたアドマイヤジュピタ（牡５歳、栗東・友道厩舎）は右前浅屈腱炎を発症していることが明らかとなり、10月22日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算14戦７勝。本年の春の天皇賞でＧ１初制覇。他に07年アルゼンチン共和国杯、08年阪神大賞典の重賞を制した。社台スタリオンステーションで種牡馬になる予定。　友道師　これからというところだったので非常に残念です。また、応援していただいたファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。将来、アドマイヤジュピタの仔がデビューしますが、子供たちにも応援をよろしくお願いします。

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ＢＣクラシックはレーヴンズパスが制す

	10月24日、25日に米国カリフォルニア州サンタアニタパーク競馬場で第25回ブリーダーズＣが行われた。“クラシック”は英国の３歳馬レーヴンズパスが直線鋭く伸びて快勝。連覇を狙ったカーリンは直線で一旦先頭に立ったものの伸びを欠いて４着に終わった。日本から遠征したカジノドライヴ（牡３歳、美浦・藤沢和厩舎）は押し出されるように先頭に立って逃げたが、最終コーナー手前で余力をなくししんがりに敗れている。“ターフ”は英国３歳馬コンデュイトが追い込んで快勝、牝馬の“レディーズクラシック”はゼニヤッタが楽勝してデビュー以来無敗の９戦９勝とした。

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スリープレスナイト放牧へ

	５連勝でスプリンターズＳ制覇を遂げたスリープレスナイト（牝４歳、栗東・橋口厩舎）は12月14日の香港スプリント（Ｇ１、シャティン競馬場、芝1200ｍ）に登録を行っていたが、同レースは回避することになった。10月22日に左後肢を外傷したことで調整面に狂いが生じ、万全の態勢で臨めないため。24日にグリーンウッドに放牧に出ており、年内は休養する。　橋口師　外傷は軽度のものですが、無理させず放牧に出して年内は休養させることにしました。来年はシルクロードＳから始動し、その結果を見たうえで、高松宮記念に向かうか、ドバイのゴールデンシャヒーンに使うかを決めるつもりです。

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手塚調教師ＪＲＡ200勝

	10月25日の福島競馬第７Ｒでレイクエルフが１着となり、手塚貴久調教師（44歳、美浦）は2013戦目でＪＲＡ通算200勝を達成した。重賞では４勝。　手塚師　おかげさまで200勝を達成することができました。これも馬主の皆様はじめ、関係者の方々のおかげです。これからもスタッフ一同頑張ってまいりますので、応援よろしくお願いいたします。

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伊藤工騎手は初勝利

	伊藤工真騎手（18歳、美浦・古賀史厩舎所属）は10月26日の東京競馬第１Ｒでサザンスターディに騎乗して１着となり、89戦目でＪＲＡ初勝利を挙げた。　伊藤工騎手　こうして初勝利を挙げることができて本当に嬉しいです。順調に結果が出ている同期もいる中、たくさんのいい馬に乗せていただいたのに結果を残せていなかったので、どんどん離されてしまうような思いでした。今後は順調に結果を残せるようにひとつひとつ頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

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ユキチャンの次走船橋のクイーン賞が有力

	秋華賞で17着に敗れたユキチャン（牝３歳、美浦・後藤厩舎）の次走は、船橋競馬場で12月10日に行われる交流重賞クイーン賞（ダート1800ｍ）が有力。

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サンバレンティンは乗馬に

	06年福島記念、07年七夕賞の勝ち馬サンバレンティン（牡７歳　栗東・佐々木晶厩舎）も10月22日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算34戦８勝（うち重賞は２勝）。今後は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで乗馬となる予定。

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スワンＳ外国馬なし

	スワンＳの選出馬となっていたナタゴラの管理調教師から同競走への出走を辞退する連絡がＪＲＡにあった。これにより、今年のスワンＳへの外国馬の出走はなくなった。

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エ女王杯、マイルＣＳの外国選出馬

	ＪＲＡは10月24日、エリザベス女王杯（11月16日、京都、Ｇ１、芝2200ｍ）とマイルチャンピオンシップ（11月23日、京都、Ｇ１、芝1600ｍ）の外国選出馬を発表した。選出馬は次の通り。 ◆エリザベス女王杯（７頭）　ブラックマンバ（牝５、米）　ダイナフォース（牝５、米）　モーララカナ（牝５、米）　フォークオペラ（牝４、英）　トレラピッド（牝３、仏）　フェアブリーズ（牝５、独）　アナマト（牝５、豪） ◆マイルＣＳ（９頭）　キップデヴィル（牡５、米）　ラーイズアトーニー（セン４、加）　ラーレイブ（セン４、英）　ラヴレイス（牡４、英）　メジャーカドゥー（牡４、英）　パコボーイ（牡３、英）　プレッシング（牡５、英）　レイヴンズパス（牡３、英）　ナタゴラ（牝３、仏）

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騎手の所属変更

	美浦の高市圭二厩舎に所属している宮崎北斗騎手（19歳）が11月１日付でフリーとなることが、10月23日にＪＲＡから発表になった。

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