競馬ブックコーナー

記録達成の瞬間

	・尾形調教師がＪＲＡ通算600勝達成		・ネオユニヴァース札幌競馬場でお披露目
	・三浦皇成騎手が騎乗機会８連続連対		・芹沢騎手骨折
	・武幸、松岡騎手騎乗停止		・天皇賞・秋、スワンＳ、富士Ｓの予備登録馬
	・韓国の騎手招待競走に村田一誠騎手が出場		・騎手の所属変更
	・エイシンデピュティ、秋の天皇賞を断念		・フミノトキメキ乗馬に
	・カワカミプリンセス、府中牝馬Ｓで戦列復帰		・武豊騎手が出張届提出
	・島崎宏元ＪＲＡ調教師、逝去


尾形調教師がＪＲＡ通算600勝達成

	９月28日の札幌競馬第１Ｒでメジロスプレンダーが１着となり、同馬を管理する尾形充弘調教師（61歳、美浦）は中央競馬史上76人目、現役12人目となるＪＲＡ通算600勝を達成した。5590戦目。厩舎の開業は82年10月１日、初勝利は同年10月17日の４回東京４日目第７Ｒバーターホース。ＪＲＡ重賞ではこれまでに19勝。主な勝ち鞍は朝日杯３歳Ｓ、有馬記念２回、宝塚記念（以上グラスワンダー）、セントライト記念（ブラックタキシード）、函館記念２回（スピークリーズン、ヒガシマジョルカ）。　尾形師　調教師となって500勝をひとつの目標としてやってきましたが、それが600勝まで勝利数を積み上げることができて嬉しく思います。これがゴールではないので、今後１つでも勝利数を積み上げることができるように頑張ります。

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ネオユニヴァース札幌競馬場でお披露目

	03年の皐月賞、日本ダービーの勝ち馬で、現在、北海道安平町の社台スタリオンステーションで繋養されているＳＳ後継種牡馬ネオユニヴァース(８歳)が９月28日の札幌競馬最終レース終了後、ファンにお披露目された。現役当時そのままの迫力ある馬体を誇るネオユニヴァースは気合を前面に出して元気にパドックを周回。パドックには、レースが終了したにもかかわらず大勢のファンが詰めかけ、その雄姿をカメラにおさめていた。　ネオユニヴァースの競走成績はＪＲＡ通算13戦７勝（うち重賞５勝）。４歳春の天皇賞（10着）を最後に現役を引退し、種牡馬入りした。06年生まれの現２歳世代が初年度産駒。これまでに３頭が新馬勝ちを飾っており、勝利数は９月28日終了現在で４勝となっている。08年の種付け頭数は169頭。

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三浦皇成騎手が騎乗機会８連続連対

	三浦皇成騎手（18歳、美浦・河野厩舎所属）が９月27、28日の札幌競馬において、騎乗機会８連続連対を達成した。騎乗機会最多連続連対は武豊騎手、安藤勝己騎手の９連続連対だが、新人騎手として騎乗機会８連続連対は中央競馬史上初となる。

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芹沢騎手骨折

	９月28日の札幌競馬第２Ｒ入線後に落馬した芹沢純一騎手（40歳、栗東・フリー）は右４～７肋骨々折、左母指末端骨々折、右胸壁血腫、気胸と診断された。

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武幸、松岡騎手騎乗停止

	９月27日の札幌競馬第５Ｒで４位入線メイショウマゼランは最後の直線で他馬の走行を妨害して７着に降着。武幸四郎騎手（29歳、栗東・フリー）は10月４日から10月12日まで（開催日４日間）の騎乗停止となった。また、同日の中山競馬第12Ｒでは松岡正海騎手（24歳、美浦・相沢厩舎所属）が10月４日から10月12日まで（開催日４日間）の騎乗停止処分を受けた。同騎手はコスモザガリアに騎乗して７位で入線したが、直線で内に斜行して他馬の進路を妨害したため（同馬は15着降着）。

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天皇賞・秋、スワンＳ、富士Ｓの予備登録馬

	11月２日の天皇賞・秋、11月１日のスワンＳ、10月25日の富士Ｓに予備登録を行った外国馬が９月24日、ＪＲＡから発表された。予備登録馬は次の通りだが、オープン特別のカシオペアＳ、福島民友Ｃへの外国馬の予備登録はなかった。なお、スワンＳの予備登録馬ナタゴラは今年の英1000ギニー優勝馬。父はサンデーサイレンス直仔のディヴァインライト。 ◆天皇賞・秋…ハースステッドメゾン（英、牡４歳） ◆スワンＳ…ビーバーパトロール（英、セン６歳）、メジャーカドゥー（英、牡４歳）、ナタゴラ（仏、牝３歳） ◆富士Ｓ…ミアズボーイ（英、牡４歳）、バハラ（英、牝４歳）、メジャーカドゥー

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韓国の騎手招待競走に村田一誠騎手が出場

	10月４、５日に韓国のソウル競馬場で行われる第４回韓国馬事会国際騎手招待競走（計４レースを実施し、トータルポイントで順位を決定。外国招待騎手５名と韓国人騎手５名が参加）に、ＪＲＡ所属の村田一誠騎手（29歳、美浦・フリー）が招待された。この招待競走に出場するため、村田騎手はＪＲＡに海外出張届（10月１日から同６日まで）を提出している。

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騎手の所属変更

	田中克典騎手（21歳、栗東・山内厩舎所属）が10月１日付でフリーとなることがＪＲＡから発表になった。

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エイシンデピュティ、秋の天皇賞を断念

	宝塚記念でＧ１初制覇を遂げたエイシンデピュティ（牡６歳、栗東・野元厩舎）は秋緒戦に天皇賞を予定していたが、右前脚の靱帯に不安が出たため、出走を断念することになった。

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フミノトキメキ乗馬に

	05年の小倉サマージャンプに優勝したフミノトキメキ（牡７歳、栗東・目野厩舎）は９月24日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績は26戦４勝（うち障害で15戦４勝）。滋賀県湖南牧場で乗馬となる予定。

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カワカミプリンセス、府中牝馬Ｓで戦列復帰

	右後肢の筋肉痛で宝塚記念を回避した後も放牧には出ず、栗東トレセンで調整されていたカワカミプリンセス（牝５歳、栗東・西浦厩舎）が10月19日の府中牝馬Ｓ（東京、Ｇ３、芝1800ｍ）から始動する。横山典弘騎手との新コンビ。昨年７月に右第１趾節種子骨々折が判明して11カ月の休養を余儀なくされたが、今年５月の金鯱賞で戦列に戻り３着に入線した。

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武豊騎手が出張届提出

	武豊騎手（39歳、栗東・フリー）が９月26日、ＪＲＡに海外出張届を提出した。10月５日にフランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞でメイショウサムソンに騎乗するため。期間は９月30日から10月７日まで。

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島崎宏元ＪＲＡ調教師、逝去

	元ＪＲＡ調教師の島崎宏氏が９月23日午後４時27分、滋賀県内の病院で病気のため逝去した。74歳。島崎宏氏は1933年生まれ、京都府出身。66年に調教師免許を取得し、ＪＲＡ通算7527戦577勝（うち障害で142戦14勝）の成績を残した。70年に日本ダービー、皐月賞の２冠を制したタニノムーティエや73年の天皇賞・秋、74年の有馬記念を制したタニノチカラなどを育て上げ、重賞では15勝。04年に調教師を引退していた。

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