競馬ブックコーナー

秋でもないのに

	・３連単を開催３場、全レースで発売		・アドマイヤジュピタ凱旋門賞へ
	・小島太調教師ＪＲＡ300勝		・アドマイヤオーラ、右トウ側手根骨々折
	・凱旋門賞優勝馬など６頭にＪＣ優先出走権		・“トップ50”日本馬は６頭
	・史上最速、三浦騎手30勝到達		・大庭騎手が骨折
	・コスモバルクが手術		・ニシノシタン金沢へ移籍
	・Ｄ．ホワイト騎手が短期騎手免許取得		・義援金贈呈
	・四位騎手があしなが育英会に寄付


３連単を開催３場、全レースで発売

	ＪＲＡは６月30日、この夏、７月19日～９月７日（２・３回新潟、小倉、２回函館、１回札幌）の期間に３連単馬券を開催３場、全レースで発売することを発表した。「ＪＲＡサマーステージ」と題した夏季競馬２開催で試験的に実施される（ウインズ京都、ウインズ梅田は従来通り後半４レースのみ発売）。また、「ＪＲＡサマーステージ」の一環として“フリーパスの日”が設けられ、下記の４日間は競馬場入場料が無料となる。・函館競馬場…７月27日（日）函館記念当日・小倉競馬場…８月３日（日）小倉記念当日・新潟競馬場…８月10日（日）関屋記念当日・札幌競馬場…８月17日（日）クイーンＳ当日

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アドマイヤジュピタ凱旋門賞へ

	今年春の天皇賞でＧ１初制覇を遂げたアドマイヤジュピタ（牡５歳、栗東・友道厩舎）が、世界最高峰の仏Ｇ１凱旋門賞（10月５日、ロンシャン競馬場、芝2400ｍ）に挑戦することが明らかとなった。１次登録を行っておらず、追加登録料10万ユーロ（約1680万円)を支払っての参戦となる。同馬は天皇賞の後ノーザンファームで調整中。前哨戦のフォワ賞（９月14日、ロンシャン競馬場、Ｇ２、芝2400ｍ）を使って本番に向かうローテーションが有力となっている。凱旋門賞にはこれまで日本調教馬が７頭出走し、99年のエルコンドルパサーの２着が最高着順。外国馬はドバイワールドＣを含むＧ１５勝のカーリン、昨年の凱旋門賞２着馬ユームザインらが出走を予定している。

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小島太調教師ＪＲＡ300勝

	７月６日の函館競馬第12Ｒでメイショウレガーロが１着となり、小島太調教師（61歳、美浦）は3080戦目でＪＲＡ通算300勝を達成した。現役76人目。重賞では15勝、うちＧ１で５勝。　小島太師　年齢を重ねてから調教師となって、それからこれだけの勝利を挙げることができたことを嬉しく思います。これも皆様のおかげだと思っております。ありがとうございます。

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アドマイヤオーラ、右トウ側手根骨々折

	宝塚記念で14着だったアドマイヤオーラ（牡４歳、栗東・松田博厩舎）が右トウ側手根骨々折を発症していることが判明した。３カ月以上の休養を要する見込み。７月５日に山元トレセンに放牧に出された。

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凱旋門賞優勝馬など６頭にＪＣ優先出走権

	ＪＲＡは６月30日、ジャパンカップへの一流外国馬の参加を促すため、本年度より、欧州の下記４競走の優勝馬（レースによっては２着馬も含む）など６頭に対して、ジャパンカップの優先出走権を付与することを発表した。レース名、優先出走権対象馬、ジャパンカップ優勝時の褒賞金は以下の通り。・キングジョージ６世＆クイーンエリザベスＳ（英アスコット競馬場、３歳上、芝2400ｍ）……優勝馬及び２着馬、ＪＣ優勝時褒賞金は１着馬＝１億3000万円、２着馬＝5000万円・凱旋門賞（仏ロンシャン競馬場、３歳上、芝2400ｍ）……優勝馬及び２着馬、ＪＣ優勝時褒賞金は１着馬＝１億3000万円、２着馬＝5000万円・バーデン大賞(独バーデンバーデン競馬場、３歳上、芝2400ｍ)……優勝馬、ＪＣ優勝時褒賞金は１着馬＝１億円・愛チャンピオンＳ(愛レパーズタウン競馬場、３歳上、芝2000ｍ)……優勝馬、ＪＣ優勝時褒賞金は１着馬＝１億円

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“トップ50”日本馬は６頭

	ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）より「トップ50ワールドリーディングホース」が発表された。08年１月１日～６月30日までに施行された世界の主要レースが対象。カーリン（130）が首位を守り、ビッグブラウン（126）とニューアプローチ（126）と続いて１～２位は前回と同じ。今季Ｇ１を３連勝したデュークオブマーマレードは７位から４位タイに上がった。日本調教馬は宝塚記念を制したエイシンデピュティが118を得て新たに44位タイに入り、前回より１頭多い６頭が掲載された。“トップ50”の表は次週本誌「海外競馬ニュース」で掲載します。

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史上最速、三浦騎手30勝到達

	７月５日の函館競馬第７Ｒでヘッドライナーに騎乗した三浦皇成騎手（18歳、美浦・河野厩舎所属）は１着となり、ＪＲＡ30勝目を挙げた。７月５日での30勝到達は新人騎手として史上最速（これまでの最速は福永祐一騎手の７月13日）。翌６日には、函館第６Ｒでのカサデアンジェラ１着により、Ｇ１レースで騎乗可能となる通算31勝目をマークしている。

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大庭騎手が骨折

	７月５日の福島競馬第５Ｒで落馬した大庭和弥騎手（25歳、美浦・フリー）は右第２肋骨および右鎖骨骨折と診断され、同日の10Ｒ、翌６日の４鞍は乗り替わりとなった。

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コスモバルクが手術

	宝塚記念を回避したコスモバルク（牡７歳、北海道・田部和則厩舎）はその後の精密検査で左前脚剥離骨折が判明。６月24日に骨片を取り除く手術を受けていたことが明らかになった。

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ニシノシタン金沢へ移籍

	ニシノシタン（牡８歳、美浦・浅野厩舎）が金沢競馬に移籍することになり、７月２日付で競走馬登録を抹消された。同馬は通算41戦５勝。

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Ｄ．ホワイト騎手が短期騎手免許取得

	南アフリカ生まれで香港で活躍中のダグラス・ホワイト騎手（36歳）が７月３日、短期騎手免許を取得した。期間は７月５日から８月４日。身元引受人は美浦の藤沢和雄調教師、馬主の山本英俊氏。同騎手の短期騎手免許取得は04年以来２度目。

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義援金贈呈

	ＪＲＡは６月30日、岩手・宮城内陸地震被災に対して日本赤十字社に義援金100万円を寄付した。ＪＲＡは７月13日まで各競馬場、各ウインズに義援箱を設置し、ファンからの義援金を集計終了後に上記同様に寄付する。同日、日本馬主協会連合会（松本好雄会長）は日本赤十字社岩手県支部及び宮城県支部を通じてそれぞれ100万円を、（社）阪神馬主協会（近藤利一会長）はそれぞれ50万円を贈呈。（社）日本調教師会（中村均会長）は７月４日、日本赤十字社を通じて義援金100万円を寄付した。

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四位騎手があしなが育英会に寄付

	四位洋文騎手（35歳、栗東・フリー）が６月30日、あしなが育英会の施設である神戸レインボーハウスを訪問し、100万円を寄付した。日本ダービーを連覇したのを機に、社会貢献の一環として、あしなが育英会に寄付する運びとなったもの。

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