競馬ブックコーナー

老け込んでなんか
いられない

	・ポルトフィーノ骨折、オークス回避		・青木騎手ＪＲＡ100勝達成
	・鹿戸雄調教師初勝利		・移籍の鷹野騎手も初勝利
	・ジャリスコライト引退		・英のメジャーカドゥーが安田記念を辞退
	・青木騎手が海外出張届		・ビッグブラウン、プリークネスＳも楽勝
	・橋本寿正調教師、逝去		・藤田与志男氏、逝去


ポルトフィーノ骨折、オークス回避

	５月25日に行われるオークス（Jpn１、東京、芝2400ｍ）に出走する予定だったポルトフィーノ（牝３歳、栗東・角居厩舎）が右第１指骨剥離骨折を発症していることが５月14日、ＪＲＡの発表で明らかになった。３カ月以上の休養を要するとの診断。放牧に出して立て直される。ポルトフィーノは母エアグルーヴ、父クロフネという血統背景からデビュー前から注目を集め、昨年６月の阪神戦で鮮やかにデビュー勝ち。札幌２歳Ｓを右トモ筋肉痛のために回避したが、復帰戦のエルフィンＳを楽勝してクラシックに名乗りを挙げた。しかし、桜花賞は左寛跛行で出走取消。その後、オークスを目標に調整されていた。

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青木騎手ＪＲＡ100勝達成

	５月18日の新潟競馬第９Ｒで青木芳之騎手（31歳、美浦・フリー）はサトノコクオーに騎乗して１着となり、1722戦目で現役87人目となるＪＲＡ通算100勝を達成した。なお、同騎手は日本での騎乗のため、ＪＲＡに海外出張の変更届（５月20日から６月４日まで、出張先アメリカ）を提出している。　青木騎手　これも支えて下さった全ての皆さんのおかげだと思います。特に、師匠の藤沢先生には16歳の頃から父親のように指導をしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも一日一日を大切に、１つでも多く勝てるよう頑張ります。

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鹿戸雄調教師初勝利

	５月17日の新潟競馬第９Ｒでダイワバイロンが１着となり、鹿戸雄一調教師（45歳、美浦）は今年３月の厩舎開業以来43戦目でＪＲＡ初勝利を挙げた。　鹿戸雄師　少し時間がかかってしまいましたが、いろいろな方々に応援していただいたおかげで勝つことができました。厩舎には楽しみな馬がたくさんいます。これからももっと勝つことができるように頑張ります。

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移籍の鷹野騎手も初勝利

	鷹野宏史騎手（43歳、美浦・二ノ宮厩舎所属）は、５月18日の新潟競馬第３Ｒでアンブロークンで１着となり、ＪＲＡ移籍後63戦目で初勝利を挙げた。　鷹野騎手　中央入りし３カ月が経ち、騎手としての感覚も戻ってきましたからそろそろ何とかしたいと思っていました。二ノ宮先生の管理馬で勝つことができて本当に嬉しいです。次は２勝目を目指して頑張ります。

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ジャリスコライト引退

	アグネスデジタルの半弟（父ファンタスティックライト）で、06年の京成杯（Ｇ３）に優勝したジャリスコライト（牡５歳、美浦・藤沢和厩舎）は５月18日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算９戦３勝。引退後は北海道安平町早来のノーザンファームで種牡馬となる予定。

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英のメジャーカドゥーが安田記念を辞退

	６月８日に東京競馬場で行われる安田記念（Ｇ１、芝1600ｍ）に選出されていた英国のメジャーカドゥー（牡４歳）は出走を辞退した。同競走に選出されている外国馬は18日現在、香港のグッドババ、アルマダ、ブリッシュラックの３頭となった。

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青木騎手が海外出張届

	青木芳之騎手（31歳、美浦・フリー）がＪＲＡに海外出張届を提出した。海外遠征馬の調教及びレース騎乗のためで出張先はアメリカ。期間は５月20日から６月４日。同騎手は４月29日から６月10日の期間で出張届を提出していたが、日本で騎乗するため変更届を提出した。

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ビッグブラウン、プリークネスＳも楽勝

	５月17日、米ピムリコ競馬場で行われたプリークネスＳ（Ｇ１、ダート9.5ハロン）はビッグブラウンが５１／４馬身差の圧勝で米２冠を達成した。６月７日のベルモントＳ（米Ｇ１、ダート12ハロン）を制すれば78年のアファームド以来の米３冠馬誕生となる。同レースにはピーターパンＳを勝ったカジノドライヴ（牡３歳、美浦・藤沢和厩舎）も出走する。

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橋本寿正調教師、逝去

	橋本寿正調教師が５月16日午後、済生会滋賀県病院にて病気のため逝去した。57歳だった。1950年11月25日生まれ、京都府出身。厩務員、調教助手を経て87年10月に厩舎を開業した。ＪＲＡ通算成績は4036戦281勝（うち障害競走76戦４勝）。重賞では91年愛知杯、95年札幌記念、98年シリウスＳ、07年阪神スプリングＪ、08年アーリントンＣの５勝を挙げた。なお、管理馬はすべて17日付で中村均厩舎に臨時貸付けされている

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藤田与志男氏、逝去

	株式会社ダーハム代表取締役でＪＲＡの馬主でもある藤田与志男氏が５月10日午前、心不全のため東京都内の病院で死去、67歳。葬儀、告別式が16日午前10時30分から東京都中野区の宝仙寺大師堂で執り行われた。喪主は妻の在子さん。藤田氏は「マルターズ」、「シベリアン」の冠名で知られる馬主。昨年は朝日杯ＦＳをゴスホークケンで制していた。

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