競馬ブックコーナー

久しぶりの
京都競馬場

	・ディープインパクトが顕彰馬に		・カジノドライヴ、渡米緒戦を圧勝！
	・武豊騎手が京都競馬場1000勝		・川田騎手ＪＲＡ通算200勝
	・柴原騎手は通算100勝		・池崎騎手が初勝利
	・トップ50ワールドリーディングホース		・アドマイヤジュピタ放牧、秋は京都大賞典から
	・アサクサキングスも放牧へ		・メイショウサムソン、凱旋門賞に登録
	・安田記念の外国選出馬		・ハロースピード骨折
	・アサクサダンディ回避		・北村宏、武英騎手が落馬負傷


ディープインパクトが顕彰馬に

	08年度の顕彰馬選定記者投票の結果、ディープインパクトが顕彰馬に選定されたことが５月８日、ＪＲＡの発表で明らかとなった。87年４月１日から07年３月31日の間に競走馬登録を抹消した馬の中から選ぶもので、ディープインパクトは選定基準である「投票者数（186名）の４分の３以上（140票以上）」を大きく上回る161票を獲得。04年に選定されたタケシバオー、テイエムオペラオー以来４年ぶり28頭目の殿堂入りとなった。得票数上位の５頭は以下の通り（カッコ内は得票率）。（１）ディープインパクト 161票（86.6％）（２）エルコンドルパサー 95票（51.1％）（３）スペシャルウィーク 26票（14.0％）（４）アグネスデジタル７票（3.8％）（５）ハーツクライ５票（2.7％）　池江郎師　手がけたディープインパクトが顕彰馬に選ばれたことは大変光栄でうれしいです。三冠をはじめ立派な成績を収めたことが評価されたのでしょうが、こんなに早く顕彰馬になれたことを彼も喜んでいることでしょう。まだまだ夢がいっぱいありますからね。今年生まれた子供たちが恥ずかしくない成績を残してくれることを見守りながら、これからも楽しみにしています。

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カジノドライヴ、渡米緒戦を圧勝！

	５月10日現地時間17：15（日本時間５月11日６：15）、ベルモントパーク競馬場でピーターパンＳ(Ｇ２、１１／８マイル)が行われ、Ｋ．デザーモ騎乗のカジノドライヴ（牡３歳、美浦・藤沢和厩舎）が２着馬に５馬身３／４差をつけて圧勝した。勝ち時計は１：47.９。１馬身ほど出遅れたが、二の脚で挽回して３番手のインを追走。直線入り口で先頭に並びかけると鞍上のゴーサインに応え、後続を一気に引き離した。同厩舎のスパークキャンドル（牡３歳）は６着。次走は６月７日、米国３冠最終戦のベルモントＳ（Ｇ１、2400ｍ）。

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武豊騎手が京都競馬場1000勝

	５月10日の京都競馬第３Ｒ３歳未勝利戦でフォーティファイドが勝利し、同馬の手綱を取った武豊騎手（39歳、栗東・フリー）が京都競馬場での勝利数を1000とした。京都競馬場1000勝が記録されたのは史上初。

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川田騎手ＪＲＡ通算200勝

	５月11日の京都競馬第６Ｒでアナモリが１着となり、騎乗した川田将雅騎手（22歳、栗東・フリー）はＪＲＡ通算200勝を達成した。2004年デビューで通算2300戦目での達成。重賞は９勝。　川田騎手　佑介（藤岡佑介騎手）がすっと前に達成していて、だいぶ後れをとっているのですが、300勝は先に取れるよう頑張ります。いい馬にたくさん乗せてもらっているので、これからも一つ一つ勝っていけるよう頑張りたいと思います。

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柴原騎手は通算100勝

	５月11日の京都競馬第12Ｒでは、ラインストームに騎乗して１着となった柴原央明騎手（24歳、栗東・フリー）がＪＲＡ通算100勝を達成した。02年にデビューして以来1939戦目。

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池崎騎手が初勝利

	５月11日の新潟第１Ｒで池崎祐介騎手（19歳、美浦・フリー）はフジマサルビーに騎乗して１着となり、97戦目で初勝利を挙げた。デビューは07年３月。　池崎騎手　（初勝利は）最高の気分です。先頭に立つのが早かったけれど最後は馬がよく頑張ってくれました。勝つことができてホッとしています。同期や後輩に後れをとっているので追いつけるよう頑張ります。

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トップ50ワールドリーディングホース

	５月９日、ＩＦＨＡ（国際競馬統括機関連盟）より「トップ50ワールドリーディングホース」が発表された。今回発表分は07年11月１日から08年５月４日までに施行された世界の主要レースが対象。ドバイワールドカップを圧勝したカーリンが130で首位を守り、ケンタッキーダービーを圧勝したビッグブラウン（126）が２位に入った。日本調教馬は９頭が掲載され、ジャパンＣ優勝のアドマイヤムーンが123で３位タイに。同レース２着のポップロックと３着のメイショウサムソンが122で５位タイとなった。有馬記念を優勝し、今年緒戦の日経賞を圧勝したマツリダゴッホは121で12位タイ。春の天皇賞を勝ったアドマイヤジュピタが118で31位タイに新たにランクインしている。詳細はＩＦＨＡホームページを参照ください。

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アドマイヤジュピタ放牧、秋は京都大賞典から

	春の天皇賞を制覇したアドマイヤジュピタ（牡５歳、栗東・友道厩舎）は５月10日、山元トレセンを経由してノーザンファームに放牧に出された。秋は10月12日の京都大賞典（Ｇ２、芝2400ｍ）から始動する予定。

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アサクサキングスも放牧へ

	春の天皇賞で３着だったアサクサキングス（牡４歳、栗東・大久保龍厩舎）もリフレッシュのため山元トレセンに放牧へ。宝塚記念出走のプランもあるが、出否は今後の疲労回復度合や馬の状態を見て決められる。

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メイショウサムソン、凱旋門賞に登録

	春の天皇賞で２着したメイショウサムソン（牡５歳、栗東・高橋成厩舎）が10月５日にフランスのロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞（Ｇ１）に登録した。５月８日、ＪＲＡが発表したもの。日本馬は他に昨年のラジオNIKKEI賞、セントライト記念の勝ち馬ロックドゥカンブ（牡４歳、美浦・堀厩舎）と、今年の青葉賞で２着したクリスタルウイング（牡３歳、美浦・藤沢和厩舎）が登録している。

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安田記念の外国選出馬

	安田記念（６月８日、東京、Ｇ１、芝1600ｍ）の外国選出馬が５月９日、ＪＲＡから発表された。選出馬は次の４頭。グッドババは今年４月27日の香港Ｇ１チャンピオンズマイル勝ち馬、アルマダは同２着、ブリッシュラックは同３着。また、メジャーカドゥーは４月26日の英Ｇ２ベット365マイル勝ち馬。 ○香港…グッドババ（セン６歳、26戦13勝）、アルマダ（セン７歳、14戦９勝）、ブリッシュラック（セン９歳、59戦12勝） ○英国…メジャーカドゥー（牡４歳、８戦３勝）

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ハロースピード骨折

	ハロースピード（牝４歳、美浦・相沢厩舎）は、５月７日の調教中に右前副管骨骨折を発症し、予定していたヴィクトリアマイル出走を断念した。診断では全治３カ月。目黒獣医クリニックに１カ月ほど入院し、その後はいわきの馬の温泉へ放牧に出される予定。

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アサクサダンディ回避

	ＮＨＫマイルＣに出走予定だったアサクサダンディ（牡３歳、美浦・戸田厩舎）は熱発のため同レースを回避した。

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北村宏、武英騎手が落馬負傷

	５月11日の京都競馬第12Ｒで３頭が落馬し、北村宏司騎手（27歳、美浦・藤沢和厩舎所属）が左前腕部骨折、左大腿部挫創を負った。武英智騎手（27歳、栗東・山内厩舎所属）は左臀部打撲、骨盤骨折の疑いとの診断。

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