競馬ブックコーナー

久しぶりの調教風景

	・日本勢はウオッカの４着が最高		・ブライアンズタイム産駒、1300勝達成
	・キーンランドスワン、地方競馬へ転厩		・白毛馬ＪＲＡ特別初勝利
	・萩原調教師ＪＲＡ300勝		・カラジが出走回避
	・松岡騎手ＪＲＡ通算200勝		・騎手の所属変更


日本勢はウオッカの４着が最高

	３月29日日本時間深夜にドバイのナドアルシバ競馬場で行われたドバイＷＣデイ諸競走に日本馬４頭が３レースに参戦した。ドバイＷＣのヴァーミリアンは序盤から行きっぷりに余裕がなく直線入り口では先頭から大きく離された後方。まさかの最下位に終わった。優勝したのは昨年の米年度代表馬カーリン。７３／４馬身差の圧勝だった。　 ◆武豊騎手（ヴァーミリアン）いいスタートを切れたが、途中からついて行けなくなった。ちょっと落ち着き過ぎかと思っていたが、状態が良かっただけにまさかの結果です。こんなヴァーミリアンは初めて。でも、本当にスタッフはよくやってくれたので、結果だけ見て簡単には述べられません。　ドバイデューティフリーにはウオッカ、アドマイヤオーラが参戦。ウオッカは好位の４、５番手から早目の競馬で一旦は抜け出したかに思われたが４着。アドマイヤオーラは後方の内々で手間取り９着に終わった。　 ◆武豊騎手（ウオッカ）惜しかった。いいポジションが取れたけど、馬が力んで掛かり気味になってしまいました。最後に勝ち馬を一旦交わした時には勝ったと思ったのですが。状態が本当に良かったので悔しいです。　 ◆安藤勝己騎手（アドマイヤオーラ）最後は伸びているけど、少し苦しい位置取りだった。ドバイの芝は問題なかったが……。狭いところに閉じ込められる形となったので苦しかった。　ＵＡＥダービーのイイデケンシンは大外枠からハナに立ったものの、内のマッシヴドラマも引かずに厳しい展開。直線を向くと失速して馬群に沈んだ。　 ◆藤田騎手（イイデケンシン）先行争いで相手がまったく引かず楽に行けなかった。直線を向いた時には手応えがなかった。

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ブライアンズタイム産駒、1300勝達成

	３月30日の中山競馬第７Ｒにおいてトーセントゥルーが１着となり、ブライアンズタイム産駒のＪＲＡ通算勝利数は1300勝となった。ＪＲＡ通算勝利数1300勝を記録した種牡馬はブライアンズタイムが４頭目。なお、通算勝利数首位はサンデーサイレンスで2711勝、２位ノーザンテースト1757勝、３位ライジングフレーム1379勝（３月30日３回中山２日第７Ｒ終了現在）。

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キーンランドスワン、地方競馬へ転厩

	04年シルクロードＳ、05年阪急杯に優勝したキーンランドスワン（牡９歳、栗東・森厩舎）は３月26日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績は46戦７勝、重賞２勝。海外、地方各２戦０勝。今後は地方競馬に転厩する予定だが、詳細は決まっていない。

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白毛馬ＪＲＡ特別初勝利

	３月29日の中山競馬第９Ｒミモザ賞でユキチャン（牝３歳、美浦・後藤厩舎）が勝利を収めたが、これは白毛馬として初のＪＲＡ特別競走勝利となった。また、白毛馬による芝コース勝利も史上初。なお、白毛馬のＪＲＡ勝利はこれで通算４勝目。

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萩原調教師ＪＲＡ300勝

	３月30日の中山競馬第８Ｒでノーフォークパインが１着となり、同馬を管理する萩原清調教師（49歳、美浦）は2479戦目で現役74人目となるＪＲＡ通算300勝を達成した。この中にはスワンＳ、阪急杯など重賞での６勝が含まれている。　萩原師　馬主の皆さんをはじめ、関係者の方々のおかげで達成することができました。これからも期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。

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カラジが出走回避

	中山グランドＪ４連覇を目指していたカラジ（セン13歳、豪）は３月27日、中山競馬場での調教中に右前浅屈腱炎を発症し、ペガサスジャンプＳおよび中山グランドＪ出走を断念した。　マスグローヴ師　追い切り後に右前肢を痛がる素振りを見せていたのでエコー検査を実施した結果、右前浅屈腱炎であることが分かり、残念ではあるが出走回避を決断した。このまま引退することになると思う。これまで色々と協力してくれた日本の皆様には感謝しています。

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松岡騎手ＪＲＡ通算200勝

	３月29日の中山競馬第１Ｒで松岡正海騎手（23歳、美浦・相沢厩舎所属）はケージーハッピーに騎乗して１着となり、2944戦目でＪＲＡ通算200勝を達成した。重賞ではJpn１ヴィクトリアマイルなど10勝。　松岡騎手　一流騎手を目指して頑張ってきて、ようやくいい結果が残せるようになってきました。200勝達成もファンの皆様の声援のおかげだと思います。これからも期待に応えられるように頑張ります。

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騎手の所属変更

	フリーの高野容輔騎手（24歳）が４月１日付けで栗東の沖芳夫厩舎所属に変更した。

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