競馬ブックコーナー

永遠の命

	・三浦騎手が初勝利を特別で飾る		・伊藤工騎手と大江原騎手もデビュー
	・美浦３名、栗東１名東西で新規開業		・大江原騎手騎乗停止
	・ジュウクリュウシン骨折、全治９カ月		・アドマイヤキッス、右第３中手骨々折
	・デアリングハート繁殖入り		・ノボトゥルー引退、種牡馬に
	・ウオッカ、京都競馬場に入厩		・内田博、鷹野騎手もＪＲＡ騎手としてデビュー
	・五十嵐雄騎手海外出張届		・ドバイＷＣデイ諸競走
	・ファビラスボーイ放牧へ		・美浦で馬インフルエンザ
	・騎手の所属変更		・渡邊五郎氏、逝去
	・３名が騎乗停止


三浦騎手が初勝利を特別で飾る

	３月１日の中山第10Ｒ潮来特別で、この日デビューした新人の三浦皇成騎手（18歳、美浦・河野厩舎所属）はフェニコーンに騎乗して１着となり、３戦目でＪＲＡ初勝利を挙げた。３戦目での特別競走勝利は94年の植野貴也騎手と並ぶ最速タイ。なお、デビュー戦は同日中山第１Ｒのモエレロングラン（６着）。　三浦騎手　チャンスを与えて下さった関係者の皆様に感謝しています。レースでは道中折り合えただけでなく直線でも手応えが良かったので、最後はがむしゃらに追いました。５歳の頃から騎手になりたかったので今はとにかく嬉しいです。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。

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伊藤工騎手と大江原騎手もデビュー

	３月１日付で騎手免許を取得した新人の伊藤工真騎手（18歳、美浦・古賀史厩舎所属）も同日の中山競馬第１Ｒで、大江原圭騎手（18歳、栗東・作田厩舎所属）は中京競馬第１Ｒでデビューしている。初騎乗を終えた後のコメントは以下の通り。　伊藤工騎手　中山１Ｒトウショウブリーズ（９着）とても緊張して、あまりレースのことは覚えていませんが、模擬レースと違って周りの騎手のペースが本当に速くて、ついていくのが大変でした。初騎乗の点数をつけるとすれば20点か30点ぐらいです。同期が少ないので新人賞を目指して頑張ります。　大江原騎手　中京１Ｒビリーヴインタイム（13着）模擬レースの時とはペースが全然違い、ついていけませんでした。前との間隔もつかみにくかったです。このあとのレースも頑張りたいと思います。

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美浦３名、栗東１名東西で新規開業

	３月１日付で４名の調教師（美浦所属３名、栗東所属１名）が厩舎を開業した。美浦所属の粕谷昌央、鹿戸雄一、松山将樹各調教師は18馬房から、栗東所属の野中賢二調教師は20馬房からのスタートとなる。

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大江原騎手騎乗停止

	新人の大江原圭騎手（18歳、栗東・作田厩舎所属）はデビュー３戦目となった３月１日の中京競馬第５Ｒでニシノヴァネッサに騎乗して６位に入線したが、第３コーナーで急に外側に斜行して他馬の走行を妨害したため14着に降着となり、３月８日から３月16日まで開催日４日間の騎乗停止に処された。

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ジュウクリュウシン骨折、全治９カ月

	デビュー戦、若駒Ｓを連勝したジュウクリュウシン（牡３歳、栗東・昆厩舎）は３月９日の弥生賞に向けて調整が進められていたが、１日の調教後、右トモの種子骨を骨折していることが判明したため、同レースを断念した。全治９カ月の診断。

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アドマイヤキッス、右第３中手骨々折

	２月３日に行われた京都牝馬Ｓを快勝したアドマイヤキッス（牝５歳、栗東・松田博厩舎）が右第３中手骨々折を発症していることが27日、明らかとなった。休養期間は未定。

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デアリングハート繁殖入り

	06年クイーンＳ、06、07年府中牝馬Ｓに優勝したデアリングハート（牝６歳、栗東・藤原英厩舎）が２月28日付で競走馬登録を抹消された。フェブラリーＳ７着がラストラン。ＪＲＡ通算成績は24戦４勝、地方では２戦０勝。重賞３勝。今後は生まれ故郷の北海道千歳市の社台ファームで繁殖入りする。

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ノボトゥルー引退、種牡馬に

	01年フェブラリーＳ、根岸Ｓに優勝したノボトゥルー（牡12歳、栗東・森厩舎）は２月27日付で競走馬登録を抹消された。フェブラリーＳ14着がラストラン。ＪＲＡ通算成績は39戦７勝、地方48戦４勝、海外１戦０勝。重賞勝利は上記の他に02、04年とちぎマロニエＣ（宇都宮）、02年兵庫ゴールドＴ（園田）、03年さきたま杯（浦和）。北海道浦河町の日高スタリオンステーションで種牡馬となる。

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ウオッカ、京都競馬場に入厩

	２月23日に行われた京都記念で６着だったウオッカ（牝４歳、栗東・角居厩舎）はドバイ遠征に向け、25日に京都競馬場の国際厩舎に入厩した。３月29日のドバイ・デューティフリー（Ｇ１、芝1777ｍ）に出走する。

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内田博、鷹野騎手もＪＲＡ騎手としてデビュー

	内田博幸騎手（37歳、美浦・嶋田潤厩舎所属）は３月１日の中山競馬第１Ｒでシャドウランズに騎乗して１着となり、ＪＲＡ移籍後の初勝利を挙げた。また、同日の中山競馬第３Ｒでは鷹野宏史騎手（43歳、美浦・二ノ宮厩舎所属）もハイブリッドスターに騎乗し、ＪＲＡデビューを果たしている（10着）。　内田博騎手　これまでは地方の騎手として騎乗してきましたが、今日はＪＲＡの騎手としての騎乗だったので緊張しました。これからも期待を裏切らないよう頑張っていきたいと思います。現実は厳しいと思いますが、夢は大きく、日本ダービー、全国リーディングを目指していきます。これからも応援よろしくお願いします。　鷹野騎手　ＪＲＡの騎手として夢の舞台に立てて、すごく嬉しいです。ここで騎乗することを目標に頑張ってきたので、これまでの苦労が吹っ飛んだ気がします。昨日はドキドキ、ワクワクしてなかなか寝つけませんでした。まずは１勝することを目指して頑張ります。応援よろしくお願いします。

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五十嵐雄騎手海外出張届

	五十嵐雄祐騎手（24歳、美浦・フリー）がＪＲＡに海外出張届を提出した。出張先はイギリスで、期間は３月12日から同19日。レース視察のため。

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ドバイＷＣデイ諸競走　追加選出の日本馬

	３月29日（土）にアラブ首長国連邦のナドアルシバ競馬場で行われるドバイワールドＣデイ諸競走に追加選出された日本馬がＪＲＡから発表された。追加選出馬は次の２頭。・ドバイゴールデンシャヒーン（Ｇ１、ダート1200ｍ）アグネスジェダイ（牡６歳、栗東・森厩舎）・ドバイデューティフリー（Ｇ１、芝1777ｍ）アドマイヤオーラ（牡４歳、栗東・松田博厩舎）

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ファビラスボーイ放牧へ

	ファビラスボーイ（牡３歳、美浦・堀井厩舎）は疲れが出たため、２月27日に山元トレセンに放牧に出された。皐月賞へは出走せず、今後は５月３日の青葉賞もしくは５月10日のプリンシパルＳで戦列に復帰し、ダービーを目指したいとしている。同馬は秋華賞優勝馬ファビラスラフインを母に持つ良血。新馬戦に続いてセントポーリア賞を快勝し注目を集めていた。

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美浦で馬インフルエンザ

	２月24日に発熱が認められた美浦トレセン所属の競走馬１頭について、馬インフルエンザ検査を行ったところ陽性が確認された。２月25日にも川崎の交流競走に出走予定だったゲゼルシャフトが、馬インフルエンザ陽性（不顕性）が確認され、出走を取り止めたほか、同厩舎の他の競走馬について検査を実施した結果、更に５頭の陽性が確認されている。　また、３月２日には船橋の交流戦（３月３日）に出走予定だったハギノトップクラスも馬インフルエンザで陽性が確認され出走を取り消した。

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騎手の所属変更

	宗像徹騎手（33歳、美浦・水野厩舎）、池崎祐介騎手（19歳、美浦・池上厩舎）、水出大介騎手（23歳、美浦・矢野進厩舎）、増沢由貴子騎手（30歳、美浦・増沢厩舎）、宇多登志夫騎手（27歳、栗東・福島勝厩舎）、西田雄一郎騎手（33歳、美浦・境征厩舎）が３月１日付でフリーに。また、小島太一騎手（22歳）は２月25日付で美浦の小島太厩舎、内田浩一騎手（39歳）は３月１日付で栗東の清水出厩舎所属となった。

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渡邊五郎氏、逝去

	90年から95年までＪＲＡ理事長を務めた渡邊五郎氏が２月25日午前６時45分、東京都港区の虎の門病院で心不全のため死去、81歳。葬儀、告別式は２月28日に東京都中央区築地の築地本願寺で行われた。喪主は妻の純子さん。

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３名が騎乗停止

	３月２日の阪神競馬11Ｒで武幸四郎騎手、中山競馬８Ｒで草野太郎騎手、３月１日の中京競馬５Ｒで大江原圭騎手が騎乗停止処分を受けた。いずれも３月８日～16日まで開催日４日間。

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