競馬ブックコーナー

不似合いな依頼

	・2008年度調教師、騎手免許合格者		・兵庫の川原騎手総合優勝
	・クーリンガー種牡馬に		・ドバイＷＣデイ諸競走、追加選出の日本馬
	・美浦と東京競馬場で馬インフルエンザ陽性馬		・調教師３名が勇退
	・ルメール騎手海外出張		・ゴスホークに内田博騎手
	・メイショウサムソン、ドバイ遠征を断念


2008年度調教師、騎手免許合格者

	ＪＲＡは２月14日、2008年度の新規調教師、騎手免許試験合格者を発表した。調教師７名、騎手５名。騎手試験には、大井の3000勝ジョッキー・内田博幸騎手と高知の2000勝ジョッキー・片山宏史騎手が合格した。大江原圭騎手候補生の父は障害戦で活躍した大江原隆元騎手（現調教助手）。片山騎手は高知所属時同様、旧姓の「鷹野宏史」で騎乗する予定。 ■新規調教師免許試験合格者大竹正博（38歳、美浦）尾關知人（36歳、美浦）牧　光二（35歳、美浦）矢野英一（37歳、美浦）笹田和秀（51歳、栗東）須貝尚介（41歳、栗東）村山　明（36歳、栗東） ■新規騎手免許合格者伊藤工真（17歳、美浦・古賀史厩舎）三浦皇成（18歳、美浦・河野厩舎）大江原圭（17歳、栗東・作田厩舎）内田博幸（37歳、美浦・嶋田潤厩舎予定）片山宏史（43歳、美浦・所属は未定）

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兵庫の川原騎手総合優勝

	通算2000勝以上のトップジョッキーたちによる腕比べ、第16回ゴールデンジョッキーカップが２月14日（木）、園田競馬場で行われ、地元兵庫の川原正一騎手（48歳、曾和直榮厩舎所属）が総合優勝した。３レース、ポイント制。８着、２着、１着で39ポイントを獲得した。２位は31ポイントの岩田康誠騎手（ＪＲＡ）、３位に30ポイントで有馬澄男騎手（兵庫）が続いた。以下は次の通り。（４）武豊（ＪＲＡ）（５）石崎隆之（船橋）（６）小林俊彦（岩手）（７）吉田稔（愛知）（８）内田博幸（大井）（９）的場文男（大井）（１０）安部幸夫（愛知）（１１）小牧太（ＪＲＡ）（１２）内田利雄（福山）。

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クーリンガー種牡馬に

	２月11日の佐賀記念で２着したクーリンガー（牡９歳、栗東・岩元厩舎）が２月17日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績32戦５勝、地方29戦５勝。重賞は05年マーチＳのほかに06年マーキュリーＣ、04、05年名古屋大賞典、04年佐賀記念、02年サラブレッドＣｈを制した。北海道新冠町の優駿スタリオンで種牡馬となる予定。

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ドバイＷＣデイ諸競走、追加選出の日本馬

	アラブ首長国連邦のナドアルシバ競馬場で３月29日（土）に行われるドバイワールドカップデイ諸競走に新たに選出された日本馬が２月15日、ＪＲＡから発表になった。追加選出馬は次の２頭。なお、ドバイシーマクラシックに選出されていたウオッカについては、新たにドバイデューティフリー（Ｇ１、芝1777ｍ）にも選出されている。・ＵＡＥダービー（Ｇ２、ダート1800ｍ）…シルクビッグタイム（牡３歳、美浦・久保田厩舎）・ゴドルフィンマイル（Ｇ２、ダート1600ｍ）…ワイルドワンダー（牡６歳、美浦・久保田厩舎）

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美浦と東京競馬場で馬インフルエンザ陽性馬

	２月12日に軽度の感冒症状が認められた美浦トレセン所属の競走馬１頭について馬インフルエンザ検査を実施したところ、陽性が確認された。また、14日夕刻に発熱が認められた同トレセン所属の競走馬１頭についても検査の結果、馬インフルエンザ陽性が確認されている。陽性が確認された競走馬は直ちに隔離されている。　 15日には、発熱が認められた東京競馬場の乗用馬１頭についても馬インフルエンザ陽性が確認された。他の乗用馬についても検査を実施したが全馬陰性だった。これに伴って予定の体験乗馬等の馬事イベントは中止となり、誘導馬については万全を期すために福島競馬場の乗用馬が使用された。

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調教師３名が勇退

	栗東の福島勝調教師、松元省一調教師、美浦の笹倉武久調教師が２月29日付で勇退することになった。福島勝師は5426戦388勝。ランドパワーによる中山大障害など重賞で６勝。松元省師は4979戦588勝。Ｇ１馬トウカイテイオーやスティルインラブ、フラワーパークなどを育て重賞では23勝。笹倉師は3257戦132勝。グランリーオによる中日新聞杯など重賞で５勝している（成績は08年２月12日現在、ＪＲＡのみ）。

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ルメール騎手海外出張

	短期免許を取得して騎乗中のクリストフ・ルメール騎手が海外出張届をＪＲＡに提出した。期間は２月18日から２月22日まで、出張先はドバイ。現地での騎乗が予定されている。

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ゴスホークに内田博騎手

	朝日杯ＦＳを勝ち、07年度最優秀２歳牡馬に輝いたゴスホークケン（牡３歳、美浦・斎藤誠厩舎）は、新たに内田博騎手とコンビを組み、４月12日に行われるニュージーランドＴから始動することになった。同馬は２月14日に短期放牧から美浦トレセンに帰厩している。

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メイショウサムソン、ドバイ遠征を断念

	３月29日（土）にアラブ首長国連邦のナドアルシバ競馬場で行われるドバイワールドカップデイ諸競走のうち、ドバイシーマクラシック（Ｇ１、芝2400ｍ）に選出され、同レースへの出走を視野に入れて調整を進めていたメイショウサムソン（牡５歳、栗東・高橋成厩舎）が、同遠征を取り止めることが決まった。　出国検疫や輸送などの条件が厳しく、松本好雄オーナーと高橋成師の協議で決まったもの。

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