競馬ブックコーナー

春遠からじ

	・雪の影響でまたも開催中止に		・ペリエ騎手がサウジアラビアに出張
	・京都記念は好メンバー		・コイウタが引退
	・騎手２次試験行われる		・アサカディフィート10歳で平地重賞勝利
	・海外から登録なし		・美浦トレセンで馬インフルエンザ陽性馬
	・セフティーエンペラ乗馬に


雪の影響でまたも開催中止に

	２月９日（土）の２回京都競馬３日目は降雪のため、第３Ｒ以降が中止となり、出馬投票をやり直したうえで、翌々日の11日（月・祝）に続行競馬として第３Ｒ以降が午前11時10分より施行された。また、10日（日）の１回東京競馬４日目は早朝５時00分の時点で降雪はないものの芝コースに７ｃｍの積雪があり、安全な競馬の開催に重大な支障があると判断されて開催中止に。こちらは出馬投票をやり直さず、翌11日（月・祝）にスライドして代替競馬が実施された。１回東京競馬は１週前の３日（日）の２日目も雪の影響で開催が中止されており、２週連続の同じ競馬場での開催中止は1987年12月６日、13日（５回中山競馬２日目、４日目）の降雪による中止以来20年ぶりのこと。また、２日連続での雪の影響による競馬開催中止は2001年１月27日、28日の東京開催以来、７年ぶりのこととなった。

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ペリエ騎手がサウジアラビアに出張

	１月26日から２月25日まで有効のＪＲＡの短期免許を取得して騎乗しているオリビエ・ペリエ騎手（35歳、フランス）がサウジアラビアへ出張する。現地競走に騎乗するため。期間は２月12日から２月16日。

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京都記念は好メンバー

	２月23日に行われる京都記念(Ｇ２、芝2200ｍ)は近年にない好メンバーとなりそう。昨年のダービー馬ウオッカは有馬記念以来の出走。中山金杯勝ちのアドマイヤフジ他、アドマイヤオーラ、ドリームパスポート、トウカイトリック、トウショウナイト、トウカイエリート、フサイチホウオー、ダークメッセージ、アイポッパーらがスタンバイ。

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コイウタが引退

	07年ＪＲＡ賞最優秀４歳以上牝馬に選出されたコイウタ（牝５歳、美浦・奥平雅厩舎）が、２月８日付で競走馬登録を抹消され、現役引退が決まった。北海道千歳市の社台ファームで繁殖入りする。通算成績は21戦５勝（うち海外１戦０勝、地方１戦０勝）。重賞では07年ヴィクトリアマイル（Jpn１）と06年クイーンＣ（Ｇ３）で２勝。

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騎手２次試験行われる

	ＪＲＡ騎手免許２次試験が２月５日、千葉県白井のＪＲＡ競馬学校で行われ、競馬学校生徒３人のほか、大井の内田博幸騎手（37歳）、愛知の吉田稔騎手（38歳）や高知の鷹野宏史騎手（43歳）も受験した。合格発表は14日（木）の予定。

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アサカディフィート10歳で平地重賞勝利

	２月９日の小倉大賞典を直線大外から差し切ったアサカディフィート（セン10歳、栗東・鶴留厩舎）は、87、88年のトウショウレオ以来となる同大賞典連覇を達成するとともに、ＪＲＡ史上初となる10歳以上馬による平地重賞勝利を記録した。ＪＲＡ最高年齢での勝利記録はカラジ（セン12歳）の中山ＧＪ（ＪＧ１）。

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海外から登録なし

	現地時間で２月５日に締め切られたＧ２阪神大賞典、Ｇ３中山牝馬Ｓ、オープン特別の大阪城Ｓと東風Ｓへの外国からの予備登録はなかった。

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美浦トレセンで馬インフルエンザ陽性馬

	２月８日夕刻、発熱が認められた美浦トレーニング・センター所属の競走馬１頭に馬インフルエンザ検査を実施したところ、陽性が確認されたことが、ＪＲＡから明らかにされた。念のため陽性反応が出た競走馬の所属する同厩舎の他の競走馬についても検査を行ったが、全馬陰性だった。なお、陽性が確認された競走馬は直ちに隔離され、当該馬の厩舎をはじめ施設などの消毒を徹底するなど防疫対策を実施されており、競馬開催に支障はなかった。

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セフティーエンペラ乗馬に

	04年の福島記念に優勝したセフティーエンペラ（セン９歳、栗東・小野厩舎）は２月８日付で競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績は44戦６勝（うち重賞１勝）。今後は三重県の多度乗馬クラブで乗馬となる予定。

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