競馬ブックコーナー

その後の元騎手たち

	・藤沢和調教師11度目の全国首位		・武豊騎手に関西競馬記者クラブ賞
	・国枝調教師に東京競馬記者クラブ賞		・民放競馬記者クラブ賞は宮崎北騎手
	・プレミアム効果大！東西金杯は大幅売り上げ増		・テイエムドラゴン乗馬に
	・フサイチパンドラ繁殖入り		・野元調教師通算400勝
	・浅見調教師通算300勝		・堀調教師はＪＲＡ100勝
	・ダイワパッションも引退、三石町で繁殖入り		・ネヴァブション骨折判明
	・沢騎手が調教助手に		・海外から予備登録なし
	・ドリームパスポート、美浦の稲葉厩舎に転厩


藤沢和調教師11度目の全国首位

	2007年度厩舎関係者表彰受賞者が１月４日、ＪＲＡより発表された。全国リーディングトレーナーの座に就いたのは48勝（うち重賞３勝）を挙げた藤沢和雄調教師（56歳、美浦）で３年ぶり11回目。騎手部門では166勝をマークした武豊騎手（38歳、栗東・フリー）が６年連続17回目の全国首位となった。表彰式は１月19日(土)の京都競馬場、20日(日)の中山競馬場でそれぞれ昼休みにウイナーズサークルで行われる。 ◆騎手【勝利度数部門】（１）武豊（166）（２）岩田康誠（155）（３）安藤勝己（138）（４）後藤浩輝（119）（５）田中勝春（109）【勝率部門】（１）安藤勝己（0.2367）（２）武豊（0.2213）（３）岩田康誠（0.1701）（４）藤田伸二（0.1621）（５）横山典弘（0.1497）【賞金獲得部門】（１）武豊（２）安藤勝己（３）岩田康誠（４）後藤浩輝（５）蛯名正義【優秀障害騎手賞】（１）西谷誠（15）（２）小坂忠士（12）【フェアプレー賞】（関東）後藤浩輝、木幡初広、柴田善臣（関西）四位洋文、長谷川浩大、藤田伸二最多勝利新人騎手賞、特別模範騎手賞は該当者なし。 ◆調教師【最多勝利調教師賞】藤沢和雄（48）【最高勝率調教師賞】藤原英昭（0.1832）【最多賞金獲得調教師賞】松田博資【優秀調教師賞】（関東）（１）加藤征弘（２）藤沢和雄（３）国枝栄（４）古賀慎明（５）久保田貴士（関西）（１）松田博資（２）加用正（３）藤原英昭（４）矢作芳人（５）音無秀孝【優秀厩舎スタッフ賞】（関東）（１）加藤征弘厩舎（２）藤沢和雄厩舎（３）国枝栄厩舎（４）古賀慎明厩舎（５）久保田貴士厩舎（関西）（１）松田博資厩舎（２）加用正厩舎（３）藤原英昭厩舎（４）矢作芳人厩舎（５）音無秀孝厩舎

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武豊騎手に関西競馬記者クラブ賞

	関西競馬記者クラブ（加盟20社）は平成19年度「関西競馬記者クラブ賞」にＪＲＡ史上初の通算3000勝を達成した武豊騎手（38歳、栗東・フリー）を選出した。64年ぶりの牝馬による日本ダービー制覇を遂げたウオッカ（牝４歳、栗東・角居厩舎）には「特別賞」が贈られた.。

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国枝調教師に東京競馬記者クラブ賞

	東京競馬記者クラブ（加盟19社）は、マツリダゴッホで有馬記念、ピンクカメオでＮＨＫマイルＣに優勝した国枝栄調教師を平成19年度の東京競馬記者クラブ賞に選出した。

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民放競馬記者クラブ賞は宮崎北騎手

	その年に最も優秀な成績を残した関東の新人騎手に贈られる平成19年度民放競馬記者クラブ賞は、関東最多の８勝を挙げた宮崎北斗騎手（18歳、美浦・高市厩舎所属）に決まった。

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プレミアム効果大！東西金杯は大幅売り上げ増

	１月５日、最初の“プレミアム”レース（売り上げの５％相当が払戻金に上乗せされる）となった東西金杯は中山金杯で前年比123.6％、京都金杯で119.1％と大幅売り上げ増。入場人員も中山競馬場が184.7％、京都競馬場が165.7％となる賑わいを見せた。上乗せ分は３連単で、中山金杯は4620円、京都金杯は3120円となった。また100円元返しに10円を上乗せする「プレミアム10」は初日京都４Ｒ、中山５Ｒ、２日目京都１、９Ｒ(９Ｒは２頭)の複勝で適用された。初日京都１Ｒのコロナグラフの複勝は支持率が77.2％となり、10円を上乗せした払戻金額の合計が売得金を超えたため100円元返しとなった。

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テイエムドラゴン乗馬に

	05年の中山大障害(ＪＧＩ)を制したテイエムドラゴン（牡６歳、栗東・小島貞厩舎）が12月26日付で競走馬登録を抹消された。ラストランは07年の中山大障害４着。通算成績は17戦５勝(うち障害重賞４勝)。平地では未勝利だったが、３歳秋に障害に転向すると未勝利、京都ハイジャンプ、中山大障害を３連勝し、同年のＪＲＡ最優秀障害馬に選出された。今後は京都市京北育成牧場で乗馬となる予定。

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フサイチパンドラ繁殖入り

	06年のエリザベス女王杯（ＧＩ）に優勝したフサイチパンドラ（牝５歳、栗東、白井厩舎）も12月26日付で競走馬登録を抹消された。通算成績は21戦４勝（うち地方１戦０勝）、重賞では２勝を挙げている。繁殖馬となる予定だが、繋養先は未定。

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野元調教師通算400勝

	１月５日の京都競馬第11Ｒ京都金杯でエイシンデピュティが１着となり、同馬を管理する野元昭調教師（67歳、栗東）がＪＲＡ通算400勝を達成した。80年10月１日の厩舎開業以来6457戦目。重賞勝ちは91年のエリザベス女王杯（リンデンリリー）のＧ１を含む９勝。　野元師　昨年暮れに達成しようと思っていたのにできなくて、忘年会のときに「400勝は正月明けの競馬でできるから」と話していました。第１、第６レースで勝てなかったのですが、重賞で区切りの勝利を達成できてとても嬉しかったです。

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浅見調教師通算300勝

	１月５日の京都競馬第１Ｒでコロナグラフが圧勝し、同馬を管理する浅見秀一調教師（56歳、栗東)がＪＲＡ通算300勝を達成した。92年３月１日の開業以来3191戦目。重賞勝ちは98年天皇賞・春（メジロブライト）、03年阪神ＪＦ（ヤマニンシュクル）、06年菊花賞（ソングオブウインド）のＧ１を含む13勝。　浅見師　寛容、寛大なるオーナーに恵まれ、厩舎スタッフ、獣医師、装蹄師の方々にも助けられて達成できました。みんなの力を借りて、次の１勝を目指したいと思います。

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堀調教師はＪＲＡ100勝

	１月５日の中山競馬第２Ｒでスカーレットラインが１着となり、堀宣行調教師（40歳、美浦）は882戦目でＪＲＡ通算100勝（うち重賞５勝）を達成した。　堀師　開業丸５年を迎える前に100勝を達成させていただいたのも、皆様方の応援、頑張ってくれた馬たちのおかげだと感謝しております。これからもっとスタッフ一同精進していい仕事をしていきたいと思います。

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ダイワパッションも引退、三石町で繁殖入り

	06年のＧ２フィリーズレビュー、05年のＧ３フェアリーＳの重賞２勝を挙げたダイワパッション（牝５歳、美浦・増沢厩舎）が12月27日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道三石町で繁殖馬となる予定。通算成績は17戦４勝。

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ネヴァブション骨折判明

	ステイヤーズＳ２着のネヴァブション（牡５歳、美浦・伊藤正厩舎）が右前脚を骨折していたことが判明した。全治３カ月。同馬はすでに美浦トレセン近くの牧場に移動している。

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沢騎手が調教助手に

	沢昭典騎手（36歳、美浦・沢厩舎所属）が、12月31日をもって騎手を引退した。今後は沢峰次厩舎で調教助手となる予定。90年３月のデビュー以来ＪＲＡ通算2555戦138勝。

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海外から予備登録なし

	ＪＲＡは12月28日、フェブラリーＳ、日経新春杯、アメリカＪＣＣ、京都記念、ガーネットＳ、平安Ｓ、東京新聞杯、根岸Ｓ、京都牝馬Ｓ、シルクロードＳ、ダイヤモンドＳ、万葉Ｓ、ニューイヤーＳ、淀短距離Ｓ、白富士Ｓ、すばるＳに予備登録を行った外国馬がいなかったと発表した。

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ドリームパスポート、美浦の稲葉厩舎に転厩

	06年の皐月賞、菊花賞、ジャパンＣ２着馬で、昨年有馬記念では６着だったドリームパスポート（牡５歳）が12月26日付で栗東の松田博資厩舎から、美浦の稲葉隆一厩舎に転厩した。

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