競馬ブックコーナー

たかが未勝利

	・馬インフルエンザで３頭が出走取消		・久保田師ＪＲＡ通算100勝
	・グランドクチュリエ、ジャパンＣ出走を辞退		・美浦トレセンでポリトラック馬場開場
	・スプリングドリューが現役引退、繁殖入り		・インフルエンザ検査陰性
	・平成20年度調教師、騎手一次試験合格者数		・塚田騎手が転院
	・ユートピア２着		・横山典騎手が年間100勝
	・オレハマッテルゼ引退		・エイシンツルギザンは乗馬に
	・ケイアイガードは大井に移籍		・ＷＳＪＳ参加騎手の変更
	・オリエンタルロック挫石、東スポ杯２歳Ｓ回避		・渡辺薫騎手は９位
	・成宮明光元ＪＲＡ調教師、逝去		・飯田正氏、逝去


馬インフルエンザで３頭が出走取消

	11月17日午前９時過ぎに栗東トレセンで馬インフルエンザ陽性馬が２頭出たことを受け、ＪＲＡは18日に出走予定の栗東トレセン所属馬、京都競馬場滞在馬に簡易検査を行ったところ、東京競馬第９Ｒに出走予定だったスズカダーク、京都競馬第６Ｒに出走予定だったポルックスダーク、第９Ｒに出走予定だったユメノオーラの３頭に陽性反応が確認され、出走を取り消した。翌18日の午前８時過ぎにも栗東トレセンで新たに２頭の馬インフルエンザ陽性馬が認められている。12日に福島競馬場で乗用馬７頭に馬インフルエンザ陽性反応が確認されたことで、ＪＲＡは10日と11日の福島競馬出走馬に対して検査を実施し、全馬陰性であったことが判明したが、17日に栗東トレセンで陽性反応が出た２頭のうち１頭はその週に福島に遠征しており、全頭検査で陰性反応が出た後に陽性に変わったもの。直ちに感染馬が隔離され、徹底して施設などの消毒が行われているが、今後の対策については後日改めて発表される。

ページTOPへ


久保田師ＪＲＡ通算100勝

	11月17日の東京競馬第５Ｒでハピネスフォーユーが１着となり、久保田貴士調教師（40歳、美浦）は開業919戦目でＪＲＡ通算100勝を達成した。重賞ではこれまでに３勝。　久保田師　良いオーナーに恵まれ、おかげさまで達成することができました。今後は更に上を目指し、ファンの方やオーナーの皆さんの期待に応えられるような厩舎を作っていきたいと思っています。

ページTOPへ


グランドクチュリエ、ジャパンＣ出走を辞退

	ジャパンＣ招待受諾馬のうちグランドクチュリエ（米、牡４歳）が招待を辞退した。出発前の最終調整中に左前球節部に異状が見られたため。これにより今年のジャパンＣ出走外国馬は５頭となる。

ページTOPへ


美浦トレセンでポリトラック馬場開場

	美浦トレセン南馬場に９億3000万円をかけて新設されたポリトラック馬場が完成し、14日にはＪＲＡアドバイザーの岡部幸雄氏や田中勝騎手らが参加して試走会が行われた。軟らかめでクッションが利いた馬場は馬の脚に優しい、と関係者の評判も上々。調教開始となった初日の16日には204頭がこの新コースを利用している。

ページTOPへ


スプリングドリューが現役引退、繁殖入り

	07年の福島牝馬Ｓで優勝したスプリングドリュー（牝７歳、美浦・堀厩舎）が、11月16日付で競走馬登録を抹消された。今後は白老町の北海道習志野牧場で繁殖馬となる予定。通算48戦７勝、通算獲得賞金は１億3778万2000円（付加賞含む）。

ページTOPへ


インフルエンザ検査陰性

	福島競馬場乗用馬７頭の馬インフルエンザ陽性反応の確認を受け、ＪＲＡは11月13日、11月10日と11日の福島競馬に出走した競走馬に対して馬インフルエンザ検査を実施した結果（競走中の事故馬１頭を除く332頭）、全馬陰性であったことが判明したと発表した。なお、福島競馬場乗用馬の全18頭については、念のため、他のＪＲＡ施設（新潟競馬場）に移動して隔離したほか、福島競馬場その他各競馬場の施設等の徹底消毒など防疫対策を実施。先週末の中央競馬はすべて予定通り開催された。

ページTOPへ


平成20年度調教師、騎手一次試験合格者数

	平成20年度新規調教師、騎手免許第一次試験合格者数が11月15日、ＪＲＡから発表された。新規調教師一次合格者は15名、新規騎手一次合格者は４名。第二次試験は調教師が平成20年１月29～31日、騎手は平成20年２月５、６日。合格発表は平成20年２月14日（木）の予定。

ページTOPへ


塚田騎手が転院

	６月24日の函館競馬４日目第12Ｒで落馬負傷し、函館市内の病院に入院中の塚田祥雄騎手（21歳、美浦・藤沢和厩舎所属）が11月16日、より一層の機能回復を目指し、リハビリテーションのため函館市内の他の病院に転院した。

ページTOPへ


ユートピア２着

	昨年５月にゴドルフィンにトレードされたユートピア（牡７歳、英・Ｓ.ビン・スルール厩舎）が11月17日、米アケダクト競馬場で行われたスタイヴァザントＨ（Ｇ３）で２着した。10月５日のメドウランズカップＨ（Ｇ２）６着以来で移籍後３戦目。

ページTOPへ


横山典騎手が年間100勝

	11月17日の東京競馬第11Ｒ東京スポーツ杯２歳Ｓでフサイチアソートが１着となり、横山典弘騎手（39歳、美浦・フリー）は、４年連続、自身８回目となるＪＲＡ年間100勝を達成した。年間100勝は今年６人目。

ページTOPへ


オレハマッテルゼ引退

	06年の高松宮記念（ＧＩ）を制したオレハマッテルゼ（牡７歳、栗東・音無厩舎）は11月14日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。今後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬となる。通算成績は38戦９勝。重賞勝利は06年高松宮記念の他に、06年京王杯ＳＣ。

ページTOPへ


エイシンツルギザンは乗馬に

	03年ＮＺＴ（Ｇ２）に優勝したエイシンツルギザン（牡７歳、栗東・藤原英厩舎）は11月16日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。今後は岡山県の蒜山ホースパークにおいて乗馬となる。通算成績は19戦３勝。

ページTOPへ


ケイアイガードは大井に移籍

	04年ラジオたんぱ賞（Ｇ３）の勝ち馬ケイアイガード（牡６歳、栗東・白井厩舎）は11月16日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。地方競馬（大井競馬場）に転厩する予定。ＪＲＡでは22戦５勝の成績を残した。

ページTOPへ


ＷＳＪＳ参加騎手の変更

	12月１日（土）、２日（日）に阪神競馬場で行われます第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズに出場する海外招待騎手が変更となった。ジョン・ムルタ騎手（アイルランド）が出場辞退を申し出たため、代わってセバスチャン・サンダース騎手（イギリス）が参戦する。

ページTOPへ


オリエンタルロック挫石、東スポ杯２歳Ｓ回避

	札幌２歳Ｓ（Jpn３）の勝ち馬オリエンタルロック（牡２歳、栗東・田所秀厩舎）は東京スポーツ杯２歳Ｓに出走する予定だったが、挫石のため回避した。12月22日に阪神競馬場で行われるラジオNIKKEI杯２歳Ｓ（Jpn３、芝2000ｍ）に目標を切り替えて調整される。

ページTOPへ


渡辺薫騎手は９位

	11月10日（土）、11日（日）に韓国のソウル競馬場で行われた韓国馬事会国際騎手招待競走に出場した渡辺薫彦騎手(32歳、栗東・沖厩舎所属)は７、８、６、７着で９位だった。優勝したのは南アフリカのゲリット・ジャン・シュレッチャー騎手。

ページTOPへ


成宮明光元ＪＲＡ調教師、逝去

	成宮明光元ＪＲＡ調教師が11月10日に死去、72歳。葬儀は近親者だけで13日に行われた。神奈川県出身。64年に当時最年少の28歳で調教師免許を取得し、翌年に白井分場で開業。関東リーディングに２度輝くなど06年に引退するまでにＪＲＡ8664戦733勝。重賞では26勝を挙げ、カネヒムロで71年オークスを制した。ビゼンニシキを育てたことでも知られる。

ページTOPへ


飯田正氏、逝去

	有限会社千代田牧場代表取締役会長の飯田正氏が11月15日午前１時、急性心不全のため自宅で死去、80歳。告別式は11月19日午前10時30分から千葉県成田市吉倉の八富成田斎場で。喪主は長男の正剛氏。千葉と北海道に生産牧場を構え、最優秀古牡馬ニッポーテイオー、最優秀３・４歳牝馬ビクトリアクラウン、最優秀２歳牝馬ピースオブワールドなどを生産した。

ページTOPへ

copyright (C) Interchannel-Holon Inc./ケイバブック1997-2007