競馬ブックコーナー

最多忙＆最不運

	・後藤浩騎手がＪＲＡ通算1000勝達成		・山内調教師通算600勝達成
	・ルメール騎手に短期免許		・ウオッカ右寛跛行でエ女王杯取消
	・松田国調教師通算300勝		・ワールドスーパーＪＳ出場騎手決まる
	・ドリームパスポート、ジャパンＣで復帰		・コンゴウリキシオー、香港マイル招待受諾
	・レッドロックスＪＣ辞退		・アルティストロワイヤル、ベクラックスが来日
	・ジャパンＣ、ＪＣダート出走外国馬来日予定		・自身初、田中勝騎手がＪＲＡ年間100勝達成
	・シャドウゲイト、香港カップ招待を受諾


後藤浩騎手がＪＲＡ通算1000勝達成

	11月10日の東京競馬第11Ｒ京王杯２歳Ｓで後藤浩輝騎手（33歳、美浦・フリー）はアポロドルチェに騎乗して１着となり、中央競馬史上22人目、現役で９人目となるＪＲＡ通算1000勝を達成した。92年３月１日のデビュー以来8671戦目。この中には重賞での41勝が含まれており、うちＧ１では３勝（02年安田記念、04年朝日杯ＦＳ、06年ジャパンＣダート）。　後藤浩騎手　重賞勝利で達成できたのも何かの縁なのかなと思います。（史上22人目の記録となるが）偉大な先輩方に並んだとは思っていません。これからも目の前のレースを大事に乗って、１つでも多く勝っていけるように頑張りたいと思います。

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山内調教師通算600勝達成

	11月11日の福島競馬第11Ｒみちのく特別をコンゴウリュウオー（牡３歳）が５馬身差で圧勝し、山内研二調教師（58歳、栗東）が中央競馬史上75人目、現役では11人目となるＪＲＡ通算600勝を達成した。89年３月１日の厩舎開業以来5140戦目。重賞では43勝を挙げており、Ｇ１勝利は95年宝塚記念（ダンツシアトル）、96年皐月賞（イシノサンデー）、2000年桜花賞（チアズグレイス）、2000年オークス（シルクプリマドンナ）、02年桜花賞（アローキャリー）、02年宝塚記念（ダンツフレーム）の６勝。　山内師　馬主さんをはじめ、牧場の方やいろいろの人たちの支援でここまでこられたと思います。これからも厩舎のスタッフと協力して、馬の能力を発揮できるよう頑張っていきたいと思います。

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ルメール騎手に短期免許

	ＪＲＡは11月８日、フランスのクリストフ・ルメール騎手（28歳）に11月10日から12月23日まで有効の短期免許を交付した。８日現在ＪＲＡ通算794戦93勝（うち重賞４勝）。身元引受調教師は橋口弘次郎師（栗東）、身元引受馬主は吉田照哉氏。

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ウオッカ右寛跛行でエ女王杯取消

	11月11日に京都競馬場で行われたエリザベス女王杯に出走予定だったウオッカ（牝３歳、栗東・角居厩舎）は右寛跛行のため、同レースを取り消した（同日６時30分発表）。前日10日17時30分時点で単勝１番人気に支持されており、出走取消に伴う返還金は15億2041万2500円となった。Ｇ１レースにおける人気馬の出走取消、競走（発走）除外の主な例には、85年宝塚記念のシンボリルドルフ（左肩跛行）、97年日本ダービーのシルクライトニング（左前踏創）がある。

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松田国調教師通算300勝

	１1月11日の京都競馬第２Ｒでマイハートマイラブが１着し、松田国英調教師(57歳、栗東)がＪＲＡ通算300勝を達成した。重賞44勝。この中にはタニノギムレット、キングカメハメハの日本ダービー、ダイワスカーレットの桜花賞、秋華賞などＧ１（Jpn１）９勝が含まれている。　松田国師　負けることの多い競馬に根気強く応援し続けてくださった牧場、馬主、スタッフをはじめとする皆さまに対して、常日頃から抱いている感謝の気持ちを300勝の節目に改めて表したいと思います。

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ワールドスーパーＪＳ出場騎手決まる

	ＪＲＡは11月８日、12月１日、２日に阪神競馬場で行われる第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズに騎乗するＪＲＡ所属騎手６名、地方競馬代表騎手１名、海外招待騎手８名を次の通り発表した。ＪＲＡ所属騎手　田中勝春、後藤浩輝（関東勝利数１、２位）、武豊、岩田康誠、安藤勝己（関西勝利数１、２、３位）、角田晃一（サマージョッキーズシリーズ優勝者）地方競馬代表騎手　赤岡修次（高知）海外招待騎手 ◆北アメリカ……エドガー・プラード（米）、ジュリアン・ルパルー（米） ◆ヨーロッパ……ステファン・パスキエ（仏）、アンドレアシュ・シュタルケ（独）、ジョン・ムルタ（愛） ◆オセアニア……クレイグ・ウイリアムズ（豪）、オピー・ボッソン（新） ◆アジア……ダグラス・ホワイト（港）

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ドリームパスポート、ジャパンＣで復帰

	阪神大賞典で２着した後、右第３中手骨々折が判明して放牧に出されていたドリームパスポート（牡４歳、栗東・松田博厩舎）が11月７日に帰厩した。11月25日のジャパンＣ（東京、Ｇ１、芝2400ｍ）で復帰予定。同馬は昨年の皐月賞、菊花賞、ジャパンＣで２着している。

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コンゴウリキシオー、香港マイル招待受諾

	コンゴウリキシオー（牡５歳、栗東・山内厩舎）が、12月９日（日）に香港シャティン競馬場で行われる香港国際競走、香港マイル（Ｇ１、芝1600ｍ）に選出され、同馬の関係者も招待を受諾した。なお、香港国際競走に出走する日本馬の輸出検疫については、香港政府と日本政府の間で、14日間の輸出検疫を阪神競馬場国際厩舎において実施することで調整がついたため、コンゴウリキシオーは11月13日に阪神競馬場に入厩し、同28日に出国する予定。

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レッドロックスＪＣ辞退

	ジャパンＣ（11月25日、東京、Ｇ１、芝2400ｍ）の招待受諾馬のうち、レッドロックス（牡４歳、英）とロイヤルハイネス（牝５歳、米）が招待を辞退した。また、ジャパンＣダート（11月24日、東京、Ｇ１、ダート2100ｍ）のフィッツフラッグ（牡７歳、米）の招待辞退も明らかになった。これにより、招待受諾外国馬はジャパンＣ６頭、ジャパンＣダート３頭となる。

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アルティストロワイヤル、ベクラックスが来日

	ジャパンＣの招待受諾馬アルティストロワイヤル（牡６歳、米）とマイルチャンピオンＳ出走予定のベクラックス（セン５歳、米）が11月６日午前11時17分に成田に到着し、その後ＪＲＡ競馬学校に入厩した。２頭は検疫終了後、京都競馬場に移動する予定。アルティストはマイルＣＳ後東京競馬場に移動する。また、11月10日午後にはジャパンＣダート出走予定の英国馬ジャックサリヴァン（セン６歳）とキャンディデート（牡５歳）の２頭が来日している。

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ジャパンＣ、ＪＣダート出走外国馬来日予定

	ジャパンＣ出走予定のディラントーマス（牡４歳、愛）、ペイパルブル（牡４歳、英）、ハリカナサス（牡３歳、英）、グランドクチュリエ（牡４歳、米）、サデックス（牡４歳、独）５頭は11月15日に来日し、検疫終了後の11月21日に東京競馬場に移動する。また、ジャパンＣダートに出走するスチューデントカウンシル（牡５歳、米）は11月13日に来日し、11月19日に府中へ移動する予定。

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自身初、田中勝騎手がＪＲＡ年間100勝達成

	11月11日の東京競馬第５Ｒ２歳新馬戦で田中勝春騎手（36歳、美浦・フリー）はダンツウィニングに騎乗して１着となり、今年５人目、自身初となるＪＲＡ年間100勝を達成した。　田中勝騎手　周りの皆さんに助けられて初めて年間100勝を達成することができました。感謝しています。今後も一戦一戦を大事に頑張っていきます。

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シャドウゲイト、香港カップ招待を受諾

	12月９日（日）に香港のシャティン競馬場で行われる香港カップ（Ｇ１、芝2000ｍ）に、今年５月のシンガポール航空国際Ｃ勝ち馬シャドウゲイト（牡５歳、美浦・加藤征厩舎）が選出され、同馬の関係者も招待を受諾したことが11月11日、ＪＲＡから発表された。

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