競馬ブックコーナー

調教時計

	・ＢＣクラシックは３歳馬カーリンが制す		・マイルチャンピオンＳ、エ女王杯の出走辞退馬
	・ロックの次走は有馬記念		・平成20年度競馬学校騎手課程合格者は10名
	・ペリエ、スボリッチ騎手、短期騎手免許を取得		・ＷＳＪＳ地方代表選定競走、赤岡騎手が優勝
	・メイショウボーラー引退、種牡馬に		・エイシンテンダー引退、繁殖馬に
	・ニシノチャーミーも繁殖入り		・ベッラレイア、エ女王杯回避
	・シーキングザベストはアメリカで種牡馬に


ＢＣクラシックは３歳馬カーリンが制す

	第24回ブリーダーズＣ・ワールド・サラブレッド・チャンピオンシップスが、10月26日、27日の両日、米国ニュージャージー州のモンマスパーク競馬場で行われた。今回から３部門が新設されて26日に施行され、残りの８部門が27日に行われた。メインのＢＣクラシックＧ１(ダート10ハロン)はプリークネスＳ勝ち馬カーリンが逃げたハードスパンに４１／２差をつけて圧勝した。カーリンはケンタッキー産の３歳牡馬で父はスマートストライク。鞍上のロビー・アルバラードはブリーダーズＣシリーズ初制覇を大一番のクラシックで果たした。ターフは超スローペースの２番手から抜け出した米国馬イングリッシュチャネル（牡５歳）が直線を独走し２着レッドロックスに７馬身差をつけた。鞍上はジョン・ヴェラスケス。こちらも父はスマートストライクだった。１番人気の凱旋門賞馬ディラントーマスは中団のまま伸びず５着に敗れた。【その他のレースの勝ち馬】 ●ディスタフ（３歳上牝、ダート９ハロン）ジンジャーパンチ（父オーサムアゲイン、騎手R.ベハラノ） ●マイル（３歳上、芝８ハロン）キップデヴィル（父キプリング、騎手C.ヴェラスケス） ●スプリント（３歳上、ダート６ハロン）ミッドナイトリュート（父リアルクワイエト、騎手G.ゴメス） ●フィリー＆メアターフ（３歳上牝、芝11ハロン）ラフドゥード（父シングスピール、騎手A.ガルシア） ●ジュヴェナイル（２歳牡セン、ダート8.5ハロン）ウォーパス（父チェロキーラン、騎手C.ヴェラスケス） ●ジュヴェナイルフィリーズ（２歳牝、ダート8.5ハロン）インディアンブレッシング（父インディアンチャーリー、騎手G.ゴメス）【新設レース=Ｇ外=の勝ち馬】 ●ダートマイル（３歳上、ダート８ハロン70）コリンシアン（父プルピット、騎手K.デザーモ） ●ジュヴェナイルターフ（２歳、芝８ハロン）ナウナウナウ（父ホワイホワイホワイ、騎手J.ルパルー） ●フィリー＆メアスプリント（３歳上牝、ダート６ハロン）メアリフィールド（父イルーシヴクオリティ、騎手E.トゥルヒヨ）

ページTOPへ


マイルチャンピオンＳ、エ女王杯の出走辞退馬

	エリザベス女王杯の選出馬だったチンクェチェント（豪）が出走を辞退した。これにより、同競走への外国馬の出走はなくなった。また、マイルチャンピオンＳの選出馬だったクロッシングザライン（米）、ゲットファンキー（米）も出走を辞退している。マイルＣＳの選出馬ベクラックスは引き続いて出走の意欲を見せている。

ページTOPへ


ロックの次走は有馬記念

	菊花賞３着ロックドゥカンブ（牡３歳、美浦・堀厩舎）の次走は有馬記念（12月23日、中山、Ｇ１、芝2500ｍ）の予定。同馬は先週26日、山元トレセンにリフレッシュ放牧に出ている。

ページTOPへ


平成20年度競馬学校騎手課程合格者は10名

	ＪＲＡは10月26日、平成20年度競馬学校騎手課程（27期生）の合格者（入学内定者）を発表した。横山和生君は横山典弘騎手の長男。なお、応募総数は148名、一次受験者数139名、一次試験合格者は27名。　片山　文裕（15歳、高知県）　嶋田　純次（14歳、埼玉県）　杉原　誠人（14歳、埼玉県）　高嶋　活士（14歳、千葉県）　竹山　直希（15歳、兵庫県）　谷川　駿輝（14歳、青森県）　菱田　裕二（15歳、京都府）　藤懸　貴志（14歳、長野県）　森　一馬（14歳、神奈川県）　横山　和生（14歳、茨城県）

ページTOPへ


ペリエ、スボリッチ騎手、短期騎手免許を取得

	ＪＲＡは10月25日、フランスのトップジョッキー、オリビエ・ペリエ騎手（34歳）に10月27日から12月23日まで有効の短期騎手免許を交付した。栗東の池江泰寿調教師、（株）ダノックスが身元引受人。ペリエ騎手はこれまでにＪＲＡ通算349勝、うち重賞で37勝を挙げている。また、ドイツのアンドレアス・スボリッチ騎手（36歳）も来日し、短期騎手免許を取得した。こちらの有効期間は10月27日から11月26日。栗東の角居勝彦調教師、（株）アカデミーが身元引受人。スボリッチ騎手は06年独リーディング１位。ＪＲＡではこれまでに21勝、重賞でも１勝している。

ページTOPへ


ＷＳＪＳ地方代表選定競走、赤岡騎手が優勝

	第21回ワールドスーパージョッキーズシリーズ（12月１、２日、阪神競馬場で施行）の地方代表騎手を選定する「スーパージョッキーズトライアル2007」の第２ステージが10月26日、名古屋競馬場で行われ、第１ステージ終了時点で５位につけていた赤岡修次騎手（30歳、高知・工藤英厩舎所属）が総合優勝を果たした。地方競馬全国協会は同騎手を地方競馬代表騎手としてＪＲＡに推薦する。

ページTOPへ


メイショウボーラー引退、種牡馬に

	デビューから４連勝で小倉２歳Ｓ、デイリー杯２歳Ｓを制し、ダートに目先を替えた４歳時には３連勝でフェブラリーＳ(Ｇ１）制覇を遂げたメイショウボーラー（牡６歳、栗東・白井厩舎）が10月27日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績は23戦７勝、地方、海外では６戦０勝。重賞５勝を挙げ、03年朝日杯ＦＳ、06年スプリンターズＳのＧ１で２着した。タイキシャトル産駒。今後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬となる

ページTOPへ


エイシンテンダー引退、繁殖馬に

	05年のチューリップ賞(Ｇ３)に優勝したエイシンテンダー（牝５歳、栗東・武邦厩舎）が10月25日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。通算成績８戦３勝。生まれ故郷の北海道浦河町の栄進牧場で繁殖馬となる。

ページTOPへ


ニシノチャーミーも繁殖入り

	06年の函館２歳Ｓ（Ｇ３）の勝ち馬ニシノチャーミー（牝３歳、栗東・浅見厩舎）は10月26日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。通算成績４戦２勝。生まれ故郷の北海道日高町の西山牧場第一分場で繁殖馬となる。

ページTOPへ


ベッラレイア、エ女王杯回避

	秋華賞で４着だったベッラレイア（牝３歳、栗東・平田厩舎）は左肩に疲れが見られるため、予定していたエリザベス女王杯を回避して、近日中に放牧に出される。来年復帰する。

ページTOPへ


シーキングザベストはアメリカで種牡馬に

	06年の武蔵野Ｓ（Ｇ３）に優勝したシーキングザベスト（牡６歳、栗東・森厩舎）は10月28日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算18戦８勝。地方、海外では４戦１勝。今後はアメリカで種牡馬となる予定。

ページTOPへ

copyright (C) Interchannel-Holon Inc./ケイバブック1997-2007