競馬ブックコーナー

雨にぬれても

	・名種牡馬ミルジョージが死亡		・ウオッカは女王杯とＪＣを両睨み
	・ダイワスカーレット、ベッラレイアは女王杯へ		・重賞５勝のニホンピロサート引退、乗馬に
	・トリリオンカットも乗馬に		・マイルチャンピオンＳ、エ女王杯の外国選出馬
	・千葉直騎手が落馬骨折、松岡騎手は騎乗停止に		・ＳＪＴ第１ステージは荒尾の杉村騎手がトップ


名種牡馬ミルジョージが死亡

	天皇賞・春、有馬記念、宝塚記念の優勝馬イナリワンなどを送り出したミルジョージが10月19日、老衰のために繋養先の北海道新ひだか町の中村畜産で死亡した。99年に種牡馬を引退した後は同所で余生を過ごしていた。32歳だった。　ミルジョージは1975年生まれの米国産。米４戦２勝後骨折、そのまま日本に輸入されて種牡馬入りした。代表産駒は上記イナリワンだが、その他に宝塚記念のオサイチジョージ、オークス馬エイシンサニー、エリザベス女王杯のリンデンリリーを輩出。ＪＲＡのＧ１で６勝、ＪＲＡ重賞で32勝を挙げている。89年には中央・地方総合でリーディングサイアーに輝いた。

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ウオッカは女王杯とＪＣを両睨み

	秋華賞で３着だったウオッカ（牝３歳、栗東・角居厩舎）は11月11日のエリザベス女王杯（京都、Ｇ１、芝2200ｍ）と11月25日のジャパンＣ（東京、Ｇ１、芝2400ｍ）を両睨みで調整中。

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ダイワスカーレット、ベッラレイアは女王杯へ

	秋華賞を制したダイワスカーレット（牝３歳、栗東・松田国厩舎）、同レース４着のベッラレイア（牝３歳、栗東・平田厩舎）はエリザベス女王杯（京都、Ｇ１、芝2200ｍ）に駒を進める。

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重賞５勝のニホンピロサート引退、乗馬に

	04年のプロキオンＳなど重賞５勝を挙げたニホンピロサート（牡９歳、栗東・目野厩舎）が10月19日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消された。ＪＲＡ通算成績39戦10勝、地方通算成績14戦３勝。重賞ではプロキオンＳのほかに03年ガーネットＳ、04年サマーチャンピオン、05年さきたま杯、兵庫ゴールドＴを制した。福島競馬場で乗馬になる。

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トリリオンカットも乗馬に

	06年の朝日チャレンジＣ（Ｇ３）に優勝したトリリオンカット（牡７歳、栗東・音無厩舎）も現役を引退して、乗馬になることが決まった。10月20日付でＪＲＡの競走馬登録が抹消されている。ＪＲＡ通算成績は40戦６勝（うち障害１戦０勝）。繋養先は千葉県富里トレーニングファーム。

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マイルチャンピオンＳ、エ女王杯の外国選出馬

	ＪＲＡは10月18日、マイルチャンピオンＳ（11月18日、京都、Ｇ１、芝1600ｍ）、エリザベス女王杯（11月11日、京都、Ｇ１、芝2200ｍ）の外国選出馬を発表した。選出馬（マイルＣＳ３頭、エ女王杯１頭）は次の通りだが、エリザベス女王杯のミスティックリップスは予備登録を取り下げている。 ◆マイルチャンピオンＳ　ベクラックス（セン５、米）　クロッシングザライン（セン５、米）　ゲットファンキー（牡４、米） ◆エリザベス女王杯　チンクェチェント（牝６、豪）

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千葉直騎手が落馬骨折、松岡騎手は騎乗停止に

	10月20日の東京競馬第６Ｒで３位入線のキングオブハイシーは最後の直線で急に外に斜行してゴールデンヴィットの走行を妨害したため失格となった。騎乗していた松岡正海騎手（23歳、美浦・相沢厩舎所属）は10月27日から11月４日まで開催日４日間の騎乗停止。ゴールデンヴィットに騎乗し落馬した千葉直人騎手（21歳、美浦・成島厩舎所属）は病院での検査の結果、右上顎骨骨折と判明。しばらく入院することになった。腫れがひいてから手術を行う。

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ＳＪＴ第１ステージは荒尾の杉村騎手がトップ

	ＷＳＪＳの地方競馬代表騎手を選定する「スーパージョッキーズトライアル2007」の第１ステージが10月18日（木）、札幌競馬場（ホッカイドウ競馬）で実施され、第１戦で３着、第２戦で５着した荒尾の杉村一樹騎手がトップで通過した。第２ステージは26日（金）に名古屋競馬場で行われる。１～５位までのポイントは以下の通り。順位　騎手（所属）ポイント（１）杉村一樹（荒尾）23　（２）五十嵐冬樹（北海道）22　（３）岡部誠（愛知）22　（４）戸崎圭太（大井）21　（５）赤岡修次（高知）21

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