競馬ブックコーナー

現役引退

	・北村宏騎手ＪＲＡ通算500勝達成		・シーチャリオットが中央へ
	・メルシータカオー死亡		・ポルトフィーノ、筋肉痛で２歳Ｓ回避
	・赤木騎手が海外出張		・イクスキューズ秋華賞回避
	・スクリーンヒーロー骨折、菊花賞断念し休養へ		・天皇賞・秋に外国馬なし
	・ジャックサリヴァン辞退		・メイショウカイドウ、小倉競馬場で乗馬に
	・柴田善騎手が負傷		・武豊騎手騎乗停止
	・安藤勝騎手５年連続でＪＲＡ年間100勝達成		・コスモバルク、秋２戦目は芝で圧勝


北村宏騎手ＪＲＡ通算500勝達成

	９月29日の中山競馬第８Ｒで北村宏司騎手（27歳、美浦・藤沢和厩舎所属）はジェイケイセラヴィに騎乗して１着となり、現役で25人目となるＪＲＡ通算500勝を達成した。99年３月６日の初騎乗以来5820戦目。初勝利は99年３月14日、２回中山６日目第２Ｒでのタイキコンコルド（９戦目）。重賞では11勝し、06年ヴィクトリアマイルではダンスインザムードに騎乗してＧ１勝ちを遂げている。　北村宏騎手　ここまで順調にやってこれ、500勝を達成することができて嬉しく思います。これからもケガをすることなく一つ一つ期待に応えて、チャンスを掴んでいけるように頑張りたいと思います。

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シーチャリオットが中央へ

	ダーレー・ジャパン・レーシング（有）所有の05年南関東２冠馬シーチャリオット（牡５歳、船橋・川島正厩舎）がこの秋、中央に移籍することになった。ＪＲＡ馬主登録が認可されたダーレー・ジャパン・ファーム（有）が所有し、栗東の中竹厩舎に所属する。シーキングザゴールド産駒。05年の羽田盃、東京ダービーなど６勝。９月30日に地方競馬の競走馬登録が抹消され、10月１日に大山ヒルズに移動して入厩に備える。

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メルシータカオー死亡

	04年の中山大障害を制したメルシータカオー（セン８歳、栗東・武宏厩舎）が放牧先のＭＳ遠野（岩手県）で９月25日の運動中に骨折し、翌26日、安楽死の処置が取られたことが明らかとなった。通算成績は24戦４勝（障害では15戦３勝）。

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ポルトフィーノ、筋肉痛で２歳Ｓ回避

	エアグルーヴの仔で札幌２歳Ｓに出走する予定だったポルトフィーノ（牝２歳、栗東・角居厩舎）は９月26日の札幌競馬場での追い切り後に右トモに筋肉痛の症状が見られたため、同レースを回避した。近日中に北海道早来のノーザンファームに放牧へ。６月16日の阪神の新馬戦（芝1600ｍ）で５馬身差の圧勝を飾った後、休養していた。

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赤木騎手が海外出張

	赤木高太郎騎手（37歳、栗東・フリー）が９月27日、海外出張届を提出した。９月28日(金）から10月２日(火)までアメリカで過ごし、一旦帰国した後、フランスに向かって10月５日(金)から10月10日(水)まで滞在する。出張目的は競馬視察のため。現地での騎乗予定はない。

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イクスキューズ秋華賞回避

	クイーンＳ２着のイクスキューズ（牝３歳、美浦・藤沢和厩舎）は、疲れがとれないことから予定していた秋華賞（10月14日、京都、Jpn１、芝2000ｍ）を回避し、ビッグレッドファームへ放牧に出された。

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スクリーンヒーロー骨折、菊花賞断念し休養へ

	セントライト記念３着馬スクリーンヒーロー（牡３歳、美浦・矢野進厩舎）は９月27日、膝の剥離骨折が判明したため、菊花賞出走回避が決まり、北海道千歳市の社台ファームへ放牧に出された。年内は休養の予定。

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天皇賞・秋に外国馬なし

	10月28日の天皇賞・秋（東京、Ｇ１、芝2000ｍ）に予備登録していた英国のマルチディメンショナル（牡４歳）とシャンプリー（牡３歳）の２頭は選出馬とならず、このため今年の同競走への外国馬はなくなった。

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ジャックサリヴァン辞退

	武蔵野Ｓ（10月27日、東京、Ｇ３、ダート1600ｍ）の選出馬だった英国のジャックサリヴァン（セン６歳）は出走を辞退したため、同競走への外国馬の出走はなくなった。また、アルゼンチン共和国杯、福島記念、カシオペアＳ、オーロＣへの外国からの予備登録はなかった。

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メイショウカイドウ、小倉競馬場で乗馬に

	05年の小倉大賞典、北九州記念、小倉記念に優勝し、小倉３冠を達成したメイショウカイドウ（牡８歳、栗東・坂口大厩舎）が10月３日付で引退することになった。ＪＲＡ通算成績は41戦10勝。地方では２戦１勝。小倉競馬場で乗馬になる予定。

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柴田善騎手が負傷

	９月29日の中山競馬第１Ｒでプリモエンジェルは２角で故障を発症して転倒し、騎乗していた柴田善臣騎手（41歳、美浦・フリー）は左膝内側々副靭帯を損傷した。このため、同日の残り６鞍及び翌30日の８鞍すべてが乗り替わりとなっている。

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武豊騎手騎乗停止

	９月30日の中山競馬第５Ｒで２位入線のキャッツインブーツは、最後の直線で外に斜行し、その際に他馬の進路を妨害したとして４位に降着となった。騎乗していた武豊騎手には10月６日から10月13日まで開催日４日間の騎乗停止処分が下された。

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安藤勝騎手５年連続でＪＲＡ年間100勝達成

	９月30日の中山競馬第10Ｒ秋風Ｓで安藤勝己騎手（47歳、栗東・フリー）はタイキマドレーヌに騎乗して１着となり、自身５年連続５回目となるＪＲＡ年間100勝を達成した。今年のＪＲＡ年間100勝は、岩田康誠、武豊騎手に次いで３人目。　安藤勝騎手　中央競馬移籍後５年連続の年間100勝を達成でき、素直に嬉しく思います。Ｇ１ではたくさんの期待馬に乗せていただいていますので、これからも皆さんの期待に応えられるよう精一杯頑張ります。

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コスモバルク、秋２戦目は芝で圧勝

	９月30日に盛岡競馬場で行われたＯＲＯカップ（芝1700ｍ）に出走したコスモバルク（牡６歳、北海道・田部和則厩舎）は好位を引っ張り切れない手応えで進み、４角で先頭に立つと楽に後続を突き放して４馬身差の圧勝。単勝1.1倍の断然１番人気に応え、秋２戦目を勝利で飾った。同馬は宝塚記念11着のあと休養していたが、９月13日、旭川競馬の瑞穂賞（ダート2100ｍ）で復帰。緒戦は３着だった。

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