競馬ブックコーナー

ジョッキーマスターズを終えて

	・ウオッカが日本ダービーに参戦		・07年度の顕彰馬なし
	・ローブデコルテ英Ｇ１コロネーションＳ登録		・Ｑエリザベス２世Ｃ、アドマイヤムーンは３着
	・安田記念の予備登録馬		・崎山調教師通算300勝
	・大久保龍調教師は100勝		・鮫島良騎手ＪＲＡ100勝


ウオッカが日本ダービーに参戦　～牝馬の出走は96年ビワハイジ以来

	昨年の阪神ジュビナイルフィリーズの勝ち馬で、桜花賞は２着だったウオッカ（牝３才、栗東・角居厩舎）が５月２７日の日本ダービー（東京、ＧⅠ、芝2400ｍ）に参加することに決まった。鞍上は四位洋文騎手。牝馬のダービー出走はビワハイジ（96年13着）以来と成る。　角居師　ウオッカのダービーへの参戦は2歳の早い時期から頭にありましたが、阪神ジュベナイルフリーズをポンと勝てたことで、より思いが強くなりました。オーナーからは「決断は任せる」と言われました。ファンの方たちが喜んでくれるのなら大賛成とのことです。。

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07年度の顕彰馬なし

	07年度顕彰馬選定記者投票の結果が４月26日、ＪＲＡから発表された。選定基準である投票者数の４分の３以上（今年の場合は197名の４分の３以上で、148票以上）の票を得た馬はおらず、本年度の選定馬はなし。トップはエルコンドルパサーの135票だった。今回の選定対象馬は86年４月１日から06年３月31日に競走馬登録を抹消した馬。

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ローブデコルテ英Ｇ１コロネーションＳ登録

	６月22日にアスコット競馬場で行われる英Ｇ１コロネーションＳ（３歳牝、芝1600ｍ）にローブデコルテ（牝３歳、栗東・松元茂厩舎）が第１回登録をした。同馬は桜花賞４着後、５月20日のオークス（東京、Ｇ１、芝2400ｍ）に向けて調整されている。

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Ｑエリザベス２世Ｃ、アドマイヤムーンは３着

	ドバイから香港に転戦して４月29日、クイーンエリザベス２世Ｃ（国際Ｇ１、シャティン競馬場、芝2000ｍ）に出走したアドマイヤムーン（牡４歳、栗東・松田博厩舎）は３着に敗れ、国際Ｇ１連勝はならなかった。　レースは半マイル通過が50秒０のスロー。ムーンは後方２番手から３～４角で追い上げたが前を捉えることができなかった。優勝したのはドバイ遠征を自重して、ここ一本に照準を定めて調整されていた地元香港のヴィヴァパタカ。中団やや後方をロスなく進み、直線鮮やかに抜け出した。手綱を取ったＭ.キネーン騎手は先に行われたチャンピオンズマイルでも、スローの逃げに持ち込んで伏兵エーブルワンを優勝に導いており、“キネーン・デイ”となった。クイーンエリザベス着順勝ちタイム　2.01.9 １着（６）ヴィヴァパタカ　キネーン２着（２）1　３／４ヴェンジャンスオブレイン　デルペッチ３着（１）１／４アドマイヤムーン　武　豊４着（８）１／４サーアーネスト　コーツィー５着（４）１／２スシサン　シーア６着（３）1　３／４オラクルウエスト　マーウィング７着（７）１／２ヴァイタルキング　プレブル８着（１０）2　３／４シュプリームゲインズ　ホワイト９着（９）１ヴィヴァマカオ　ビードマン 10着（５）ハナセイハリ　ムルタ

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安田記念の予備登録馬

	安田記念（６月３日、東京、Ｇ１、芝1600ｍ）に予備登録を行った外国馬12頭が４月26日、ＪＲＡから発表された。・オーストラリア（１頭）　カジノプリンス（牡４）・香港（７頭）　エイブルワン（セン５）、ブリッシュラック（セン８）、ダウンタウン（セン５）、フローラルペガサス（牡５）、グッドババ（セン５）、ジョイフルウィナー（セン７）、ザデューク（セン８）・南アフリカ（１頭）　リンガリ（牡５）・ＵＡＥ（１頭）　ラッキーダンス（牡５）・アメリカ（２頭）　ジャイアントレッカー（牡５）、ポルトサント（牡４）

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崎山調教師通算300勝

	４月28日の新潟競馬第１Ｒでウエスタンダンサー（牝３歳）が１着となり、管理する崎山博樹調教師（56歳、栗東）は86年３月２日の初出走以来4604戦目にしてＪＲＡ通算300勝を達成した。現役73人目。重賞勝利はギャラントアローのスワンＳ（03年、Ｇ２）など10勝。　崎山師　馬主さんや厩舎スタッフのおかげでやっとたどり着けました。これからも１戦１戦頑張っていきたいと思います。

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大久保龍調教師は100勝

	４月28日の東京競馬第11Ｒ青葉賞ではヒラボクロイヤル（牡３歳）の勝利により、大久保龍志調教師(41歳、栗東)がＪＲＡ通算100勝を達成した。03年１月11日の初出走以来977戦目。　大久保龍師　馬主さん、厩舎スタッフ、牧場関係者など、私を支えてくれている皆様のおかげで100勝までたどり着くことができました。また、区切りの100勝を重賞勝利で迎えることができて、非常に嬉しいです。

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鮫島良騎手ＪＲＡ100勝

	４月29日の東京競馬第７Ｒでトーセンアーチャーが１着となり、鮫島良太騎手（20歳、栗東・松田国厩舎所属）は1288戦目でＪＲＡ通算100勝を達成した。重賞では１勝。　鮫島良騎手　こんなに早く100勝できるとは思っていませんでした。関係者の皆様に感謝します。これから減量がとれても今まで以上に勝ち星を重ねて、重賞も勝てるよう頑張ります。

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