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13年ぶり6頭目、無敗の桜花賞馬誕生 メジロオーロラ死亡
水野広騎手JRA100勝 竹本騎手の告別式
丹内騎手が初勝利    
 
13年ぶり6頭目、無敗の桜花賞馬誕生

 好素質馬が揃った第64回桜花賞(11日、阪神競馬場)は新馬戦、若竹賞、フラワーCを3戦全勝で臨み、1番人気に支持されたダンスインザムード(牝3歳、美浦・藤沢和厩舎)=武豊騎手(35歳、栗東・フリー)が後続に2馬身差をつけ、1分33秒6の桜花賞レコードで快勝。91年のシスタートウショウ以来13年ぶり、史上6頭目の無敗の桜花賞馬が誕生した。武豊騎手の桜花賞制覇はシャダイカグラ(89年)、ベガ(93年)、オグリローマン(94年)、ファレノプシス(98年)に続いて5度目(史上最多)。藤沢和雄調教師はクラシック初優勝となった。
 ダンスインザムードは3月30日に死亡したダンシングキイの仔で、菊花賞馬ダンスインザダーク、オークス馬ダンスパートナーを兄姉に持つ超良血馬。父サンデーサイレンスは3月14日にJRA通算1800勝を達成。今年の桜花賞には8頭を送り出しており、ダンスインザムードの勝利が重賞200勝目となった。

水野広騎手JRA100勝

 11日の中山競馬第12Rでサザンクロスビコーに騎乗して1着となった水野貴広騎手(31歳、美浦・フリー)は、今年の初勝利を挙げるとともに、91年のデビュー以来14年目でJRA通算100勝を達成した。2748戦目。なお通算100勝は現役92人目。
 水野広騎手 あと1勝からが長かったですね。ゴールに入った瞬間はホッとしました。これからも一戦一戦頑張ります。応援をよろしくお願いします。

丹内騎手が初勝利

 10日の福島競馬第2Rで丹内祐次騎手(18歳、美浦・清水美厩舎所属)はスピードタイガーに騎乗して1着となり、19戦目でJRA初勝利を挙げた。
 丹内騎手 早く勝ちたいと思ってイライラしていたので、すごくうれしいし、またホッともしました。いつも考え過ぎて良くないと思っていたので、前に行くことだけを考えてイメージ通りに乗ることができました。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。

メジロオーロラ死亡

 菊花賞と有馬記念優勝のメジロデュレン、菊花賞、天皇賞春(2回)、宝塚記念を制したメジロマックイーン兄弟を産んだ名繁殖牝馬メジロオーロラ(父リマンド、母メジロアイリス)が7日午前、繋養先である北海道洞爺村のメジロ牧場で老衰のため死亡したことが明らかになった。26歳だった。

竹本騎手の告別式

 3月28日の中山競馬第5R障害戦で落馬し、脳挫傷のため4月2日に亡くなった竹本貴志騎手(享年20歳)の葬儀・告別式が、6日正午から美浦トレーニングセンター厚生会館本館で竹本家、日本中央競馬会、日本騎手クラブの合同葬として、しめやかに営まれた。葬儀には関係者ら約400人が参列し、高橋政行JRA理事長、岡部幸雄日本騎手クラブ会長、友人代表として競馬学校同期の五十嵐雄祐騎手が弔辞を読み上げた。


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