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2004年度JRA開催日程決まる
〜桜花賞をマル外に開放、若手騎手限定レース実施〜 |
19日、2004年度のJRA開催日程が発表された。東西の金杯は例年通り1月5日。正月はこの日1日の開催で、祝日を含む2週目の10、11、12日が3日間競馬となる。有馬記念は12月26日。桜花賞がマル外に開放され、若手騎手限定レースが創設されるなど、主な変更点は以下の通り。日本中央競馬会創立50周年を記念して各種催しも行われる。
◆桜花賞をマル外に開放(2頭以内)……「平成12年度以降の国際化計画について」に基づき、桜花賞にマル外の出走枠(2頭以内)を設ける。これに伴い、桜花賞トライアルのフィリーズレビュー(G2)、チューリップ賞(G3)をマル混に変更。国内生産に配慮する観点から小倉記念(G3)、中京2歳Sはマル父限定戦に。
◆国際競走の増設……マイラーズC(G2)、CBC賞(G2)を外国馬に開放。
◆マル父限定重賞を縮小……ダンスインザダーク、フジキセキをはじめ、内国産種牡馬がリーディング上位を争うようになったことを考慮し、マル父限定重賞を縮小。カブトヤマ記念は福島牝馬Sに名称を変えてマル父→牝馬限定へ。愛知杯もマル父→牝馬限定へ。
◆朝日杯FS出走資格を牡・牝へ……朝日杯FSの出走資格を3歳クラシックと同じ牡・牝に変更(従来は牡・セン)。
◆若手騎手限定レースを編成……若手騎手の活躍の機会を広げるため、免許取得後6年未満、100勝以下の騎手を対象とした若手騎手限定レースを行う。
◆見習騎手の減量期間を拡大……見習騎手の騎乗環境を整え技術向上の一助となるよう負担重量の減量期間を拡大。▲=30勝以下(現行20勝以下)、△=31勝以上50勝以下(現行21勝以上30勝以下)、☆=51勝以上100勝以下(現行31勝以上100勝以下)。
◆9月20日(祝・月)に阪神、札幌で開催……中山は通常通り9月18日(土)、19日(日)に開催するが、阪神は9月19日(日)、20日(祝・月)に、札幌は9月18日(土)、20日(祝・月)に開催。
◆姫路競馬場のJRA場外発売を拡大……JRAのすべての開催日に姫路競馬場でJRAの場外発売を実施。発売単位は100円。払い戻しは原則として、場外発売の実施日とその翌日。
◆日本中央競馬会50周年記念事業……11月28日(日)にジャパンカップとジャパンカップダートを同日施行(JRAでは同日に2つ以上のG1を行うのは初めて)。過去の名馬を1年間に亘って競走名などで紹介。第2回函館、第1回札幌競馬の発走時刻を繰り下げるなど、創立50周念記念事業を実施。
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安藤勝騎手、年間100勝 |
22日(土)の京都競馬第12Rでシンデレラボーイに騎乗して1着となった安藤勝己騎手(43歳、栗東・フリー)がJRA免許取得1年目にして年間100勝を達成した。重賞勝利は高松宮記念、菊花賞のG1を含む10勝。
安藤勝騎手 こんなに勝てるとは思っていませんでした。ファンの皆さんのお陰です。今年はWSJSにも出場できるので、精一杯頑張ります。
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レディパステルが引退式 |
01年のオークス馬レディパステル(牝5歳、美浦・田中清厩舎)の引退式が22日昼、東京競馬場で行われた。同馬はオークス優勝時のゼッケン「13」を着用して登場、ファンに別れを告げた。同馬は翌23日、繋養先である北海道三石のケイアイファームに向けて出発している。通算成績21戦6勝。オークスのほか、中山牝馬S、府中牝馬Sで重賞勝ち。最後のレースは16日のエリザベス女王杯4着。
田中清師 一番印象に残っているのはやはりオークス。このような形で引退式を迎えることができるのは非常に名誉なことと思っています。
蛯名騎手 いつもゴールへ向かって諦めずに走ってくれました。その一所懸命な姿が子供たちにも伝わって欲しいですね。
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