菊花賞トライアル神戸新聞杯を快勝したゼンノロブロイ（牡３歳、美浦・藤沢和厩舎）の次走が、11月２日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋（Ｇ１、芝2000ｍ）に決まった。神戸新聞杯から天皇賞秋のローテーションは昨年のシンボリクリスエスとまったく同じになる。

　神戸新聞杯２着のサクラプレジデント（牡３歳、美浦・小島太厩舎）は、長距離に対応可能と見て菊花賞（10月26日、京都、Ｇ１、芝3000ｍ）に向かうことになった。3000ｍでのレース内容により、ジャパンＣ、有馬記念に向かうのか、今後の方向が見えてくる、と小島太師。

　４日（土）の阪神競馬第11ＲポートアイランドＳでマイネルモルゲンに騎乗して１着となり、武豊騎手（34歳、栗東・フリー）の今年の勝利数が150勝に到達した。翌５日（日）の中山競馬で５勝を加算して４回阪神終了時点で155勝。ＪＲＡ年間最多勝利178を記録した99年の同時期（131勝）を上回るペースだ。

　11月１日に京都競馬場で行われるスワンＳ（Ｇ２、芝1400ｍ）にイギリスのジャストジェームズ（セン４歳）が登録した。

　ＪＲＡは２日、富士Ｓの外国選出馬だったティラーマンの関係者から出走辞退の連絡が入ったことを発表した。また、武蔵野Ｓへの外国馬の登録がなかったことも明らかになった。

　2003年度のマチカネ公募馬名は「マチカネハナサソウ」に決定した。同馬は栗東・沖厩舎所属の２歳牝馬。血統は父スペシャルウィーク、母マチカネハツシマダ。公募馬名の採用者は大阪府の安達宏子さん。