第127回天皇賞を制覇したヒシミラクル(牡4歳、栗東・佐山厩舎)はこの後、6月29日の宝塚記念(G1、阪神、芝2200m)を目指すことになった。同レースには、天皇賞2着のサンライズジェガー、3着のダイタクバートラムも出走予定。ダイタクバートラムと同厩舎で天皇賞4着のツルマルボーイは5月31日の金鯱賞(G2、中京、芝2000m)に駒を進める。 なお、宝塚記念には昨年の年度代表馬シンボリクリスエス(牡4歳、美浦・藤沢和厩舎)も出走の構え。有馬記念を勝った後、放牧に出されていたが、10日に美浦トレセンに帰厩した。
北村宏司騎手(22歳、美浦・藤沢和厩舎所属)は11日、新潟競馬第10Rでマイネルサイプレスに騎乗して1着となり、JRA通算200勝を達成した。2430戦目。重賞では4勝。
北村宏騎手 いい馬に騎乗させてもらってきた結果だと思います。関係者の皆さんに感謝しています。ケガには気をつけ、またひとつひとつ大事に乗り、チャンスがあれば重賞に勝てるように、またG1にも乗せてもらえるように頑張ります。
11日の新潟競馬第7R(15頭立て)は1着アリゾナガール(10番人気)、2着メキメッサー(14番人気)、3着ゲイリーゼフィール(12番人気)で決着、3連複の払戻金は125万880円となった。これはJRA史上第3位となる高額払戻金。この3連複1−2−10は455通り中447番人気、的中票数は22票だった。なお、JRAの歴代最高払戻金は、今年3月23日の第3回中山競馬第6Rの3連複149万8110円。
6月8日に行なわれる安田記念(東京、G1、芝1600m)の外国選出馬に香港のオリンピックエクスプレス(セン5歳)が決まった。同馬は02年香港マイル、03年香港ゴールドCの勝ち馬。なお、参加交渉の最終期限は今月の15日となっている。
JRAは8日、米国のケント・デザーモ騎手(33歳)に平成15年5月10日から同6月9日まで有効の短期騎手免許を交付した。身元引受調教師は美浦の藤沢和雄調教師、身元引受馬主は駒井孝男氏。
10日の新潟競馬第7Rでユアライフスタイルが1着となり、同馬を管理する大江原哲調教師(50歳、美浦)はJRA通算100勝を達成した。1162戦目。
大江原師 100勝といって特に意識はしていませんでした。通過点といった感じですね。今後もこれまでどおりひとつひとつ積み重ねていって大きいところ(重賞)を狙えるように、厩舎一丸となって頑張っていきたいと思っています。
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