７日（土）の阪神競馬で武豊騎手（33歳、栗東・フリー）が特別３鞍を含む１日８勝を達成した。１日８勝はＪＲＡ史上初。海外ではパット・デイ騎手の１日８勝（84、89年、米国）、ランフランコ・デットーリ騎手の１日７戦全勝（96年、英国）などの記録があり、地方では、2001年に福山競馬場で渡辺博文騎手が１日７勝を遂げている。

武豊騎手　今日は有力馬が揃っていたし、達成できればいいなと思ってましたが、本当に達成できて凄くうれしいです。今まで１日６勝は何度かありましたけど、なかなか届かない数字でしたからね。こんな日がまたあればいいなと思います。今度は９勝を目指して頑張ります。

　オリビエ・ペリエ騎手（仏、29歳）は７日の中山競馬第11Ｒでマルタカサイレンスに騎乗して１着となり、1147戦目でＪＲＡ通算200勝を達成した。ＪＲＡ外所属騎手としては初。重賞ではこれまでに22勝。Ｇ１では５勝を挙げている。

ペリエ騎手　連勝で達成できてホッとしました。９年かけて積み上げてきたものなので、心の底から嬉しいです。これからも300勝を目指して、どんどん日本に来たいと思います。

　牧原由貴子騎手（24歳、美浦・フリー）が５日、美浦トレセン近くの光と風の丘運動公園駐車場で行なわれた「年末の交通事故防止県民運動出陣式」で、茨城県江戸崎警察署の一日署長を務めた。警察署長から委嘱を受けた牧原騎手は、白馬に騎乗してパレードを行なうなどして、交通安全をアピールした。

　来年３月デビュー予定のＪＲＡ競馬学校騎手課程19期生８名（ケガで１人欠場）による模擬レースが６日、中山競馬場ダート1200ｍで行なわれ、北村浩平君の騎乗したタックンが直線で追い込み勝ちを決めた。２着に高井彰大君が手綱をとったプロスパーシチーが入り、３着は加藤士津八君騎乗のマイターン。

　短期免許（有効期間12月７日〜３月６日）を取得したクリストフ・ルメール騎手（23歳、仏）が８日（日）の中京競馬第２Ｒで通算７戦目にしてＪＲＡ初勝利を飾った。同騎手の2002年騎乗成績(11月26日現在)は630戦52勝、仏リーディング12位。

ルメール騎手　大好きな日本で、多くの勝利を挙げられるようにしたいと思います。

　８日（日）の中山競馬第１Ｒは単勝９番人気グッバイマイライフが勝ち、２着は同14番人気ミネノパワフルで決着、馬単９−４の払戻金は60万3370円（240通り中179番人気）となった。これは従来の43万2080円を上回る馬単のＪＲＡ歴代最高配当。