今週の担当:望田潤 今月の担当予定:栗山求=7月3、4、17、18、31日、8月1日/望田潤=7月10、11、24、25日 |
七夕賞(G3) 福島・日曜11R 芝2000m |
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◎ワーケア 小回りで捲る競馬は得意 ワーケアは母方のデインヒルやアリダーが強く表現されたハーツクライ産駒だから、ルメールが「東京向きだから皐月賞をスキップしてダービーをめざそう」と提案する前から、東京よりも中山向きで差すというより捲りの馬だとずっと書いている。たしかに東京でしか勝っていないが、中山ではコントレイルとサトノフラッグとヴェルトライゼンデにしか負けていない。近3戦の凡走はすべて無視してここで狙う。ワンダープチュックは母がボールドルーラー4×4で、福島芝は[0-2-0-0]。平坦で時計がかかったときに大駆けしている履歴に注目。アールスターは夏馬らしく今週の調教がなかなか良かった。 |
今週の担当:望田潤 今月の担当予定:栗山求=7月3、4、17、18、31日、8月1日/望田潤=7月10、11、24、25日 |
阿武隈S 福島・土曜11R 芝2000m |
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◎エフェクトオン 田辺がイン差しを狙う エフェクトオンは母父カラトスがテューダーミンストレルやフェアトライアル血脈が強く、ディープ産駒でも小脚のきくタイプで、戦績どおり小回り内回りをコーナリングで差せるのが取り柄だ。先週の福島芝は特に日曜はイン有利が顕著だったし、ここは主戦の田辺がイン差しを狙ってくるとみて狙う。多少渋ってもOK。ハーツ勢は福島では差しにくいのではないか。 |

栗山求(くりやま もとむ)
1968年青森生まれ。東京育ち。大学在学中の89年に競馬通信社に入社し、血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務める。96年に『驚異の血統データ事典』(日本文芸社)を上梓。97年退社。現在は『netkeiba.com』『競馬王』、毎年春に刊行される『POGの達人』『競馬王のPOG本』などさまざまな媒体に寄稿するほか、グリーンチャンネル、JRAイベントにも不定期で出演中。10年に株式会社ミエスクを設立し代表取締役に就任。
血統・配合の総合競馬サイト「血統屋」
http://miesque.com/
「栗山求の血統BLOG」を毎日更新中。
http://kuriyama.miesque.com/

望田 潤(もちだ じゅん)
1966年京都府生まれ。育成牧場従業員を経て競馬通信社に在籍、そこで笠雄二郎著『日本サラブレッド配合史』の影響を強く受ける。現在はフリーで、競馬情報サイト『血統屋』『netkeiba.com』月刊誌「サラブレ』『エクリプス』などでレース予想やコラムを執筆中。大手馬主の配合アドバイザーも務める。
ブログ「血は水よりも濃し」も毎日更新中。
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http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo