久しぶりに味わう夏の中京競馬
今年は北海道の出張が札幌のみとなったので、7月最終週までは栗東で過ごすことに。それによって、週末は中京競馬場へ足を運んでいる。 ローカル時の月曜開催にはラジオ放送のため、過去2年は1日ずつ訪れていたが、本開催となると4年ぶり。本来なら他のTMと同様、土曜入りして一泊二日の出張を楽しみたかったのだが、人員の都合もあって日曜のみの日帰り出張。ただ、それでもいろいろとやりくりして、それなりに楽しんでいたりする。 内勤業務にいそしんでいる編集のTMもいるので、大きい声では言いづらいが、1週目は朝の調教取材を終えると(ベースとしてこの取材があるので土曜入りは出来ない仕組み。と言っても夏時間なので8時半頃にはすべて終了しているのだが)、手早く身支度をして埼玉へ。お気に入りのアーティストのコンサートを観に、さいたまスーパーアリーナまで出掛けた。割と早い時間の終演だったため、そこから名古屋に移動するのは十分可能だったが、新幹線代+週末のホテル代となると結構な費用がかかるので、夜行バスでの移動。翌朝6時に名古屋着というスケジュールだったが、直で競馬場へ行くにはさすがに早過ぎるのでスーパー銭湯に立ち寄り、軽く汗を流してから仕事へ向かうことに。最終レースあたりで疲れがドッと押し寄せたものの、帰りは自社の車に乗せてもらえたので問題なし。疲労感はあったものの、土曜の3連単狙い馬コーナーが的中していたこともあり、充実感もあった。 2週目は日曜朝の移動。前日に社内の人間を招き、家でそこそこな宴会をしたため、早起きするのがやや苦痛に。最寄り駅から始発に乗って行けば在来線でも十分間に合うのだが、ここはちょっと贅沢して新幹線で移動することにした。とはいえ、こんな朝っぱらからわざわざ指定席を取る必要もないかと感じ、高を括って自由席へ。すると予想外の大盛況で立ち移動を強いられることとなった。京都から名古屋へはたったの35分なので立っていても大したことはないが、名古屋駅には朝イチで東京へ向かう人たちがズラッと行列を作っていた。東京までの立ちはさすがにキツそうだなと感じつつ、自分はそそくさと下車。金山から名鉄に乗り換えて競馬場へ。1週目に比べると暑さが少しマシだったこともあり、一日仕事をしてもそれほど疲労感はなかった。ただ、帰りの車は後部座席で爆睡。起きた時にはもう栗東手前という状況だっただけに、豪雨の中を運転してくれていた西村TMには申し訳ない気持ちになった。 そして今週は3週目。宿泊代はもちろん自腹になるが、土曜入りして名古屋の夜を少しだけ楽しむつもり。春の出張の際に行った居酒屋で知り合った方と、再会を果たすことになっている。ただ、栄で週末となるとホテルも高いので、宿泊地は安城にした。まったく知らない土地なので、前後不覚に陥らないよう、飲み過ぎにはくれぐれも注意せねば。 中京競馬場で仕事をしていて思うのは、場内が非常に盛り上がっているなということ。テント状の屋根が結構前にせり出している分、歓声が反響しているのかもしれないが、2万人弱の入場者の割には阪神、京都と比較してもゴール前の歓声がまったく見劣りしない。むしろ、ちょっと上回っているくらいかも。これならフリーパスの日になっている中京記念デーは、結構凄いことになるかも。抽選会で中京コースがデザインされた可愛いレジャーシートが当たる可能性もあるので(3,000名だから当選確率も高め)、近畿在住の皆さんも中京競馬場を訪れてみてはいかがでしょう。 栗東編集局 青木行雄
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