今年もあと僅か
6週間に1度、当番が回ってくるこのコーナー。出張や競馬に関する大きな発表などがあればそれを題材にして書けるのだが、今回は本当に何もない。私のクリスマスのお楽しみイベントとは何なのか? そんなこと誰も興味がないだろうし、結局は無難に1年を振り返って、みたいな内容になってしまう(確か昨年も年末はこんな感じだったような)。
この歳になると、もう毎度のことだが、劇的に何かが変わったという1年ではなかった。いつものように年明けから3月下旬まではダブル開催でバタバタ。その間、1週だけあるシングル開催のタイミングで休暇を取り、年間で最大の楽しみと言っていい「真冬の北海道ツアー」へ。北の大地で英気を養って、ダブル開催後半戦に突入。まあ、無難にこなせたようには思う。
4月に入るとG1シーズンに突入するものの、西のダブル開催は終了しているので気持ち的にはひと安心。今年の春は休暇を取って、初めて開催中の新潟競馬に足を運ぶことができた。駅から遠いというのは難点だが(バスでも30分以上)、競馬場の観戦スペースは広くもなく狭くもなくといった感じで程よい大きさ。お客さんの数も程よく、滞在していて心地いい。福島に行けば中央は完全制覇となるのだが、かなり好きな土地でもあるので、来春もやはり新潟を訪れることになりそう。
そして夏は3年目となった北海道の通し出張。この件に関しては以前に結構しっかり書いたので、今回は軽く。他社TMとの交流がそれまでに比べると少なかったのは淋しかったが、一般の方で新しい知り合いができたりと、いいこともあった。ちなみに今週は函館で出会った大阪在住の競馬ファンと久々に再会し、食事する予定。やや緊張するが、お互い酒好きなので乾杯すれば何とかなるだろう。一層、馬券を頑張りたいところ。
出張が終わっての秋シーズン。西は2場開催が続くこともあり、ちょっと気が緩んでしまうのは確か。予想も低空飛行といった感じで、100%を超えていた回収率も貯金を使い果たし、90%台に落ち込んでしまった。それに比例して馬券の調子もサッパリ。余裕があれば秋の福島か新潟に行きたかったが、断念せざるを得なかった。
そしてアッと言う間に季節は冬。中京開幕で本紙予想も復活。倍のレース数を予想しなければいけないので大変は大変だが、その分、開催日の観る楽しみは増える。また、阪神開催時は土曜日の競馬場勤務がないので時間的な余裕ができ、いちファンに戻って競馬を楽しめる瞬間があるのもいい。
ライブチケットの抽選が連続して落選し、年末の予定がないのが残念。来年以降はしばらく12月28日開催が定着してしまいそうな雰囲気。年末休みが少なくなりそうなので、今からでも何か考えようかなあ、なんて思っています。
というわけで今年も平凡な1年を過ごしてしまったが、大きな病気や怪我がなかったのは幸い。今回は特に中身の薄い文章でスミマセン。また来年もよろしくお願いいたします。では、良いお年を。
栗東編集局 青木行雄
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