競馬ブックコーナー

『ジャパンＣ雑感』

5・6日号　発売中

	第35代ジャパンカップ馬ショウナンパンドラ

女王の座に就いたショウナンパンドラ

ジャパンＣを制す、京阪杯はサトノルパン、京都２歳Ｓはドレッドノータス

　フランスからイラプト、ドイツからイトウとナイトフラワー、イギリスからトリップトゥパリスの４頭の外国馬が来日した第35回ジャパンカップ。１番人気のラブリーデイが直線で先頭に立ったところを、鋭く伸びて捉えたのは４歳牝馬のショウナンパンドラだった。牝馬限定のエリザベス女王杯には目もくれず、昨年の秋華賞以来のＧⅠ勝ちを大一番で果たした。牝馬の強いジャパンカップの流れが甦ったといえるかもしれない。京阪杯はサトノルパン、京都２歳Ｓはドレッドノータスが制した。今週から開催は中山、阪神、中京に移る。第16回チャンピオンズＣ、金鯱賞、ステイヤーズＳ。