『注目の発表』
来週の月曜日に重要な発表が控えている。阪神の新監督でもなく、紅白歌合戦の出場歌手でもない。まして、私が結婚発表など、しようはずもない。それは来年の中央競馬の開催日割である。
そこで2016年のカレンダーを眺めながら、ちょっと予想をしてみることに。まず一番最初に気になるのは、オープニングの金杯をどこに持ってくるのかということ。基本は1月5日だが、今年は月曜だったため、1日前倒しして4日に。2009年にもあったので特に驚くほどではなかったが、来年の場合は5日が火曜。いくら何でも2日早めて3日からというのは考えづらく(法律を変えないと無理なのかも)5、6日の火、水曜にやるのか、それとも5日に初日だけを開催し、その週末の3連休を利用して2〜4日目(土〜月曜)をやるかのどちらかだろう。売り上げ面を考慮すれば、おそらく後者か。
最初が気になれば、やはり最後の有馬記念がいつかというのも気になるもの。ただ、これは12月25日でスンナリ決まりか。競馬法の改正で12月28日が「中央競馬を開催できる日取り」に加わったらしいが、まだ多くの人にとって平日となる水曜に持ってはこないと思われる。2019年が普通にいくと、21、22日の開催で終わり。28日が土曜なので、ここに1日だけの開催で持ってくるかも。まだまだ先の話ではあるが、何やら不気味。
関係者の多くが楽しみにしている、夏ケイバ。年々、期間が短くなっていくのを残念がる声が多い。実際、自分も札幌で地元の方に「6週間は短過ぎる」という意見をいただいた。とはいえ、ここは今年のパターンで固まってしまった感が強い。毎週、土、日ともに賑わっていた札幌競馬場を体感していただけに、もう少し長くても良さそうな気はするが……。函館、札幌、小倉、新潟、いずれも6週間になるのだろう。
個人的に最も気になっているのは、1〜3月の中京→小倉→中京の裏開催。ここ2年は開催が替わるタイミングで1週ずつのお休みウイーク(主場だけの2場開催)があったが、一昨年は地獄の10週連続開催だった。ここの日程はまだカッチリと決まっていない印象が強く、どうなるのかは蓋を開けてみないと分からないか。
ここは今年のパターンを継続してほしいもの。お休みウイークの週末に有給休暇を取り、何としてでも真冬の北海道ツアーに行きたいのだ(冬の恒例行事にしようと企んでいる)。どういう日割が発表されるのか? 何なら関西広報室での記者会見に足を運びたいくらいだが、内容によっては暴れてしまいそうなので、ドキドキしながらJRAのホームページを開くのだろう。
栗東編集局 青木行雄
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